北の丸公園から田安門を出ると、右に牛が淵、左に千鳥ヶ淵があるが、随分水位が違う。田安門は土手で九段坂と繋がっていた。北斎の浮世絵に九段坂が描かれていて、構造がよく解った。千鳥ヶ淵の水門から牛が淵に流れ落ちる辺りにアオサギがじーっと立っていた。白鷺も居た。魚を待っているのだろうか・・・。
気になったのは、水路以外の石垣からも水が流れ出していたが、ひょっとして土手が崩れるんじゃないだろうかと・・・。杞憂だといいが。[KM]
29年9月23日(土)午前10時 =約7㌔=
九段下駅→昭和館二階広場(集合)→千代田区役所→清水門→北の丸公園(小休止)→田安門→靖国神社(小休止)→白百合学園→九段中前→早稲田通り→東京大神宮→飯田橋駅前→外濠公園→新見附橋→市ヶ谷駅前→四ツ谷駅(解散)
九段下駅4番出口を出ると目の前が昭和館。二階広場に集合したのは39人。次週は八王子と白金台の2コースになっているため、希望者を募ったところ、八王子希望は12人だった。
閉鎖されている九段会館、千代田区役所を眺めながら清水門=写真=から北の丸公園に入る。この清水門は万治元年(1658)に再建された貴重な遺構で、幅広い石段や瓦礫に囲まれて歩きにくい上り坂になっている。上り切った芝生にステッキをついた吉田茂像が建っていた。かつての印象では6頭身のようだったが、この銅像は8頭身で実に優雅だ。
この公園に小さいながらちゃんとした滝と流れがあるのを初めて知った。
その後、日本武道館を眺め、田安門で北の丸公園を後にして靖国神社で小休止した。白百合学園や九段中学校を通り、早稲田通りを右に曲がって、東京大神宮に立ち寄った後、飯田橋駅前で一次解散。元気な会員は外濠公園、新見附橋、市ヶ谷駅前を歩き、四ツ谷駅前で解散した。