2004年11月07日

◎第342回[近藤勇の故郷に出陣] =約10キロ=

10月30日(土)午前10時
調布市郷土博物館(京王多摩川駅徒歩5分)集合→若宮八幡神社→西光寺→近藤勇生家跡→龍源寺→国立天文台→深大寺→神代植物公園解散 

◎第342回[近藤勇の故郷に出陣] =約10キロ=
10月30日(土)午前10時、調布市郷土博物館に集合したのは、42人。生憎の雨天で室内で打合せ。新潟中越地震の義捐金を募ったところ、他ですでに寄付をされた方を除いてほとんどの方が応募=別稿参照=。雨のため体操を省略して出発した。
若宮八幡神社に向う。この神社は近藤勇の氏神様。戦勝祈願したといわれている。続いて西調布駅を越え、西光寺に入る。山門の左側に勇の坐像が置かれ、境内には十一面観世音菩薩像が柔和なお顔で立っていらっしゃったが、よく見ると頭髪の部分に十面のお顔。不思議な雰囲気だ。

『秋雨に 濡れる「勇」の 貌険し』 利

旧甲州街道をしばらく歩き、右折して歩幅が十分ある歩きやすい歩道橋を渡ると、そこは味の素スタジアム。調布飛行場の南端に建設されたサッカー場だ。この下で休憩。スタートで出来なかった体操もここでする。
巨大な飛行場跡にこの公式サッカー場や少年サッカー場、同野球場など運動設備が西側に出来、東側は養護学校や福祉施設が出来、その真中に直線的な広い道路が出来ている。その北端は武蔵野の森公園。未だ建設途上だが広々としている。
高台に上ると現在の調布飛行場が見える。セスナ機やヘリコプターの基地になっているようだ。各都道府県の石が展示されていたが、東京の石は何とこの地で採取された石だった。
人見街道と野川公園の入口が交差するところに近藤勇生家跡があり、その少し先が菩提寺になっている龍源寺だった。ここにも勇の胸像があったが、この顔は神経質そうで頬骨が出っ張り怖い顔をしている。
野川を越え細くて木段になった道を辿り畦道を歩き、国立天文台の裏門に入る。大木が古色蒼然と林立し、一見別世界に入り、時間が止まったような敷地内。受付を済ませて東大の学生から案内を受ける。第一赤道儀室、アインシュタイン塔、大赤道儀室と案内されたが、いずれも現役から引退した80年から70年ぐらい前に建造されたものだ。木造の屋根だったり、錘の原理を利用して動かすものであったり、今では想像のつかないカラクリの原理が働いている。林内の注意事項に「蚊、蜂、蛇などに注意」とあり、いかに世間離れしているか、よく分かる。
雨が激しくなり、正門からわき道に入り、造園栽培をしている生産緑地の中を抜けて神代植物公園正門前に出て、ここで解散した。 

Posted by taichiro at 2004年11月07日 09:36