2002年12月28日

納会飾る三三七拍子

◎第250回【区内公園巡り=納会=】
第250回区内公園めぐりは年の瀬も押し迫った12月28日、霜柱も立つ木場公園に45人が集合。あまりの冷え込みのため、木場ミドリアムの中で、東砂ジャガイモ:ウォークや、上海ウォークの日程表渡しなどの打ち合わせをした。また、東京大学身体運動科学研究室の渡会公治先生がお見えになり、歩行支援タイツ等の話があった。そのあと、履き心地などのアンケート協力者21人に対し説明書とタイツそれにタオルセットを手渡した。

外に出てU.Tさんの体操をして、H.W副会長の音頭により三三七拍子で今年を納め、早速歩き始める。木場公園大橋を渡った人も下から行った人も仙台堀公園を進む。途中枯れ草が凍っていてびっくりしたが、これは水道管が破裂して噴水となって周りを凍らせたものらしい。氷の張った池には釣り人もいた。
平成橋を渡り旧中川に沿って歩き、信号を渡って江戸川区の小松川グリーンタウンの中を行く。都営東大島駅前にはショッピングセンターと広場があり、子供づれには住みやすそう。高架の下をくぐるとアスレチック遊具の先に荒川まで続く広大な芝生の広場が広がる。以前ちょっとだけ通ったことがあるもみじ大橋を渡り、江東区に戻る。旧中川に新しく虹の大橋が開通、その付け根から竪川河川敷公園に入る。全長2.4キロはさすがにうんざり。パターゴルフもあるが、青テントが並び、男性が襲われたニュースもあり、多少怖い気がする。
横十間川に突き当たると、右へ渡る道もできていた。ちょっと休んでいると、後ろから黄色の旗の団体が来た。なんとAグループの面々だ。小松川公園で休憩したとのこと。われわれBはAを追ってここまで休みなしで歩いてきたわけだ。急に疲れを感じた。そんな私の目の前をAの面々はにこやかに、サァーッと通り過ぎていった。
気持を立て直して後に続く。猿江公園を抜け、新大橋通りを西へ進み、大横川に沿って南下、猿江橋を渡り、もう一度水辺の道を通って新高橋を渡りそのままひたすら南下して現代美術館に到着。もう休館していて中に入れず、公園で体操をして解散した。途中、すでに一周した人が消えてしまったのか、木場公園まで戻ってきたのは約10人だった。

Posted by taichiro at 19:55

2002年12月24日

人込みを縫って歩く

◎第248回【赤穂浪士帰還の道】 =約11㌔=
12月14日(土)午前10時、両国公園に集合したのは45人(ゲスト参加2人を含む)。打合せと体操をした後、久しぶりの記念撮影。
折りしも赤穂浪士討ち入り300年祭の当日、吉良上野介上屋敷跡は人人でいっぱい。人込みを縫うようにして通り抜け、直線的に萬年橋に向う。万年橋から隅田川テラスに入り、穏やかな流れを見ながらしばらく歩き、永代橋で上に上がり今度は鍛冶橋通を歩く。

途中左折して桜川公園で休憩。天気は快晴だが、意外に冷たい気温。スピードを出した歩きだったが、汗を余りかかない。
京橋から中央通りに入り、銀座に出るが、未だ昼前というのに人出がすごい。人にぶっつからないように身体を右左に交しながら歩くスリル、案外気持のいいものだ。瞬く間に新橋のガード下に着くが、相変わらず汚い。
そのまま第一京浜を南下。大門を通り過ぎ、三田を越え、札の辻で歩道橋を渡り、一路、泉岳寺に向う。泉岳寺前は屋台と人出で道が埋まっている。とてもじゃないが泉岳寺には入れそうにない。無理をして入った人から話を聞いたが、墓参りには1時間も待つ行列が出来たとか。そういえば歩いている途中でもこの道筋を物珍しそうに歩いているウォーカーが目立ち、中には京都辺りからやってきたと思えるグループにも出会った。
屋台の陰になっていてよく見えなかった解散場所の泉岳寺前児童遊園、案外人出が少なく、悠々と整理体操をして解散することが出来た。4回目になる定番のコース。今年は一番短い距離で歩いた。

Posted by taichiro at 19:53

2002年12月21日

素晴らしい銀杏黄葉

◎第249回【磯子から根岸】 =約12㌔=
12月21日(土)午前10時、京浜急行屏風浦駅に集合したのは、32人。生憎の雨天のため、駅構内で打合せ。カッパや傘で歩き始める。
京急線からそれ両側に崖が迫り、トンネルに入る。出てすぐの信号を左折、看護学校に沿って坂を登り右折。細い土の階段を下りると久良岐公園に入る。雨を避け休憩所で一休みしもう一度雨装束を調える。体操は省略。

久良木能舞台では静かに催し物が行なわれていたが外まで聞こえなかった。笹堀を右折、108段の階段を一気に上る。岡村公園は滑りそうなのでカット。途中歩道に富士山の模様があり、晴れていれば見えるのかなと思った。見晴らしのいい三殿台遺跡はやめ、天神通を進む。四間道路を越え疎開道路を通り、中浜町を過ぎ、磯子橋を渡る。
根岸八幡神社に参拝し、くねくねした石段を登り、米軍の消防署横を通り、根岸森林公園に到着。馬の博物館見学は中止して不動坂を下る。各自それぞれにJR根岸駅に向い解散。
途中迷って根岸八幡神社に寄らず、駅に直行した人もいた。下見のときの赤い紅葉はもう見られず、すっかり冬姿。冷たい冬の雨に身体はぽかぽかしても手足はかじかんで傘すらたためず、辛かったが、駅前の100円ショップでミニすり鉢が買えたので、まぁよかったとするか。

Posted by taichiro at 19:54

2002年12月07日

黒光りする東京大佛

◎第247回【浮間公園、東京大仏、光が丘公園】=約12㌔=
 12月7日(土)午前10時、浮間公園に集合するはずだったが、生憎冷たい小雨が降っており、JR埼京線浮間舟渡駅北口の構内で屯したのは、39人。吹きッさらしの通路で打合せと体操をしたあと、スタート。
スタート時点では小雨も止み、何とか傘も差さずに歩けるようになった。20日前の下見時には美しかった紅葉もすっかり落ち葉に覆われた浮間公園は寒々とした冬景色。公園を縦断して荒川土手を遡る。

冷たい風の吹きッさらしだったが、スピードを速めた歩きで徐々に体が温まる。戸田橋、荒川戸田橋緑地とほとんど直線的な土手歩きは、さえぎる信号や道路がないため、快適に歩けるが、連続歩きのため結構疲れる。
笹目橋で左折。西高島平の陸橋を越え、赤塚公園に入るが、ここは、見事な黄葉落葉の絨毯と未だ残る紅葉の鮮やかさで目を洗われる。ちょっとした山道を登り、諏訪神社、竹の子公園と辿る。竹の子公園は小さな公園だが、いろんな竹が植えられ、竹がイネ科であることを知った。
階段を下りると目の前が赤塚溜池公園。この中にある郷土資料館を見学して休憩した。またまた小さな山道を登るとそこが赤塚城址という広場。何にもない広場が反って昔の城跡を偲ぶのに役立つから不思議だ。
不動の滝をチラッと眺めると、滝というより湧き水がしずくのように落ちていただけだった。乗蓮寺の黒光りのする東京大仏は、日本で三番目の大仏で、穏やかな目が印象的だった。松月院を眺め、しのがやと公園に沿って住宅地を歩き、東武東上線、川越街道を越え、赤塚新町三丁目から光が丘公園に入る。
すっかり冬景色になっている公園は寒々としていたが、広大な園内には大樹が生い茂り、紅葉がちらほら点在し、森林浴を楽しめる。どこからでも見える清掃工場の高い煙突を目標にわざわざ遠回りして園内を歩き、練馬区立温室植物園に到着。眼鏡が曇ってしまうような暖かい室内で、温まりながら見学。すっかり人心地になって解散した。

Posted by taichiro at 19:52