2001年06月16日

雨上りの紫陽花映ゆ

◎第174回【平山城址公園から紫陽花めぐり】
(第3回京王季節の花めぐり)=約10㌔=
 6月16日(土)10時、平山城址公園駅に集合したのは52人。久しぶりにCグループは全員揃った。
受付を済まし、早速歩き始める。前夜来の雨で道はぬかるみ、前途が思いやられる。宗印寺から都立平山城址公園までの道筋は細く、一人ずつしか通れないため、渋滞を起こし、しばしば立ち止まってしまう。ここで体操。

多摩テックの外周をやっと通り抜けたと思うと今度は多摩動物園の外周を通ることになる。バス道に出るが、コースは山道のほう。階段を上りきり、そこから先が難所。道幅は結構あるのだが、ぬかるみの中での坂道は歩ける状態ではない。
木柵につかまったり、脇の草の中に入ったりして何とか歩いたが、最後のあぜ道から本道に入るところで、とうとう滑って仰向けに倒れてしまった。幸いリュックの厚さと腰に巻きつけたヤッケのおかげで、身体的な傷はなかったが、首筋が若干鞭打ち症。仲間の助けを借りてしばらく休んだだけで歩くことが出来た。
猿だろうか、けたたましい悲鳴が聞こえ、何やら闘争をしているらしいが、金網が張り巡らされ、その上、ちょうど目の位置辺りは目隠しがつけられて中の様子がよく分からない。動物を見たいなら入場料を払って、という意味があるのかもしれないが、動物にとっても気味の悪い人間の目が気になるのかもしれない。
南平丘陵公園の入口で昼食。リュックについた泥は無残。これでは電車に乗せてもらえそうにない。鳥と緑の国際センターを横目に見ながら鹿島台公園にたどりつく。ここから先は高幡不動尊の境内で紫陽花の名所。どこに紫陽花があるのかと疑いながら歩いたが、88の地蔵尊とともに同居する色とりどりの紫陽花は雨上がりのお日様に照らされて見事なできばえ。迷路のような遊歩道は人込みで混雑を極めていた。
やっと下界に降りた感じで高幡不動尊の洗面所でリュックとお尻の泥を洗い流し、無事ゴールの高幡不動駅に到着。完歩記念品をもらい、解散した。

Posted by taichiro at 2001年06月16日 23:52