2002年11月30日

落ち葉は黄金の絨毯

◎第246回【四谷大木戸から新宿花園神社】
 (京王沿線ウォーキング第6回)=約10㌔=
11月30日(土)午前10時、京王新線新宿駅の改札口に集合したのは43人(健康センター応援者を含む)。構内のため、体操を省略して簡単な打合せだけでスタート。甲州街道を西へ向い、途中新宿御苑散策路を通った。紅葉や黄葉の美しさは今が盛り、落ち葉はまるで黄金の絨毯。

玉川上水記念碑と四谷大木戸跡を横目に四谷4丁目で右折。外苑西通を外苑橋信号で左折、田宮稲荷神社に向う。ここは四谷怪談の主人公、お岩が祀られてあり、不思議なことにすぐ向い側に於岩稲荷があり、どちらか本家なのか、よく分からない。しばらく行くと、今度は服部半蔵墓がある西念寺。中に入ってちょっと休憩した。
四ッ谷駅前からちょっとした緑道を通り、市谷亀岡八幡宮で本格的休憩。りんごやチョコレート、飴玉など手持ちのものを皆で賞味した。市谷中之町信号で右折。市谷柳町で左折。市谷地区はどういうわけか町名変更の嵐に巻き込まれず、昔のままの町名が残っている。
戸山公園入口から右折して戸山公園に向う遊歩道を通り、箱根山は横目に見ただけで登らずに小泉八雲旧居跡に向う。そのあと、区役所通を直進して四季の道に入るが、新宿の繁華街裏にこんな瀟洒な遊歩道がどうして出来たのか不思議な雰囲気の道。
ほんのちょっとだけ潤った気持になったが、そのあとは靖国通りの雑踏と新宿大ガード下の薄暗さを通り抜け、ゴールの京王新宿駅に到着。記念品に「ひも付きゴミ袋」を、6回目になる人は「タオル」をいただき解散した。

Posted by taichiro at 19:51

2002年11月23日

華麗な雑木林の輝き

◎第245回【野火止用水と玉川上水緑道】 
11月23日(土)午前10時、西武拝島線玉川上水駅に集合したのは42人。折りからJRと西武が共催する『駅からハイキング』と一緒になり、大勢が屯する駅前で打合せと体操。中には外部の人で一緒に体操をした人も二、三いた。
玉川上水をしばらくJR組と歩いて、上水小橋・清流復活の碑を見たあと、GNPは左折して赤レンガの遊歩道、松の木通り歩き、東京都薬用植物園に向う。

今にも雨が降りそうな天気で温室に入ってみたが、中は暖かすぎて眼鏡が曇るぐらい。早々に引き上げて戸外の薬草園を見て回る。時期がよくないせいか、名札だけあって実物がよくわからない。それでも、馬酔木やドイツスズランが有毒植物だというようなことを始めて知った。
西武拝島線のガードをくぐり抜け、野火止用水跡が野火止緑地になって雑木林の輝きが何ともいえないほど華麗だ。ふれあい橋を渡り、名残惜しく右折して神明宮を横目に竹内家の大ケヤキにたどり着く。300年は経っているというケヤキ。近くから見ると頂上がどこか分からないほど黄葉が生い茂り壮観だった。
再び玉川上水に出てJR組と合流。小平中央公園で休憩。公園内の銀杏並木がなかなかのもの。
西武国分寺線の線路沿いに北進。小川駅まで歩き、途中の民家、不思議なことにたわわに実った柿が採り入れされずにほとんど残っていた。無事、小川駅に到着し、解散した。=約9㌔=

Posted by taichiro at 19:50

2002年11月18日

素晴らしい銀杏黄葉

◎第244回【三ツ池公園】=約10㌔=
11月16日(土)午前10時30分、七五三で賑わう鶴見神社公園に集合したのは、33人(健康センター応援者を含む)。U.Tさんの指導でストレッチ体操をした後、陸橋を渡りトンネルをくぐり、線路沿いに歩き、佃野公園を横に見て鶴見川の堤防に出た。ここからは直線で見晴らしのいい散歩道。右手に鶴見川を眺め、タマちゃんの出現を期待したが見当たらず、代わってボートの練習風景に出会う。

森永橋を越え、新鶴見橋を越えたところにスポーツ広場が見えたが閑散としていた。いい加減歩き疲れたところで末吉橋を左折。公園北門から三ツ池公園に入り、展望台にのぼり、三ツ池に広がる紅葉を満喫。
ことに上の池と中の池を隔てる橋の上のイチョウが素晴らしい。西門近くの丘の上を通って花の広場に下りて休憩。お弁当を開いた。折から鶴見区中学校の駅伝大会が開催されるらしく中学生が大勢たむろ。若々しい気配は、こちらにまで乗り移った感じ。
曲がりくねって歩く二つ池までの道、何とか迷わずに着いた。今度はアップダウンの激しい獅子ヶ谷市民の森を目指すが、アップダウンを避けて尾根道を通ると何と1時間もかかる道が10分で済んだ。
本格的に獅子ヶ谷市民の森に迷い込むのはまたの機会にして、雑木林の名残がそのまま住宅地に残る不思議な光景を左手に見ながら、奈良ならぬ菊名の法隆寺で黄金一色になった巨大なイチョウの葉を楽しみながら整理体操をして解散。菊名駅でお茶をして帰路についた。

Posted by taichiro at 19:49

2002年11月09日

七五三賑わう各神社

◎第243回【東伏見から吉祥寺まで】=約10㌔=
11月9日(土)午前10時、武蔵関公園に集合したのは41人。大正時代に整備された古い公園で、クヌギや赤松、とちのき、椋木、コナラの自然林のほか、約100種類の樹木が生い茂り、石神井川の遊水地にもなっている細長い池には松の島と芦の島があり、野鳥か我が物顔に飛び交っていた。園内には「円愚」の碑があり、真実という意味があることを始めて知った。
打合せと体操をした後、園内を一周し、東伏見駅前の赤鳥居から次の赤鳥居までくぐり抜け、東伏見稲荷神社に到着。折からの七五三で賑わう神社は、昭和4年、京都の伏見稲荷神社から分祠され創建された比較的新しいもの。伏見通りを直進し、広大な武蔵野中央公園に入って、A班は中央で、B班は入口で、ばらばらに休憩。

中心の広場では、子供達が歓声を上げて遊び、周りの樹木は真っ赤に色づき、正に秋たけなわ。武蔵野陸上競技場の横を通り、成蹊学園から勇壮なケヤキ並木が続く。歩いているだけで、ケヤキの呼気を感じ、胸の中が洗われて行くような気分。
しばらく五日市街道を歩き武蔵野八幡宮に入る。ここでも七五三の祝に盛装した子供達の姿に微笑む。サンロードを歩き、吉祥寺駅構内を通り抜け、雑踏の中を井の頭恩賜公園に到着。
本来は公園内を一周するつもりだったが、快晴であった天候が一転俄かに掻き曇り、雷鳴が轟き始め、ポツリと雨しずくに出くわしたため、急遽、ここで解散することにし、三々五々、食事にしたり、電車に乗ったりした。

Posted by taichiro at 19:48

2002年11月02日

御地蔵様が送り迎え

◎第242回(A)【日光で史跡探勝と紅葉狩り】
 11月2日(土)昨日の雨はどこへやら、快晴の空の下、早起きして東武浅草駅に6時半到着。東武優待乗車証を利用して改札を通る。ホームは次第に混んできて行列ができてきた。
7時10分発日光行快速に乗車、満員ながらGNP一行17人は全員揃って座れ、ほっと一安心する。柳生のあたりで車窓から雪を被った富士山が望めた。
 東武日光駅に着くとさすがに寒く、用意した手袋と上着を着る。案内標識と地図を頼りに早速歩き始める。途中ひしやの「幻の羊羹」をお土産に入手、リュックを重くしてメインストリートの坂を上る。神橋は工事中で見られず日光橋を渡る。「世界遺産の碑」から瀬尾神社への道を登り始める。
 苔むした石段の脇を小川が流れ、杉の大木が林立し、処々に赤や黄に色づいた木々が点在して錦秋を謳歌しているよう。東照宮美術館、産の宮を過ぎ、林の中の緩やかな石畳の道を登る。「大小べんきんせいの碑」の二又を右に進むと橋に出る。左手に白糸の滝が白く落ち、正面の鳥居からは見上げるような急坂で瀬尾神社はまったく見えない。
 降りるのが怖いので下で待つことにする。元気組が降りてくるまで残留組はチョコなど食べながらがつがつ震えていた。二又に戻り右へ進み、行者堂を見て林の中の緩やかな石段を降りる。ぱっと広い道に出て左の二荒山神社に参拝。ちょうど綿帽子の花嫁さんが挙式中だった。西参道を通らず輪王寺を見て右へ曲がり日光奉行所跡を眺めながら少し歩く。
 車道は結構渋滞していた。左折して大谷川に下り、含満大谷橋を渡る。撼満ヶ淵の渓谷は透き通った青い水と巨岩と白い水しぶき、両岸は秋色の木々が茂り、大自然の芸術作品だ。慈雲寺は約70体のお地蔵さまが並んで迎えてくれ、今度はUターンした私たちを見送ってくれた。含満大谷橋に戻り、大谷川に沿って下る。ススキの穂が飛んでいるのかと思ったら、ポツポツと白いみぞれだった。
 日光橋のたもとで解散し、そば屋組と金谷ホテル組に分かれて昼食をいただき、それぞれ東武日光駅から2時と3時の快速で帰途に着いた。  [K.M 記]

トラさん映画を思う
◎第242回(B)【安藤広重新宿の渡し】=約10㌔=
 11月2日(土)午前9時30分、亀有駅、定刻に集まったのは13人。ちょっと寂しい感じだったが、JRに受け付けてもらって、体操もせずに9時40分頃出発する。
 亀有の商店街を通り抜け、中川橋を渡って、中川東岸を一旦北上し、5,6分したところからV型に反転して、南下した。しばらく住宅街を歩いた後、最初のお目当て青龍神社に到着する。蓮池の脇の参道を少し行くと小さい祠があった。あまり大きい神社ではない。拍子抜けしたが、それではならじとお参りすることにした。
 ここで、また反転して住宅街のあいだを縫って歩いているうち、町名表示で柴又が見えるようになった。トラさんの町に近づいたことになる。柴又帝釈天前の交差点ではGNPグループは、少し曲がり方を間違えたが、ともあれ帝釈天の境内にたどり着くことには成功した。
 この境内で参拝して、一休みした。観光スホ゜ットのトラさん記念館、山本亭は素通りして、柴又公園で11時10分頃、早昼を取る。この時分、天気は快晴、しかも日だまりで風も吹かない。江戸川の広々とした見晴らしを存分に楽しんだ。
 その後、江戸川堤防道路をトラさんの映画を思い出しながら、JR駅からハイキングの流れに乗ってゆっくり散策気分で歩いた。ただ、この辺りになると、天気はあいかわらず快晴だが、少し風が強くなってきた。また、矢切りの渡しがあったはずだが、今はもう特段のものは残っていない。むしろ、金町浄水場の施設があって、ここに随分お世話になっているのだなと、懐かしい気がした。
 金町小学校のあたりで堤防を降り、住宅街を抜けた後、金町商店街を通り抜け、JR金町のゴールに正午頃たどり着いて解散した。   [M.S 記]

Posted by taichiro at 19:46