2008年06月28日

◎第525回 [喜多見駅から田園調布駅まで]

 6月28日(土)午前10時=約14㌔=
 小田急喜多見駅集合→次大夫堀公園→砧公園→馬事公苑→駒沢オリンピック公園→呑川緑道→田園調布駅解散

◎第525回「喜多見駅から田園調布駅まで」=約14 km =
 6月28日(土)午前10時、小田急線喜多見駅に集合したのは45人。広い駅前広場の一角で、連絡事項等打合せを済ませ、Nさんのリードで体操をしてカラダをほぐし出発する。
 スタート後、まもなく野川に突き当たり、川沿いに歩く。一旦世田谷通りに出て、雁追橋で野川を渡り、川沿いに歩いて次太夫堀公園に到着。次太夫堀は江戸時代の初期に代官・小泉次太夫の指揮のもとで15年の歳月を要して作られた農業用水路で、多摩川で取水して世田谷区、大田区の全長23 kmを流れ、六郷用水と呼ばれていた。現在はすぐ側の野川からポンプでくみ上げ、この公園内600mを流れる水路を作り小川、水田への水の補給等昔を再現させている。公園内には数件の古民家も移築され、一般に開放されていた。民家園を出て、多摩堤通り下のパズルトンネルに潜り、左折する。トンネル内の壁には卵から鳥が生まれてくるパズルのパネルが貼り付けられて、通る人の目を奪っていた。
 途中で世田谷通りに入り、きつい勾配の上り坂道が続く。仙川を横切り、東宝撮影所のある「東宝前」バス停、日大商学部前を通り、大蔵団地前で右折する。大蔵運動公園の中を抜け、砧公園に入る。  
 入口から見ると両側から樹木が迫り、緑のトンネルがずっと先まで続いて見える。樹木のトンネルの中は爽やかな涼しい風が通り、ホッと一息をつく。うっそうとした樹木のトンネルを抜けると急に明るくなり、両側に広い芝生が広がる。広大な芝生の中に家族連れ・2人連れがポツンポツン見える。休日ともなれば大勢の人が集まるのだろうが、それでも十分な広さがあると思う。この公園は元、ゴルフ場で、芝生・樹木・小川とすばらしい形で残されている。小川の吊り橋を渡り、世田谷美術館の脇を抜けて、やっと砧公園を出る。
 公園沿いに歩き、世田谷通りを横切り、馬事公苑の裏門側に着く。垣根沿いにぐるり半周し、表門より入る。公苑内は広く、いくつもの馬場があり、ちょうど競技大会を開催している馬場があった。スタンドの周囲の観覧席には200~300もの人が見物していた。今日参加のウォーカーも、弁当を広げ見物していた。カッコイイお姉さんの馬術競技姿を見つけたので、心の中で失礼しますとつぶやきながら1枚パチリとさせて頂く。余りノンビリもしてもおられないので、馬事公苑を後にして、次の目的地に向かう。
 馬事公苑を出て、しばらく公苑の垣根沿いに歩く。陸上自衛隊駐屯地前を通り、大山通りに当たり、信号を左折する。歩いていると歩道の傍らに、桜新町駅におりる階段の出入り口が誘うように大きな口を開けていた。この道路の地下を、東急田園都市線が走っている。(ここまで8kmも歩いてきたのだ。) 
 新町一丁目信号で玉川通りに当たり、駒澤大学前を通って駒沢オリンピック公園に入る。ここは昭和39年の東京オリンピック時の第2会場でバレーボール、サッカー、レスリング等々が行われ、日本選手が活躍した場所だ。(東洋の魔女達の活躍が特に記憶に残る。) 
 公園を出て直ぐに呑川駒沢支流緑道の入口に到る。川は暗渠化され、緑濃い並木道が続く。やがて呑川本流緑道に突き当たり、右折する。宮前小学校で緑道を離れ、住宅街の中を進む。ケニア大使館の前を通り、目黒通りを横断し、住宅街を抜け、繁華街に入ったと思ったら、そこは自由が丘だった。九品仏川緑道を通り、東急大井町線の踏切を渡る。
 最終ゴールの田園調布駅に向かってひたすら歩く。環八通りを横切り、大きな樹木の道路を進んで行く。お屋敷と呼べそうな閑静な住宅街を抜けると田園調布の駅前だった。ゴールでスタンプを押して貰い、帰宅する。

Posted by taichiro at 2008年06月28日 22:56