1999年12月11日

98.逆走赤穂浪士帰還の道

12月11日午後1時、泉岳寺にこれ以上出来ない若造りで参加。
銅像前の集合写真は顔だけ収まりスタート。
聖坂から義塾までは下りだけに軽やかに進み、東京タワー下の通称もみじ谷に踏み入り感激あり。大木の下に隠れていた紅葉の老木が、大木の葉が落ちたあとの冬日の中で、この師走に真紅に燃え盛っており、小滝の水しぶきもあり、落葉のクッションも心地よく、素敵なかくれ小道である。

愛宕神社の急な石段をのぼると、古式ゆかしい神前結婚式が挙式中で、耳目の保養も出来た。
あとの銀座通りのジグザグ行進は距離以上に疲れる。
築地に出ると姿変らぬ聖ロカ病院の教会塔が目に入る。23年前、私が九死に一生を得て感謝の祈りをし、その後、父と姉二人の回復の奇蹟を祈ったが、通じなかった頃が思い出され、センチになるスポットである。
ここからはワンマンウォークで隅田川沿いを歩き、永代橋でメンバー30名余りを見たのもつかの間、前年に比べ極端に少ない12~3名を追って両国まで完歩。待っていていただいた5名と、森下でようやくコーヒーブレイクして解散。久しぶりの始末記となる。    [T.H 記]
=参加者51名=

Posted by taichiro at 1999年12月11日 15:24