2001年10月20日

透明な湧き水を口に

◎第191回【お鷹の道すすき見コース】
 (第5回京王沿線ウォーク)
 10月20日(土)9時30分、京王府中駅に集合したのは43人(健康センター応援者を含む)。初めて集合時間の始りから集まってみたが、受付の人だかりはすでに激しく、長い行列ができていた。20分ぐらいかかって出発。

馬場大門の素晴らしいケヤキ並木は、野鳥の絶好の暮らし場所らしく、百舌やヒヨドリの鳴き声もけたたましかった。寿中央公園で打合せと体操。ウォーキングの前後にはよくストレッチ体操をするべきだと物の本には書いてあるが、実際のウォーカーで実施している人は意外に少ない。
北府中公園を通り抜けると府中刑務所の高い塀が続く。中の様子はどうなの? って聞いてみたが、流石に周りには答えてくれる人はいない。
武蔵野線をくぐり国分寺尼寺跡に着く。造成中らしく、いまはただだだっ広い広場という感じで面影も見えない。黒鐘公園もその跡地の一つと見られ、横の土の道は鎌倉古道とか。「いざ鎌倉!」と駆けつける兵どもの足音を夢想してみるが、どうもはっきりしない。
陸橋を渡り、いよいよ本日の目玉、国分寺薬師堂に上から入り、階段を下りて楼門に出た。目の前に国分寺本堂があり、万葉植物園が併設されていた。ここで暫時休憩。珍しくAグループが散策気分で最終到着。今日は婆グループだと自嘲していた。
音に聞こえたお鷹の道は小さなせせらぎに沿っていた。その源泉といわれる真姿の池湧水池を見てきたが、透明な湧き水、思わず手で掬い口にあててみたが、冷たくて味がいい。そのそばにあった採れたて青果の直売店には人がたかり、周りのススキはすでに秋の深さを示していた。
東八道路を少し歩いた後、東京農工大学の正門前を通り、府中公園にたどり着く。何か行事があるらしくテントの準備や屋台が出ていたので、中を通ってみたが、午後から始まるとのこと、特に興味のある話もなかったので、そのままゴールの府中駅に向かい、記念品に靴用乾燥剤「パワフルドライ」を頂き、正午前、解散した=約10㌔=。

Posted by taichiro at 2001年10月20日 00:27