2016年10月29日

蘇峰公園と山王草堂

10年以上前に来た「山王草堂」は、「カタルパの小径」など程よく整備されて、心地好い公園になっていた。徳富蘇峰は勝海舟の教えを受けた! 徳富蘆花は弟だ! と知る。
カタルパは同志社の創立者新島襄から贈られたアメリカ産の落葉樹。珍しい木で、6月ごろ香りのよい白いベル状の花を付け、秋にサヤエンドウのような実を付けるのだそうだ。その頃また見に来たいものだ。
蘇峰公園IMG_3767 - コピー.JPG

Posted by taichiro at 21:33

◎第942回[大森から馬込文士村散策]

28年10月29日(土)午前10時=約6㌔=
天祖神社(集合)→大森駅中央改札前(受付)→文士たちのレリーフ→馬込文士村資料展示室(山王会館)→龍子記念館→馬込桜並木通り→熊谷恒子記念館→大田区立郷土博物館(休憩)→萬福寺→馬込自然林区民緑地→蘇峰公園→山王草堂記念館→尾崎士郎記念館→ジャーマン通り→大森駅(解散)
ペンタスIMG_3718.JPG

大森天祖神社に午前10時、集合したのは44人。急階段を上った会員は約半数。それもほとんどは手すりにすがっている。上から眺めていると時代を感じる。打合せの後、大森駅で受付を済ませ、池上通りを歩く。交通量の多い通りの途中、朱色と桃色の可憐な花=写真=に出会う。帰宅後、パソコンで調べてみると「ペンタス」という花らしい。
馬込文士村資料展示室に入る。写真と原稿用紙。各作家の筆跡を眺めていると、何となく同じような感じ。万年筆で太字。推敲の跡があり、苦労がよくわかる。今はほとんどワープロで書くため、推敲の跡など辿れない気がする。
龍子記念館、馬込桜並木通り、熊谷恒子記念館、と巡り、大田区立郷土博物館で休憩。その後、萬福寺、馬込自然林区民緑地と歩き、蘇峰公園で一息つく。ここは徳富蘇峰の住居跡で、入り口には2本の大きな銀杏の木がそびえ、園内には松、クヌギ、梅、カタルパ、紫陽花などが植栽されているが、今の季節、華々しくなくひっそりとしていた。
山王草堂記念館、尾崎士郎記念館、ジャーマン通り歩き、スタートの大森駅で解散。お昼に向かった。

Posted by taichiro at 18:15

2016年10月22日

◎第941回[文の京でふれる歴史と文化]

28年10月22日(土)午前10時=約10.5㌔=
礫川公園(集合)→文京シビックセンター→文京ふるさと歴史館→かねやす→東京大学赤門→白山神社(休憩)→文京区立森鴎外記念館→根津神社→旧岩崎邸庭園→湯島天満宮→東京都水道歴史館→小石川後楽園→水道橋駅(解散)
赤門IMG_3661.JPG

午前10時、礫川公園に集合したのは、46人。毎週、天気予報では土曜日は崩れやすい天候になっているが、GNPのためか、雨具を用意しても使わないで済む。本日もウォーキングには絶好の日和。簡単な打合せの後、文京シビックセンター1Fで受付を済ませ、スタート。文京ふるさと歴史館、「本郷もかねやすまでは江戸の内」の川柳で有名な「かねやす」から本郷通に出て、東京大学赤門=写真=から構内に入り、淡い紅葉に彩られた三四郎池を眺める。
追分一里塚跡から左折。白山神社で休憩。続いて向丘2丁目にある瑞泰寺。入口では珍しく狛犬ならぬ、狛象が阿吽の構えで参詣人を迎えていた。
A班に交じって歩いていたが、とうとう足の疲れを覚え、文京区立森鴎外記念館に立ち寄り、座り込む。2階の図書室には当時の文芸作品初版の復刻本が飾られてあったので、その内、「吾輩は猫である」を紐解いてみる。すでに読んだつもりになっていたが、内容は全然違う。しかも本は上、中、下に分かれ、大変な長編。
ついつい読み耽って1時間ぐらい熱中してしまった。上巻だけ読み終えて時計を見るとすでに正午。その昔、図書室に籠って授業をさぼった記憶が蘇る。あとの根津神社、旧岩崎邸庭園、湯島天満宮、東京都水道歴史館、小石川後楽園を省略して、シルバーパスを利用して帰途についた。 [TM記]

Posted by taichiro at 11:58

2016年10月21日

大森駅北口のススキの花

大森駅のススキIMG_3625.JPG
間違って大森駅北口に出てしまい、さて、西口へはどう行けばいいのかとうろついていたら、ススキの花が咲いていた。初めて来たさびれた駅前で、保育園児のお散歩を見送り、キラキラと金色に輝くススキの花に逢えて嬉しくなった。KM

Posted by taichiro at 11:50

2016年10月15日

◎第940回[原宿駅界隈を巡るウォーキング]

28年10月15日(土)午前10時=約10㌔=
神宮橋(集合)→山手線原宿駅竹下口→宮廷ホーム・大門前→東郷神社→竹下通り→太田記念美術館→表参道けやき並木→ネスパス(表参道・新潟館)→根津美術館→表参道(休憩)→代々木公園→明治神宮→原宿駅(解散)
原宿駅IMG_3584.JPG

間もなく改築される原宿駅=写真=横の神宮橋を集合場所にしたが、青空の下、日差しが強く、場所を移して木陰に集まった45人で打合せ。相変わらず若者が集まっている竹下口で受付を済ませ、幻の宮廷ホームを塀越しに眺めて東郷神社に向かう。鳥居だけ眺めて、今度は「国芳ヒーローズ水滸伝豪傑勢揃い」展を開催している太田記念美術館の看板だけ見て見学した気になって、表参道ケヤキ並木を歩く。根津美術館は健脚組に任せて、歩道橋を渡り、キャットストリートに入る。このストリート、ウインドショッピングには絶好の楽しさ、奇抜なレイアウトが目を惹き、実際のショッピングがなくても十分だ。
続いてNHK放送センター前から代々木公園までの幅広い遊歩道で様々な催し物が開催されていた。まず秋田米フェスティバル。地酒や比内地鶏の親子丼など試食をさせてくれる。次いで納豆フェスタ。ここでは青鬼、赤鬼のなまはげが場内を練り歩く。納豆汁のおもてなしに長い行列ができていた。「JAPANESE-INDONESIAN FRENDSHIP FESTIVAL」と銘打った友好行事。インドネシアの美男美女が正装した姿で華麗な踊りを披露していた。このあと、代々木公園を散策して原宿駅にゴール。帰路についた。

Posted by taichiro at 14:29

2016年10月08日

◎第936回[芭蕉旅立ちの地を巡る 川の手歩き]

28年10月8日(土)午前10時=約8㌔=
南千住駅(集合)→松尾芭蕉像→延命寺・小塚原刑場跡→都電荒川線三ノ輪橋停留所→荒川ふるさと文化館→素盞雄神社(休憩)→矢立初めの芭蕉像→千住神社→勝専寺→安養院→千住街の駅→北千住駅(解散)
素戔嗚神社富士塚IMG_3510.JPG

常磐線南千住駅西口札前でJR受付、地図を貰い、雨を避けて通路に43人がたむろし邪魔にならないように集合、早めに出発を促す。駅前の松尾芭蕉像は細面、足立市場前の芭蕉像はふっくら。ほんとは、どんなお顔をされていたのかな?
東日本大震災で左腕が落下した首切地蔵は修復され、以前のお姿に回復されていた。
素盞雄神社の富士塚=写真=を見上げていると、けたたましい雀のケンカ。そこへスーッと猫が現れ、植え込みの中へ追いかけていった。……二羽とも食べられたのだろうか。
瑞光石の碑の前に、「日本鳴く虫保存会」による「松虫」と「クツワムシ」が展示されていた。クツワムシは初対面だが随分大柄な虫だった。
正午頃、ものすごい雨が降り始め、傘を差しても、服も靴もグチャグチャ。路面に川の流れが出来たようだったが、みんなはどうしたのかな・・・。 [KM記]

Posted by taichiro at 20:26

2016年10月01日

◎第938回[高円寺・阿佐ヶ谷・荻窪]

28年10月1日(土)午前10時=約8㌔=
高円寺駅南口→氷川神社→高円寺中央公園(集合)→高円寺→桃園川緑道→蚕糸の森公園→妙法寺→堀之内斎場→五日市街道入口→ルック商店街→桃園川緑道→馬橋稲荷神社→阿佐谷けやき公園(休憩)→阿佐谷神明宮→阿佐ヶ谷駅→中杉通り→杉並区役所→青梅街道→読書の森公園→西郊\ロッヂ→荻窪駅(解散)
馬橋稲荷IMG_3429 .JPG

朝から降っていた雨は集合時間には上がり、ホッとする。高円寺中央公園に42人が集合、第三四半期12回の皆勤者13人に皆勤賞を贈呈、拍手で称賛。班ごとに出発して高円寺に向かう。駅名や地域名では有名な高円寺、実際にお寺が存在し、なかなかの名刹。欅の大木が境内の真ん中に鎮座していた。
南下して桃園川緑道をみんなは左折。一人、緑道を右へ曲がり、直接、馬橋稲荷神社へ向かう。桃園川は、天沼弁天池の水源から阿佐谷けやき公園までの間は宅地化が進み痕跡は残っていないらしいが、けやき公園から末広橋で神田川に注ぐ間は遊歩道になっている。山林が開墾され水田が拡がると湧水だけでは不足し旱魃。天保時代、善福寺川から水を引く「天保新堀用水路」の大工事が完成して、大正時代までその恩恵を受けていたそうだ。
馬橋稲荷神社=写真=は鎌倉末期創建。1831年「正一位足穂稲荷大明神」の神号を賜る。昭和40年住居表示で無くなる馬橋の地名を惜しみ、神社名にしたとのこと。本殿前の朱塗りの随身門中央につるされた運命の鈴は、都内最大といわれ直径75cm。8mの石造大鳥居は昇龍・降龍が施された双龍鳥居であり、東京三鳥居の一つ。今年のパワースポットとか。
桃園川緑道を辿りJRのガードが見え、西原橋の親子カメ像で緑道は無くなり、普通の道になる。阿佐谷けやき公園で休憩中、A班と遭遇。阿佐ヶ谷駅からバスで帰宅したが、一行は中杉通りを南下、青梅街道を西進、荻窪駅で解散した。         〔KM記〕

Posted by taichiro at 01:44