2007年11月03日

◎第493回[東京下町の歴史と文化を訪ねて]

 11月3日(土)午前10時、約7km 
 十条駅北口改札前付近受付→十条銀座商店街→清水坂公園集合(自然ふれあい情報館)→区立稲村公園→静勝寺→北区ふるさと農家体験館(旧松澤家住宅・休憩)→姥が橋延命地蔵→富士神社(十条富士塚)→演芸場通り→十条駅解散
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起伏に富んだ清水坂公園は紅葉の気配がもう感じられる。

◎第493回[東京下町の歴史と文化を訪ねて]
 11月3日(土)午前10時、十条駅北口改札前で受付を済ませ、十条銀座商店街の賑わいを通り抜け、清水坂公園に集合したのは、ゲストを入れて41人。起伏に富んだ公園の底で打合せを行い、体操は広場に出てのびのびと行う。背景は紅葉の気配がすでにあり、自然ふれあい情報館の建物とよくマッチしている。
 スタートから区立稲村公園までの道筋、くねくねと右左に曲がりくねっていてしかも上り坂。もう息が上がり始めたが、メンバーはどこ吹く風かと見えるようにすいすい歩いている。この公園も起伏をうまく使って素晴らしい見晴らしがあったが、これは講談社の創立者、野間清治さんの別邸跡とのこと。
 続いて静勝寺に向かう。このお寺、太田道灌が築城した稲付城の跡地とのこと。先日、太田道灌ウォークの際、シンポジウムで話を聞いた高崎忠道さんが住職をしているお寺だった。不思議な縁を感じながら太田道灌坐像に見入った。
 今度は北区ふるさと農家体験館のある赤羽自然観察公園に向かい、ここで休憩する。旧松澤家住宅は、浮間地区にあったものを移築復元したもので、縁側に座り込み、庭を眺めていると落ち着きが戻り、豊かな気分になってくる。そういう日常がかつて当たり前のことだったのに今では、それが非日常の出来事になっている。
 西門を出ると目の前が大通り。交通の激しい現実世界を南下。左手に赤羽商業高校、国立スポーツ科学センター、右手に国立西ヶ原サッカー場、産業技術研究センターがなどの大きな施設が並立している。環七を渡った左手に姥が橋延命地蔵が約300年前から建立され、今も信仰を集めているのが面白い。
 十条仲通商店街を抜け、十条富士塚のある富士神社に立ち寄り、演芸場通を歩き、ゴールの十条駅前で恒例のメダルをいただき、無事、解散した。

Posted by taichiro at 2007年11月03日 10:34