2007年12月08日

◎第498回A[風林火山ゆかりの地を歩く「松姫が眠る初冬の八王子」]

 12月8日(土)午前10時、約8km 
 八王子駅受付→本立寺(毘沙門天)→伝法院(恵比寿天)→金剛院(寿老人・福禄寿)→八王子郷土資料館→信松院(布袋尊)→善龍寺(走大黒天)→千人同心屋敷跡碑→了法寺(新護弁財天)→吉祥院(吉祥天)→西八王子駅解散
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日本三大並木の一つ、甲州街道の銀杏並木

◎第498回A[風林火山ゆかりの地を歩く「松姫が眠る初冬の八王子」]
 12月8日(日)、京王八王子駅から大通りをちょっと歩くと、JR八王子駅に到着。南口で受付したのは19人。午前10時、早々に出発する。
 右折して南大通を進むと、大きくて立派な銀杏の木があり感嘆していると「いちょう公園」だった。本立寺(毘沙門天)へ入って抜け、中央線の踏切を越え、伝法院(恵比寿天)を覗き左折。八幡町を左折して、また踏み切りを渡り、金剛院(寿老人・福禄寿)へ。向かいに念仏院の時の鐘が聳えていた。再び南大通へ出て、八王子郷土資料館を眺め、松姫通の角に建つ信松院(布袋尊)へ。武田信玄の姫である松姫尼公の墓がある。武田家滅亡の後、姫は八王子に逃れ、仏門に帰依してこの地に庵を建て56歳で没したそうだ。青い屋根に白い壁、その上に望楼があって不思議な建物だ。地元のボランティアがいろいろ説明してくれていた。
 少し戻って小学校を左折、またまた踏み切りを渡って八王子宿建設や千人同心の組織化に尽力した大久保長安陣屋跡の産千代稲荷神社を覗く。ここの銀杏も黄金色に輝いていた。
 賑やかな甲州街道に出て左折、秋川街道へ右折する。善龍寺(走大黒天)、善能寺を過ぎ、元本郷町を左折、ホンダの面白い三輪車を眺め、陣馬街道との追分へ。追分町交差点の歩道橋に上がると日本三大並木といわれる甲州街道の銀杏並木が黄金色にずっと続いていた。八王子千人同心屋敷跡碑がなかなか見つからず、やっと見つけたところには大きな石碑が建っているだけだった。了法寺(新護弁財天)を過ぎ、馬場横丁の碑を左へまがり、宗格院をすぎると南浅川の土手へ出た。土手の草むらでお弁当を開いている人、堰で釣をする人、と小春日和の川原はのどかな時間が流れていた。さつき橋で対岸へ渡り、龍泉寺でたわわに実ったかりんの木を眺め、吉祥院(吉祥天)への坂を登る。十数体の仏像が整列しておられたり、高尾山のからす天狗が居られたり、吉祥院は西八王子の町が一望できる高台にあった。大勢のウォーカーに交じって山を下り、睦橋で南浅川を渡る。
 甲州街道を左へ曲がり千人町から右折して駅前の商店街に入ると、時ならぬジャズのお出迎え。地元大学生だとか。ゴールでバッジと綿棒絆創膏セットをいただき、解散。約8kmとのことだったが結構長く感じた。八王子駅まで一駅JRに乗って、京王八王子から帰途に着いた。

Posted by taichiro at 2007年12月08日 14:32