2002年04月20日

見事な芝桜丸で絨毯

◎第215回【羊山公園と芦ヶ久保果樹公園村訪問】
 4月20日(土)、高田馬場から乗り換え乗り換え、約2時間かけて午前11時4分、西武秩父駅に到着した。もう先着組がいた。本日の参加者は44人。駅前で打合せと体操をして出発。下見もしないで簡単な地図を頼りに歩き始め、早速、まっすぐ行くところを右に曲がってしまい、少し遠回りして牧水の滝にでる。案内板に導かれて西武線をくぐり、羊山公園の芝桜を求めて歩く。うんざりし始めた頃、前方で歓声が揚がる。ピンク色が見え、目的の芝桜が一面に広がった。早速座り込んで芝桜を観賞しながら、昼食にありつく。白や赤のじゅうたんが丹精こめて育てられているのには感心したが、その香りにはちょっと閉口。

コースを短縮して、牧水の滝から直接法長寺に向う。姿の池を右にまわり、横瀬駅を過ぎ、明智寺に参り、7番の法長寺を過ぎ、迷いながら6番のト雲寺に着く。
ここからはハイキングコース。どこまで続くか分からないけれど戻るわけにもいかず、上るしかない、と、延々と山道を登る。声も出なくなった頃、上からの声に釣られて上り切ると、ぱっと視界が開け、涼風が吹き抜けた。やっと人心地つく。牧場で数人が仕事していた。「高原パーク横瀬」を確認して、あしがくぼ果樹公園村を目指す。車が通れる林道を少し行くと「→芦ヶ久保駅」の案内があったので、それに従い細い道に入る。まもなくすごい下り坂になり、小川を渡り、また上ると、突然緑色の大仏が出現。ここはどこと戸惑っていると、電車の音が聞こえた。もう、駅の近くまで来ていたわけだ。とにかく駅に向う。これまたすごい下りで、靴の先が詰まって痛い。それならと後ろ向きに下りてみたらこれがいい感じ。ふくらはぎが伸びてストレッチしているよう。
果樹公園等への案内板を振り返り、また下る。白ひげ神社に着くと、駅は川むこうの高いところにあった。横瀬川を渡り、また急階段を上って、やっと芦ヶ久保駅に到着。大きな案内図で「風の道」という別の道で下りて来たことを知った。途中でアイスクリームを食べてきたグループがいて、羨ましがっている人もいた。特急電車は満席で、ほとんど急行で帰った。Cグループは横瀬駅から特急に乗ったとか。花と新緑と涼風の秩父ハイキングだった。=約12㌔=

Posted by taichiro at 2002年04月20日 17:51