2002年07月31日

木陰は20度の涼しさ

◎番外【炎天下の上高地】
7月29日(月)から31日(水)の3日間、国立健康栄養研究所の樋口満先生のご好意に甘え、穂高の梟山荘に連泊。有志4人が上高地を楽しんだ。
初日は穂高の美術館めぐりと日本一の生産量を誇る大王わさび農場の見学。
2日目は上高地大正池から河童橋を経て明神池を巡る林間ウォーキング。天気に恵まれ、穂高連峰がくっきり見渡すことが出来、木陰は20度の涼しさという絶好の一日。帝国ホテルでのコーヒーで優雅な気分に浸った。
3日目は梟山荘周辺の散策。有明紬で有名な天蚕センターや毎日温泉に入った町営しゃくなげ荘、ジャンセン美術館を巡り、午前10時に出立。昼過ぎには酷暑の東京に戻った。

Posted by taichiro at 19:23

2002年07月27日

鳩森八幡で富士登山

◎第229回【神宮前、代々木、新宿】 =約8㌔=
7月27日(土)、JR千駄ヶ谷駅からちょっと迷って集合場所の明治公園に着くと、フリーマーケットで大賑わい。真ん中の大きな木の下に集合する。
参加者42人は、午前10時、打合せとY.Tさんの体操をして猛暑の中を出発。鳩森八幡神社でAグループは元気に富士山に登る。神宮前2丁目、キラー通りを横断し、旧渋谷川歩道をちょっと歩き小さな路地を抜けて明治通りを渡り、東郷神社に入る。

東郷会館の池に鮮やかな花の島が浮かんでいて目を洗われる。東郷神社で小休止し、竹下通りを左、右、左としゃれた街並を進み,教会通りへ鋭角に曲がり、浮世絵の太田記念美術館を眺め表参道に出る。
神宮橋を渡り、代々木公園に入る。照り返しを避け木陰を選んで進む。バラの花が咲いている。先着組に習い、休憩所に寄ってアイスを買って息をつく。水分補給していると先着のAグループはさっさと出発。瞬く間に見えなくなった。
Bグループは旗持ちがバテ気味になってしまったので代々木八幡神社まで歩き、ここで解散。途中の線路沿いにある童謡「春の小川」碑=写真=の前で思わず歌詞を口ずさみ童心に帰る。
Aグループは、馬鹿正直にコースどおり、山手通、初台坂を上り、初台を越え、新国立劇場のロビーで涼み、元気を回復して、都庁の都民広場に到着、ここで解散した。そのあと都庁展望台に上る人や新宿の雑踏を目指す人、そのまま帰宅する人など、瞬く間に人影は消えてしまった。

Posted by taichiro at 19:21

2002年07月20日

バイキングで健啖振

◎第228回【神楽坂、根津、上野】 =約6㌔=
梅雨が明けた7月20日(土)午前10時、神楽坂の途中にある善国寺に集合したのは40人(外に2人)。猛暑の中で打合せもそこそこに体操も省略してスタート。神楽坂を下って外堀通りで飯田橋を越え、小石川後楽園に団体で入場。園内を見学した。
ここは江戸時代初期に造られた回遊式泉水庭園で、随所に中国の名所の名前をつけた景観が配され、都心にありながら雑踏を忘れることの出来る雰囲気がある。とくに桜、梅、欅、いろは紅葉、松、椎の木、サツキなど、樹木の手入れが行き届き、大樹に育っているため、爽やかな風が吹き抜けると、この暑さでも涼しく感じるから不思議だ。

約40分の散策のあと、本郷、根津を省略して後楽園から春日通を通って上野へ向う予定だったが、Aグループはうっかりそのまま壱岐坂通りを通ってしまい、遠回りして上野に向う。
上野では不忍池に立ち寄ってみたが、何と水面が見えないほど蓮の花の真っ盛り。大輪の蓮の花は太陽に映えてまぶしいほど咲き乱れ、池の中央にある弁天堂の木陰でしばらく休んだが、蓮の花に囲まれ、まるで仏様になったような心境。周りが水に囲まれ、木陰があり、土道だと天然のクーラー現象が生まれ、今日のような酷暑でも汗が引き、涼しく感じるものだ。
予約時間の12時30分に近くなり、ランチバイキングのアサヒ・ビア・エクスプレスに向う。すでに半数近くが集合、39人が揃い、バイキングの開始。いろとりどりの和洋中華何でもありの料理に群がり、約1時間、健啖振りを発揮した。一室借り切りのような形になっていて談論風発。楽しい一時を過ごすことが出来、会費1,000円を十分堪能して解散した。

Posted by taichiro at 19:20

2002年07月13日

工夫届く白亜の建物

◎第227回【高田馬場、早稲田、雑司ヶ谷】=約6キロ
7月13日(土)午前10時、戸山公園ジョギング広場に集合したのは41人。地元、国立健康栄養研究所の樋口満先生も駆けつけてくれた。打合せと体操の後、箱根山に向って歩き始める。
久しぶりの箱根山。これで3回目になる。頂上でしゃべる声は麓では丸聞こえとのこと。人の悪口などしゃべっていないので一安心。

続いて箱根山通りから馬場下町を通り、早稲田大学構内に入り演劇博物館を見学。エリザベス王朝のフォーチュン座を模して昭和3年に開館されたという新宿区の文化財。当時、坪内逍遥さんも現存され、先生の古希の祝も兼ねて建造された建物とか。廊下の板がピカピカに磨かれ、歩くと快い軋みの音がして貫禄十分。展示物の中に戦後間もない頃のストリッブ劇場まで触れられ親しみを感じた。
西門から外に出て水稲荷神社に向う。階段を下りて面影橋から宿坂通りに入り、途中、目白の由来となった目白不動を眺め、鬼子母神に到着。
境内にある大イチョウは高さ32.5メートル、樹齢600年といわれ、霊気を感じる大樹。木陰に佇むと強烈な太陽をさえぎってくれ、その涼しさは格別だった。
お盆参りで賑わう雑司ヶ谷霊園の中を縦断して雑司ヶ谷旧宣教師館に入る。明治40年に建築され、取り壊してマンション敷地になるところを地元民が反対して区役所が買い取り、旧資材をなるべくそのまま使って再建築されたもの。
職員の日頃の管理がいいせいか、佇まいはそのまま残り、19世紀後半のアメリカの郊外住宅の特色が見られ、質素な中にも合理的な工夫が随所に感じられる。暖炉の配置、ギロチン窓の仕組、回廊も部屋にした感覚、地下保存庫の冷気、ブルーベリーも実る庭の配置などよく出来ている。
ここから護国寺まで歩くが、日中の日差しは益々強烈になり、熱中症の心配をしなくてはならない状況。護国寺の本堂まで石段が続くがこれを登らない人も多数出てきたので、本日のウォーキング、ここで中断することに決定。解散した。

Posted by taichiro at 19:19

2002年07月06日

微笑ましい花嫁の姿

◎第226回【恵比寿から代官山】
 7月6日大雨の予報が外れ、曇り空の涼しい風が吹くありがたい天気になった。駒場野公園のデイキャンプ場は公園特有の青テントもなく、木蔭がいっぱい。ただしカラスは人間と違って我が物顔に住んでいるようだが、良い公園だ。定刻10時から打合せ。樋口先生の別荘を使わせていただく上高地ウォーキングの呼びかけをし、H.Wさん指導の体操をして早速歩き始める。本日の参加者は46名。

先ほど下車した駒場東大前駅を掠め線路に沿って歩き、右折。緩やかに登り、都立駒場高に沿ってくねくね歩き、石段を上って氷川神社に参拝、目黒富士を眺める。目のくらみそうな急な階段を降りて玉川通りから立体交差になって分かりにくい山手通りを右折、菅刈公園へ。去年完成したばかりの広々とした園内には、和室や西郷家ゆかりの展示室があり、復原された大名庭園を眺めてしばし休憩。ちょっと迷ったC班も到着した。
西郷山公園を横目に見て、旧山手通りのハイセンスな町並みを通り、猿楽塚を見物。信号を渡って今度は猿楽古代住居跡を見学。代官山は何時来ても若い人がいっぱいの町だ。代官山アドレスを右に見て東急東横線の踏切を渡る。恵比寿神社を抜けて恵比寿駅へ。駅横で恵比寿像=写真=を眺め、エスカレーターで駅構内に入り、今度は動く歩道に乗ってお馴染みの恵比寿ガーデンプレイスへ。続いてエスカレーターで下に降り建物を抜けて高層マンションの庭のように見える裏手の三田丘の上公園の階段を下り、白金へ向かう。高速の下をくぐると国立自然教育園の森が見える。松岡美術館を過ぎて外苑西通りを右折。プラチナストリートというしゃれた呼び名の通りを進む。目黒通りを渡って左折し、八芳園に到着。園内を見学させてもらおうとすると、今日は結婚式だから駄目だって! がっかりして通過し、明治学院で休憩。イギリスゴシック様式を基とした明治中期のチャペルで結婚式に遭遇。ウェディングドレスに身を包んだ花嫁。いつ見ても微笑ましい。
ラストの網代公園を目指して、桜田通りを一気に北上。12時30分、子供連れや若い人達がたむろする公園へ到着。軽く体操をして解散した。おそばを食べて、麻布十番駅から帰宅。ラストの早歩きと体操で疲れが少し軽くなったような気がした。

Posted by taichiro at 19:18