2002年05月25日

自然のまま自然公園

◎第220回【赤羽から志村城址】=約9㌔=
5月25日(土)午前10時、分かりにくい集合場所のため南北線赤羽岩淵駅3番出口の交差点で案内が立つ。赤羽三公園に集合したのはゲスト1人を含めて45人。小田急の土休券配付や鳴門ウォークの会計報告・集金を済ませ、Y.Tさんの体操後早速歩き始める。宝憧院、JRガート下を過ぎ、赤羽緑道公園の緑陰でほっとする。体育館やお墓を横目に歩いているうちに、赤羽自然観察公園に到着。Aグループが園内を大回りしている間に、Bグループは小さな流れでめだかが泳ぐのを木橋で眺めながら渡り、キャンプ場で合流。出来るだけ手を加えないことを目的にしているそうで、何故か懐かしい風景があった。
 

善徳寺を過ぎ、桐ヶ丘中央公園を抜け、エントツを目印に左折。龍福寺、小豆沢神社に挨拶して小豆沢公園に入る。途中から裏の坂を下り、総泉寺の崖下にある薬師の泉庭園を抜ける。中山道を登り、志村坂上を過ぎ、志村一里塚の石垣を歩道橋から見下ろし、釣り人がいっぱいの見次公園を回る。常楽院は省略し、志村第三公園を掠め、大きな幼稚園が併設されている熊野神社を抜け、坂を降りて志村城山公園に到着。体操をして解散した。レストラン探しに志村坂上まで戻った人や我慢して志村三丁目から帰った人などさまざま。そろそろ暑さとの戦いが始まる頃になってきた。

Posted by taichiro at 18:03

2002年05月18日

勇壮な渦潮のピーク

◎第219回A【鳴門スリーデーウォーク】
 5月16日(木)、総勢16人、羽田空港に集合。12時50分発のJAS175便で出発。定刻14時徳島空港に到着。ホテルバスでルネッサンスリゾートナルトに向う。荷物を置いて、早速、鳴門海峡展望台巡り。お茶園、千畳敷、孫崎、鳴門山と巡って、ホテルのレストラン「海風」で阿波尾鶏海鮮料理の夕食。

翌17日はホテルバスで黒山に向かい、路線バスで大鳴門橋を渡り、南淡ICで下車。大鳴門橋記念館まで歩く。ここで大半の人が人形浄瑠璃を観賞。その後、地元の無料シャトルバスに乗り、「道の駅うずしお」で下車。展望レストランで「びっくり丼」の昼食。再びシャトルバスで福良へ。福良港を10分間見学してシャトルバスで南淡ICまで乗り、今度は路線バスに乗り換え鳴門公園で下車。渦の道を通り、渦潮の真上に到着したのは14時50分。勇壮な渦潮のピークに間に合った。若干の自由時間の間に大塚美術館に入ったメンバーもあり、18時20分「鯛丸」からホテル前までバスが出迎え、乗車して「鳴門鯛活造りコース」の夕食。
千秋楽18日は9時ホテルバスで小鳴門橋バス停まで送ってもらい、路線バスで徳島へ。駅に荷物を預け、早速徳島城址へ向う。その後、眉山にケーブルでのぼり、10分間の展望を楽しんだ後、総本家橋本そば蔵で[阿波御膳]の昼食。徳島駅から路線バスで徳島空港に向かい、15時発JAS174便で帰京。定刻16時10分羽田に到着、全員無事に帰路についた。

Posted by taichiro at 17:58

文学者多い三鷹近辺

◎第219回B【井の頭公園と深大寺を歩く】=約10キロ
 5月18日(土)午前10時、京王線井の頭公園駅に集合したのは25人。今朝の天気予報では今日一日雨模様ということだったので集合した人数は、いつもよりいささか少ない。なかには、大きな傘を持参した人もいたようだ。
 しかし、スタートの時は雨も上がり非常にラッキー。賑やかにお喋りしながらウォーキングを開始する。井の頭公園を通り抜けて一般道に出ると、道端に「花ぼうし」の花が何本か続き清純な雰囲気をかもし出している。

 途中、門構えが特異な「山本有三記念館」を過ぎ、寄席で有名な「井心亭(セイシンテイ)」の向い側には「太宰治」の住居跡があり、見物の人が沢山いる。「禅林寺(松が多くあり「松の窪」とも呼ばれている)」なるお寺が見え、太宰治、森鴎外のお墓があるとの由。
 「三鷹は著名な文学者が住んでいた所ですね」と妙に感心して歩いている人もいた。
 緑の多い「連雀中央公園」を左に見ながら雨上がりで埃が立たない道を快適に歩く。東八道路をわたり、いよいよ「神代植物公園」へと入る。
 雨上がりで新緑が素晴らしく、木の匂い、草の匂いがぷんぷんしている。武蔵野の面影を見ているようだ。「あじさい」は未だ蕾で時期が早い。森林浴をしながら歩き、「深大寺」に到着。早めだが、昼食に「深大寺そば」を食べるメンバーもいた。
 「深大寺」を過ぎ、中央高速をくぐり、国道20号線,旧甲州街道を抜けるとしばらくで「京王多摩川駅」のゴールに到着した。スタンプを押し、小判のハンカチを参加賞に貰い解散した。
久しぶりに新緑を満喫し、満足したウォーキングだった。        [T.Y 記]

Posted by taichiro at 17:56

2002年05月11日

工夫された環境造り

◎第218回【堀切菖蒲園から西亀有せせらぎ公園】=約9㌔=
 5月11日(土)午前10時、袋橋公園(千代田線綾瀬駅徒歩2分)に集合したのは36人。打合せと歯切れのいい徳江さんの体操をした後、出発。
元隅田川は駐輪場になり古隅田川は自然再生地域とのこと。「元」と「古」の違いはよく分からないまま、小菅下水道処理場を利用した小菅東スポーツ公園に到着。狭いながらも日本庭園までも造られ、池には紫色の花が咲いていた。名札を見ると花菖蒲。地元のご老人の憩いの場所になっているようだ。

平和橋通りをしばらく歩き、堀切5丁目で右折すると京成堀切菖蒲園駅。菖蒲七福神が並んで迎えてくれた。堀切菖蒲園まではゆったりした歩道が整備され、沿道の家々では工夫を凝らした植木鉢に色とりどりの花が飾られ、目を楽しませてくれた。
園内で見学休憩。この休憩時間を利用して16日からの鳴門旅行の参加者が集まって打合せを実施。園内の花菖蒲、たった一輪咲いていただけで、盛りはまだ。
落胆しながら小さな路地を通って堀切四季のみちへ出る。街灯がこけし人形風に工夫され、整備された歩道だが、人があまり通らないせいか、所々にこけが生え、滑りやすそうだ。西光寺横を通ってみどりの散歩道を歩き、お花茶屋駅脇を横断して曳舟川親水公園に入る。
直線約3キロの細長い公園には小さな田んぼが作られ、教材用に稲作が出来るようだ。浅い流れには、当時曳かれた小舟や曳いている人、鷹狩の模様などのレプリカが配置され、水遊びも出来そう。途中にバラ園があり、丁度見ごろ。ただ立札があり、このバラを切り取っていく不届き者がいるらしいことを知り、悲しくなる。
上千葉砂原公園でトイレ休憩。道路や信号の交通指導やポニーの乗馬、小動物との交流なども出来るようになっており、子供達が大勢いる。
西亀有せせらぎ公園、藤塚東・西公園、砂原第二公園、下河原公園、交通公園と公園のはしごをしながらゴールも東綾瀬公園。
足立区から葛飾区を半周したような半日。どぶ川や水路が暗渠になって公園や遊歩道になったり、きれいに整備された小川になったり、工夫された環境造りを満喫したウォーキングだった。

Posted by taichiro at 17:55

2002年05月04日

花を探して名前探る

◎第217回【石神井川を辿って石神井公園へ】 =約12㌔=
連休の中日、5月4日(土)は爽やかな五月晴れに恵まれ、気温も快適。有楽町線氷川台駅から集合場所の高稲荷公園へ石神井川に沿って歩き始めるが、結構時間がかかる。途中行き止まりのような廃屋にぶつかるが、道が堤防を膨らませて作ってあった。人も住んでいない家屋のために相当な予算超過が生じたようだ。
午前10時、公園で体操をしたあと、早速出発。あまり快適な遊歩道とはいえないが、それでも沿道の家々が丹精を込めて色とりどりの花々を育てているようで、いっせいに咲きそろっている花の名前を探りながら歩けるのは気持がいい。

豊島園の正面を通ったが、流石に人出が多く窓口に行列が出来ていた。無料の向山庭園に入り、しっとりした和風庭園の静かさをちょっぴり味わい、向山公園で休憩。
住宅街を通り抜け、再び石神井川遊歩道を歩く。目白通りが工事中のため、迂回して三度び遊歩道に戻り、西武池袋線の練馬高野台横を通り抜ける。川沿いはテラスで水際を歩け、環八通りは珍しく道の下を通れるようになっていて、横断に苦労しなかった。
山下橋で石神井川を離れ、すぐに和田堀緑道に入るともう石神井池。ボート客も並んでいるほどの盛況。のんびり散策している大人や、水遊びをしている子供達を眺めながら高い木立の中を長い石神井池の横を通り、今度は三宝寺池に向う。左手の小高い丘は石神井城址とのこと。かつての栄華を偲びながら上がってみてまた池に戻るが、この池、井の頭池と善福寺池と並ぶ武蔵野三大湧水池の一つ。
コナラやクヌギなどの雑木林の中の散策路を歩いているとなかなか優雅。キャンバスに向い筆を走らせている人も結構いた。浮見堂から蓮の花も眺められ、野鳥や水鳥に同化したような気持になって初夏の新緑を堪能しながら一周して解散。三々五々、石神井公園駅にむかった。

Posted by taichiro at 17:54