2013年03月30日

◎第763回[春風と共に、文学と伝統を受け継ぐ街散策]

25年3月30日(土)午前10時=約9㌔=
高田馬場駅早稲田口改札(スタート)→諏訪神社→学習院女子大学正門→戸山公園→放生寺→穴八幡宮(休憩)→夏目坂通り→漱石公園→早稲田大学大隈記念講堂→都電早稲田駅→神田川遊歩道→高田馬場駅高架下壁画→早稲田通り→東中野駅(ゴール)
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久しぶりに東西線に乗る。JRの受付を探し地図をもらって、BIGBOX前の平和の女神像の前に屯する。像の後の丸い鉄板広場は何だろう? 下はどうなっているんだろう? と気になる。
10時、47人が集合、自由歩行で出発する。
JRに沿って南下、点字図書館を過ぎた交差点が工事中で開けた先に新宿西口の高層ビル群が見えた。モード学園のビルはランドマークだ。諏訪通りを東へ進む。龍池山玄國寺の山門を潜ると境内は花盛り。枝垂れ桜、ボケ、ピンクの椿などが、点在する鐘楼などを色付けて、別の世界観を作り出しているよう。手が掛けてあるなと感心する。続いて諏訪神社へ。こちらは広くて派手ではないが、身がひき締まる感じ。
学習院女子大を眺め、穴八幡宮の真新しい石垣からこぼれる満開の桜=写真=につられ、階段を上がるときれいな芝生の公園になっていた。濃いピンクの枝垂れが美しい。鮮やかな朱塗りの灯籠、両側に山吹やアセビの咲く階段を昇り、鮮やかな朱塗りの山門へ。光案門の左右の神像(平安時代の大臣のよう)の裏側に、張り子の馬が朱色の光の中にいた。
西の端には、神武天皇遥拝所があり、あうんの狛犬はにこにこ笑顔に見えた。吉宗が世継の疱瘡平癒祈願のため穴八幡に鏑流馬を奉納したのが起源とかで、この辺りには馬の像を良く見かける。
馬場下町交差点に下り、夏目坂通りを通って、係の誘導で左折、漱石公園に到着。文豪夏目漱石終焉の地「漱石山房」でちょっと休む。舞台装置のような壁は山房のテラスのつもりらしい。「漱石の散歩道」の掲示板を見ていたら、大江戸線があったので、ここから脱落、牛込柳町駅へ向かう。

Posted by taichiro at 21:46

穴八幡の小馬

穴八幡宮の真新しい石垣からこぼれる満開の桜につられ、石段を上がるときれい な芝生の公園になっていた。濃いピンクの枝垂れ桜、朱塗りの灯籠、脇に山吹や アセビの咲く階段を昇ると、鮮やかな朱塗りの山門。光案門の左右の平安時代の 大臣像を覗いていると何だか視線を感じる。見上げると張り子の子馬が、朱色の 光の中で「あんた、何してんの? 遊ぼうよ!」といたずらっぽい大きな瞳で言っ ているみたい。柵から出て駆け巡りたいんだろうな。KM
Posted by mobile at 12:04

2013年03月23日

◎第762回[春の東京散歩 これが都会の真ん中ウォーキング]

25年3月23日(土)午前10時=約11㌔=
千駄ヶ谷駅(スタート)→多武峯内藤神社→慶應義塾大学医学部予防医学教室→慶應義塾大学北里記念医学図書館→国立競技場→聖徳記念絵画館→明治神宮外苑いちょう並木(休憩)→豊川稲荷東京別院→乃木神社→青山熊野神社→東郷神社→榎稲荷→将棋会館→鳩森八幡神社→千駄ヶ谷駅(ゴール)
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JR千駄ヶ谷駅で受付、地図をもらってすぐそばの歩道に47人が集合、平日の27日に板橋・城北公園で花見をすることを伝達、肩廻し体操をして、自由歩行で出発する。線路に沿って東に進み、桜の花に誘われて新宿御苑の塀に沿った道を行く。外苑西通りを北上、新宿御苑の閉まった正門を見て、御苑内からの水路跡にハナダイコンの薄紫色が広がっているのを眺める。久しぶりに多武峯神社を覗く。「とうのみねと読むんだよ」と教えてくれた友人を思い出す。
慶應義塾大学北里記念医学図書館に修了式と白衣式の看板が立ててあった。医者や看護師さんが巣立っていくのだな……。
水道局の大番町通跨線道路橋施設でJRを跨ぎ、首都高をくぐり明治神宮外苑へ。ウォーカーの流れに乗って国立競技場を回り、濃いピンクと薄いピンクの桜の向うの聖徳記念絵画館を眺める。スポーツウエアのグループが走っていた。国旗掲揚台の二頭のユニコーン像=写真=は高くて表情は良く見えない。
明治神宮外苑の舗装工事の説明版で「日本初のアスファルト舗装で大正15年に完成した」ことより気になったのは、陸軍大学校の対面に女子学習院があったこと。ふむふむ。へぇーっ!そうなんだ。
一株で紅白咲き分けの「はなもも」、滝のようなしだれ桜、白木蓮、椿、雪柳、柳の新芽などなど、まさに春たけなわの東京。花を愛でる平和な日本。ほんとうにこんなに気楽に楽しんでて良いのかな?
妖精が住んでいそうな大木があった。何の木かわからないけれど、妙に吸い込まれそうな気がした。銀杏並木に曲ると、はるか彼方で何かを振り下ろしているような影。気になって近寄ると石垣の上の芝生を叩いている姿だった。芝生をカーペットのように敷き詰め、植え付けるため「よいとまけ」みたいに叩き付けている。周りに目もくれず、黙々と仕事をする職人さんは素晴らしいと思う。
自分が働いたわけでもないのに何だか急にだるくなって、青山一丁目から帰宅。 [KM記]

Posted by taichiro at 22:26

2013年03月16日

◎第761回[都会の春を求めて新宿副都心を歩く]

25年3月16日(土)午前10時=約8㌔=
新宿駅新南口→GOOD TIMES新宿店(スタート)→馬水槽→新宿御苑(集合)→玉川上水水番所跡・水道碑記・四谷大木戸跡碑→抜弁天・厳島神社→稲荷鬼王神社→熊野神社→エコギャラリー新宿(チェックポイント)→新宿中央公園→策の井跡→淀橋浄水場跡→新宿駅(ゴール)
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新宿3丁目駅C5番出口を上ると、明るい春の陽射しに新宿御苑の木立が見えたので、そちらに向かう。まだ9時半なのに、もう来ている人がいた。御苑の前庭にペーパーホワイト(白い水仙)がびっしり咲いて、やわらかい春の陽射しを浴びていた。
10時、久しぶりに参加した会長から第3回ボーリング大会を3/19(火)に実施すること、テレビで見た「肩廻し運動」の紹介があり、一緒に体操する。新宿御苑新宿門前に48人が集合し、自由歩行で出発する。
玉川上水・内藤新宿分水散歩道の流れの縁に紫色のカタクリの花が咲いていた。他にもニリンソウ、シュンランなど色んな植物が植栽されているとの立看板。良く整備されている。大木戸門そばの満開の桜=写真=を見上げ、四谷4丁目を左折、大木戸坂を上り靖国通りを左折、電話局前を右折して細い道を行く。西富久地区が再開発途中らしく、工事の囲い塀が連なっていた。東京医科大学を回って「まねき通り」へ。猫が迎えてくれるかと思ったらそうじゃないみたい。
抜弁天交差点を左折、大久保通りを延々と歩く。明治通り手前で、ビルの隙間から植込みと白と青のすごく不思議な景色が見えた。これは、新宿イーストサイドスクエアという一角のようだった。入口に大江戸線と副都心線の駅入口があり、ここも再開発市街地なんだろう。
大久保通りにビル見本のような落ち着かない建物が並んでいた。異様な感じがする。稲荷鬼王神社に寄って天水琴、水鉢を眺め、また大久保通りをいく。この辺りは韓国料理の店が密集しているようだ。
JRのガードを2本過ぎ、北新宿百人町を左折、新宿方向へ進む。青梅街道を右折、新都心歩道橋を渡り、赤い石の淀橋浄水場跡の碑、都旧跡・策の井跡の石の四角推を眺め、聳える放物線のような円錐形の東京モード学園の根元に着く。円いガラス窓に空が映って輝いている。よくまあこんな個性の強い建物を作ったもんだ、と感嘆する。
あちこち変化していて、新宿駅で迷いそうになったが、2階デッキから2本の排気口を見下ろし位置を理解、エレベーターで地下2階に降りて、大江戸線に辿り着き、無事帰宅。

Posted by taichiro at 18:58

2013年03月09日

◎第760回[竹ノ塚から見沼代親水公園]

25年3月9日(土)午前10時=約10㌔=
東武伊勢崎線竹ノ塚駅集合→白幡塚史跡公園→法受寺→伊興遺跡公園→伊興氷川神社→保木間堀親水水路→見沼代親水公園→舎人緑道公園→神領堀親水緑道→中央卸売市場北足立市場→谷在家公園解散→日暮里・舎人ライナー谷在家駅
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メトロ日比谷線・東武伊勢崎線と直通で竹ノ塚駅ホームに到着、次々とみんなが揃ってきた。。改札を出て階段を下ると道路の先に西友が見えた。七年前の竹ノ塚駅踏切事故の後、道幅が広くなったよう。昨年11月高架化着工32年完成予定とか。
西友前の広い歩道に10時、44人が集合、「次回は新宿御苑新宿門10時集合」と伝達し、春の光の輝く中、旗に続き出発する。
尾竹橋通りを北進、栄寿院で小僧さんやかえるの石像を眺め、伊興白幡を左折、保木間堀親水水路を辿る。東伊興の寺町は、関東大震災で罹災した本所や浅草から移転してきたお寺が多いとのこと。石組みの水路に沿って、桂昌院のお墓がある法受寺、浄光寺など、きれいなお寺が並んでいた。
以前休憩した伊興遺跡公園もすっきり整備されていた。伊興氷川神社を眺め、はんのき橋を右折、古千谷橋から見沼代親水公園へ入る。見沼こども広場でA班と入れ違いに休憩。以前、土で滑りそうだった水辺の道がきれいに舗装され、梅、コブシ、日向ミズキなども揃い、まさに春の色に溢れていた。
前方に橋桁が見え、先に目をやると15メートル以上はある橋脚でブッツリと橋桁が切れていた=写真=。日暮里・舎人ライナーの終点・見沼代親水公園駅から50メートルもないところで線路はおしまい。下から見上げても何だかお尻がムズムズしてくる。
尾久橋通りを渡り、水路に沿った舎人緑道公園を進む。続いて左に曲り神領堀親水緑道へ。「あっ!かえる!」と思ったら動かない。石で作られた彫刻だった。鴨もカニもいた。子供のように捜して楽しむ。区民農園を左折、尾久橋通りへ出て高架下を歩く。都立舎人公園を右折、中央卸売市場北足立市場信号を左折、江北北部緑道公園の高圧線の下を行く。土の緑道には水色や赤紫のかわいい雑草の花が咲き、うすピンクの十月桜も咲いていた。やっとの思いで谷在家公園に到着し解散、西新井大師西駅へ向かう。
数人と一緒に日暮里駅へ着き解散。太田道灌像を見て、都08バスに乗り、本所吾妻橋であずちゃんちを見て、業10に乗り継いで帰宅。[KM記]

Posted by taichiro at 09:07

2013年03月02日

◎第759回[東京スカイツリーを眺める上野駅からの下町散策]

25年3月2日(土)午前10時=約9㌔=
上野駅びゅうプラザ(受付)集合→かっぱ橋道具街→浅草ビューホテル(チェックポイント)→隅田公園→東京スカイツリー→浅草寺(休憩)→下谷神社→東上野コリアンタウン→アメ横商店街→上野駅解散
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上野駅中央改札の前に着くと、もう馴染みの顔が見え、一緒に「翼の像」前に屯する。びゅうプラザ周りに10時の受付開始を待つ行列が出来ていた。10時を過ぎ43人が集合。今日は自由歩行ということで、みんな何となくバラバラと出発する。
浅草口から昭和通に出て北上、北上野1を右折してかっぱ橋本通りを進む。ボールを捧げた可愛いかっぱの女の子、弛んだ目付きの緑のかっぱ、鋭い目で凝視する妙なかっぱなど、歩道に並んでいる。流石「かっぱ橋」。
浅草ビューホテルに入ってチェックし、国際通りを南下。ニイミのコックさんに会って浅草通りへ左折、下谷神社に参り、永寿総合病院を曲り、コリアンタウンを眺め、昭和通は探検気分で半地下道を渡る。
真っ青な空に吊られ、久しぶりに上野公園へ寄り道し、工事中の柵に沿って西郷さん=写真=に会いに行く。出来たばかりの「UENO 3153」の階段を下りて上野駅にゴール。[KM記]

Posted by taichiro at 08:21

不思議なカッパ?

かっぱ橋本通りを歩いているとき、何だか視線を感じた。振り返ると目一杯大きく見開いた眉付きの目が凝視していた。蛙を頭に乗せ、目から下はサルノコシカケを重ねたような体。カッパかな?と思うけど、水から顔をのぞかせた人間のようでもある。かわいくないけど気になる不思議な木像。KM
Posted by mobile at 01:50