2006年05月27日

◎第421回 [バラの香りとふくろうを探すコース]

5月27日(土)午前10時=約10㌔=
JR池袋駅メトロポリタン口集合→池袋の森(打合せ・体操)→御嶽神社→祥雲寺→谷端川緑道→西池袋公園→目白庭園→雑司が谷鬼子母神→豊島みみずく資料館→池袋駅メトロポリタン口解散
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写真は薔薇の生垣から臨む自由学園明日館。

◎ 第421回「バラの香りとふくろうを探すコ-ス」
 5月27日(土)午前10時、雨の降り始めている池袋駅に集合したのは41人。各自JRウォークキングの手続きを受付で済ませ、参加者プレゼントのドリンクを受取る。定例の会長の連絡事項の説明を受けた後、雨の池袋の町に傘をさしながら三々五々出発する。
  800mほど歩いて、「池袋の森(昔は林学博士の住宅)」に着く。1500㎡位の小さな森だが、直径1m余りの大きな木々、芝生の庭、散策路、池もある。池にはオタマジャクシ、メダカがいるようだが、誰かが持っていってしまうようで、「持っていかないで!」と張り紙がされていた。秋には何種類ものトンボが繁殖する。最近アメリカザリガニを持ち込まれ、従来の生態系を壊されて困っているとのこと。
 60代後半と思われる二人連れの人が大きな大木にしがみついて木に話しかけている。何となく聞いていると、木から若さの源、元気を貰っているんだとか。これで今まで元気にやってこれたとか。傍らを通りながら、本当かいな(!)と思いながら次の目的地に足を運ぶ。
  「御嶽神社」でお参りし、更に歩いて「祥雲寺」に到着。祥雲寺には山田浅右衛門(別名、首切り浅右衛門)の碑があるとのことで探したが見つからなかった。江戸時代(元禄)から明治14年の斬首刑廃止まで7代にわたって、刑の執行に当たって来たわけだが、何千何万人もの命を奪ったことは、仕事とは言いながら、辛くて躊躇する時もあったのでは、と思いを馳せながら、雨の降り続く池袋の町を歩く。
 町並みをしばらく歩いて、「谷端川緑道」に入った。昔は3~4m位の小川(どぶ川?)と思われ、整備されて幅2m位の煉瓦畳の歩行路となり、両側を植木と花壇で彩りを付けている。何ヶ所かにバラのアーケードが作られ、赤、白、ピンク系のバラが咲いていた。でも、雨降りの煉瓦畳は滑りやすく、ちょっと頂けない。天気が良ければ最高に良かったのにと思いつつ歩みを進める。
 西武池袋線の手前で谷端川緑道を出て、一般道を歩き「西池袋公園」に到着。豊島区で一番広い公園でバラ園もあるとのこと。でも、雨は降り続くし、現在地から公園の奥にあるバラ園までは遠そうな感じ! お天気なら行くのにと言い訳しながら、パスと決め込む。
 暫く歩くと、羽仁吉一、もと子夫妻が大正デモクラシーの最中、1921年(大正10年)、創立した自由学園の校舎として、アメリカが生んだ巨匠フランク・ロイド・ライトの設計により建設された明日館が見えた。薔薇の生垣から望む建物は今でも瀟洒で美しい。
 西武池袋線の踏切を渡り、「目白庭園」に着く。庭木の緑、水量のある4~5mの滝がこの雨の中でさわやかな印象を与える。大きな池をひと回りして次の目的地に足を運ぶことにする。
 目白庭園を出て300m程も歩いてJR目白駅に着いた。さっきの庭園は名前の通り目白の近くだったのだなと変なところに感心し、広大な学習院大学の前を延々と1km以上も歩く。懐かしい都電荒川線を横切る。ちょうど電車が来たので立ち止まり、一両だけしかない電車を眺める。雨降りのせいか、電車は満員状態。何時もこれほど混み合えば、都電はまだまだ捨てたものではないな、と思いつつ鬼子母神に向かう。
 さっき渡った都電荒川線を鬼子母神前で再度横切り、ウォーキングで何度も来た「鬼子母神堂」に到着。折角来たのだからお参りをしなくちゃ(!)とお参りする。その後、法明寺のお寺とお墓で両側を塀に囲まれた狭い道を約200mも歩く。夜などはとっても歩けた場所ではない。怪談話にでも登場しそうな所。お寺・お墓が大きいせいか通り抜け路となっているのか地元の人達の通りが多い。路地を抜け出ると急にお店のある町並みが出現。やはり、ここは繁華街・池袋だと改めて納得する。
 「豊島みみずく資料館」に到着。何と小学校の門を入り、校舎の傍らに12畳位の部屋に展示室が設けられている。ここには、世界的なふくろうの収集家の飯野徹雄教授(東大名誉教授)が膨大なコレクションの中から8,000点を豊島区に寄付した物を展示しているとのこと。ふくろうの生活・イメージ・かたちの3つのテーマで構成され説明されていた。ふくろうの剥製、石・木・ガラス製のふくろうの珍しい置物がたくさんあった。
 みみずく資料館を出て10分も歩くと、もう池袋駅だった。いつものようにブリキのJR電車のバッジを貰い帰途につく。今日は、ほんの僅か雨が止んだ時があったが、殆ど降りっぱなしで大変な1日でもあった。でも、前回のメトロウォークと比べると、雨降りのせいか混雑も少なく、歩き易くもあった。(でも天気の方がいいな!)  [T.C 記]

Posted by taichiro at 16:57

2006年05月20日

◎第420回 [明治神宮・表参道・六本木・東京タワー]

5月20日(土)午前10時=約9㌔=
千代田線明治神宮前駅(代々木上原寄りコンコース)集合→太田記念美術館前(打合せ・体操)→表参道→神宮外苑→青山1丁目→六本木→東京タワー→芝公園→麻布十番駅解散
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写真は、東京タワーの足元で色とりどりの薔薇が満開に咲いている。

◎第420回 [明治神宮・表参道・六本木・東京タワー]
5月20日(土)午前10時=約9㌔=
千代田線明治神宮前駅(代々木上原寄りコンコース)集合→太田記念美術館前(打合せ・体操)→表参道→神宮外苑→青山1丁目→六本木→東京タワー→芝公園→麻布十番駅解散
今日は集合場所に前日に地図検索して置いた定期券使用代々木駅から神宮北参道を通って神宮前駅迄1.67Kmの道、15分と思っていたのに17分掛かってしまった。メトロウオークの受付に行って驚いた。
[表参道はすっかり様変わり! 人出の洪水になっている]
 物凄い人で、係の人が整列させる長い行列。並んで受付を済ますのに5分以上掛かった。GNPの人を探すが見つからない!(@@) …やっとY.Tさんを見つけて「皆さんは何処?」と聞くと「太田記念美術館で集合だって」とのこと。大急ぎで集合場所に行きたいのだが、人で思うように歩けない。
 ミーティング・体操の後、歩き出したのだけれど何しろ凄い人・人・人の波で、まるで9月1日の災害訓練演習みたいにゾロゾロ。歩き出しの表参道は、欅並木で新緑が美しく、歩道も広くて気持良く、商店もお洒落である。海外有名ブランド商店の建物に目線が行く。青山通に入ると並木も無くなり、車の往来が多くなって早くこの通りを終わりたい思いで足を速めた。そんな中、松下電気産業研究所の建物が斬新で目を引く。
イチョウ並木に入ると車も少なく緑も多く、心が和む。神宮球場を、絵画館を左手に見て歩き、突き当りを右に折れると赤坂御用地が左手に見える神宮外苑。都心の一等地である。ここにある都営団地が新しくなっていた。こういう場所にある都営団地は、5年に一度は総入れ替えをする方が良いのではないか(?)と思いながら横目に見て通り過ぎる。青山一丁目の交差点を突き切ると道が狭くなり、人の多い分歩きにくく感じる。それでも私は追い抜き名人、横になり縦になって歩いた。少し行くと青山墓地が右手に現れ、通りすぎたところで道の向う側に渡り、国立新美術館建設中の塀沿いに行くと六本木トンネル。抜けて少し行くと信号を渡り階段を上って上の道に出てほどなく六本木6丁目交差点を左に折れ、少し行くと高速道路の向う側にメトロハットのビルが見える。六本木交差点を右に渡ってそのまま真直ぐ進み、片倉町の信号を真直ぐ渡り、なおも進むと右手にロシア大使館、左手に外務省資料館の隣に郵政公社飯倉分庁舎の堂々たる建物があり驚く。飯倉交差点を真直ぐ渡ると、もう東京タワーが見え出す。タワーの足下では色とりどりのバラが満開=写真=。東京タワー交差点を右に折れると、左手に芝公園、東京プリンスホテルが現れ、赤羽橋交差点を渡って進み、三田1丁目交差点を右に折れて三田高を過ぎると、綱の手引坂のなだらかな坂道の右手に簡易保険事務センター、左手に三井倶楽部を見て日向坂に入ると、もうゴールは間近い。日向坂を上りきって二の橋交差点を右に折れると、麻布十番駅1番入口を降りて行くと受付のはずであるが、入り口付近で人が溢れている。驚いた! 何とゴール受付で行列が出来ている!
あ~何と言うこと! 付近道路で2列に並んで30分以上。やっと受付までたどりついて、記念品の手提げ鞄とアリナミンV1本とティッシュ1個獲得! フ~~……(^0^)
今日も元気で皆様と歩けたこと、お天気が良かったことに感謝したいと思います。 [M.N記]

Posted by taichiro at 15:01

2006年05月13日

◎第419回A [自然と歴史が語りかけるまち『松戸』散策]

5月13日(土)午前10時=約9㌔=
JR松戸駅中央改札口集合→戸定ヶ丘歴史公園(打合せ・体操)→浅間神社→野菊の墓文学碑→野菊のこみち→矢切の渡し→宝蔵院→めがね橋(小山樋門)→善照寺→松戸駅解散
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写真は、野菊のこみちで、野菊ならぬ可憐なアイリスが咲き乱れていた。

◎第419回A[自然と歴史が語りかけるまち『松戸』散策]
 5月13日、早朝に千代田線新御茶ノ水駅付近で保安装置の故障があり、運行が乱れていて、10時の集合時間ギリギリに着いてしまった。
 松戸駅中央改札口のJR受付場所に集合したのは34人。予報より早く降り始めた雨と打合せ事項がないこともあり、体操も省略して自由歩行とし、それぞれひんやりした雨の中へと傘に合羽で歩き始める。
 東口から二階通路で繋がったイトーヨーカドーに突き当たり、右に進むと、左手に相模台公園の鬱蒼とした森。入ってみたかったが、そのまま素通りする。松戸会堂信号で右の細い道に入ると戸定が丘歴史公園の案内板。
 石段を上り茅葺の門をくぐって大木が繁る邸内に入る。歴史館・戸定邸の共通入館料200円を払い、見学する。「戸定邸」は、徳川慶喜の名代としてパリ万博に派遣され、その後パリに留学した、最後の水戸藩主徳川昭武が、明治17年に建てたという。大名の下屋敷を簡略化したつくりで旧大名家の別邸として貴重なものとか。芝生が拡がる和洋折衷式庭園は千葉県の名勝に指定されている。靴を脱いで、内倉、客間、居間、離れ座敷、湯殿など、邸内をボランティアの方に案内してもらう。質素だが素材にはいいものが使われていて、鴨居が低く、畳が小さいように感じたのは当主の昭武さんは小柄な人だったからだろう。晴れていれば書斎から江戸川越しに富士山が見えるそうだ。
 将軍慶喜の実弟の昭武氏、宮家出身の正室、藩主の娘の後妻、使用人、と部屋も洗面所も風呂も別々で、身分制度が毎日の生活の中に厳然と存在していた様子が伺える。くねくねと曲がって長い廊下は、金沢の忍者屋敷を思い出して楽しくなり、長居してしまった。
 JR常磐線と新京成線との分岐にある歩道橋を渡り、山岳信仰の浅間神社へ。県の天然記念物に指定された極相林で、20メートルの山頂に社がある。
 水戸街道の下をトンネルで抜け、松戸2中から上矢切へ。信号から右に入ったが、参加者が少なく心細かったけれど、見覚えのある矢切神社に出てほっとする。「矢切」とは、戦国時代、多くの民衆が戦の中で倒され、戦場に駆り出されるのを嘆いて「矢のない時代」を望んだもの。つまり平和の意味だそうだ。野菊苑に上り橋を渡って野菊の墓文学碑を見て、田園風景の中に下りる。雨のため、「野菊のこみち」は通れず迂回路へ誘導される。水路脇にアイリスがたくさん咲いていて、風も強くなり気温も下がり歩きたくなーい気分を慰めてくれた。江戸川の土手は吹きさらしで寒い。「矢切の渡し」の旗もなく欠航のもよう。ゴルフ場はプレイ中の物好きが結構居た。カットしようもなく、ただただ前へと進む。
 葛飾大橋が見えた頃土手を下り、宝蔵院で眼鏡をかけた「お勉強地蔵」に挨拶し右折、溝蓋の上の歩道を進む。道路下のガードをくぐりしばらく行くと水路に出る。あやめ、露草など雨の似合うきれいな花がしっとり輝いていた。
 新開橋を渡り川に沿って進む。レンガ造りのめがね橋(小山樋門) を渡り、また坂川に沿って歩く。川沿いの道は木や竹があり、何故か懐かしい風景だ。賑やかな街中にあるのに大木が生い茂っている松戸神社は不思議な存在。川沿いの小さな鳥居をくぐると水路は左へ曲がり、右には伊勢丹があり、駅前の雑踏へ続いている。程なく松戸駅西口のゴールへ、1時半到着。バッジを貰って解散する。

Posted by taichiro at 20:29

◎第419回B [お台場・有明ウォーキング]

5月13日(土)午前10時=約11㌔=
ゆりかもめ国際展示場駅構内集合→有明テニスの森公園→水の広場公園→共同溝見学会→お台場海浜公園→第三台場→潮風公園→船の科学館→青海南埠頭公園→テレコムセンター1階ロビー解散

 5月13日(土)午前10時、ゆりかもめ国際展示場駅構内に集合したのは5人。あいにくの雨で歩きにくい、東京ベイ有明ワシントンホテルの前から有明テニスの森公園、水の広場公園を省略して、共同溝見学会にも参加せず、お台場海浜公園、第三台場、潮風公園も省略。
 船の科学館前からテレコムセンターに直行。1階ロビーでいの一番に参加賞(買い物袋、消しゴム、マーカーペンなど)を獲得して解散した。

Posted by taichiro at 11:18

2006年05月06日

◎第418回[大塚、小石川、本郷、鳥越]

5月6日(土)午前10時=約10㌔= 
大塚公園(丸の内線新大塚駅2番出口徒歩3分)集合→筑波大学教育部→播磨坂→東京ドーム→水道歴史館(休憩)→神田明神→鳥越神社→蔵前橋→江戸東京博物館解散
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写真は、本郷給水所公苑に移設された江戸時代の神田上水石樋。

◎第418回[大塚、小石川、本郷、鳥越]
 5月6日10時、新緑が輝く大塚公園に集合したのは46名。ゲートボールの昔の若人や子供達が大勢楽しんでおり、掃除をする人達もいて、公園は大いに賑わっていた。会長から、次回13日、区報に出ていた有明、国際展示場駅からのウォーキングも例会にすること、20日のカメリアプラザの公演のことなどの話のあと、H.W副会長の体操をして出発。
 快晴の空の下、つつじやバラを眺めながら時折吹き抜ける涼風を楽しみながら快適に歩く。窪町公園脇から教育の森公園に入る。新聞にこの公園をつぶして学校を建てる計画があり、反対運動が起っているニュースが出ていたが、本当にこんな素晴らしい公園をなくすなんてもったいない。
 深山のような占春園を通り抜け、窪町東公園から坂を上がる。人気のない高台の道を進み、播磨坂のマンションに隣接した極楽水跡を抜ける。竹早中小、真珠院、宝蔵院、伝通院を眺め、春日通を越えて安藤坂を下る。牛天神の急な石段を登り、牛を撫でてお参りし、裏の坂を下る。塀の上に赤いさくらんぼが実っていた。20日前の下見では未だ花が咲いていたのに、自然の成長は見事なものだ。牛天神下、後楽園、東京ドームの横を通り、遊園地のジェットコースターの悲鳴を楽しむ。壱岐坂下で進路を迷うが、何とか坂を上りきり、壱岐坂通を右折すると本郷給水所公苑。バラ園は3分咲き、神田上水石樋を見て、水道歴史館で休憩、BC班合流して中を見学する。
 湯島1から本郷通りに入り、サッカーミュージアム前から分かれ蔵前橋通りへ入る。対岸におりがみ会館を眺め、清水坂下、妻恋坂、JRガード、昭和通と進み、鳥越1丁目を左折して鳥越おかず横丁を抜ける。飾りは華やかだが、道行く人がやけに少ない。下谷神社のお祭りに行っているのだろうか?
 鳥越神社に裏から入り表へ出る。またまた蔵前橋通りに出て、今度は日陰を通る。警察、郵便局、NTTを過ぎると、まっ黄色の蔵前橋。隅田川テラスに青テントが並んでいた。
橋を渡ってすぐ下り、旧安田庭園へ12時半到着。体操は各自ですることとして、急遽、ここで解散とした。
 ゴールの江戸東京博物館へ行く人、両国駅へ向かう人、と、瞬く間に皆さんの姿は消えてしまった。 (BC班)
  「両国や 太鼓にのせて 五月場所」  利

Posted by taichiro at 20:22