2001年09月29日

叢の道なき道を歩く

◎第188回【調布から東府中菊見ウォーク】
 9月29日(土)10時、調布駅に集合したのは予定していた人数を超え、44人。大勢の参加申込者が屯する駅前広場でわがGNPメンバーがストレッチ体操を始めると一斉に注目し始め、中には一緒になって体操をする人もちらほら。京王線を地下でくぐり抜け、北口から布田天神社を横目に御塔坂橋まで市街地を歩き、ここからは野川遊歩道。

遊歩道は野川に沿って歩きやすくなっているが、川の中の草むらの道も歩ける。そこで草むらの道を歩いてみるが、人一人しか通れない感じで、わがGNPのスピードではすぐに前の人に追いついてしまう。追い抜きは道なき草むらの中だ。穴があいていたり、水がぬかるんでいるか、皆目見当がつかないところをもう思い込みだけで歩いてみたが、別に事故には遭わず、靴とズボンのすそが汚れたぐらいだった。本日の目玉は菊見のはずだが、菊は見当たらず、代わりに初々しいススキの穂があちこちに見られ、夕暮れ時だとさぞしんみりするだろうと秋の深まりをこんなところで感じているうちに都立野川公園に到着。
ここで小休止。今度は運転免許試験場の裏手にある都立武蔵野公園を通り、多磨霊園の佇まいを眺めながら都立浅間山公園に入る。ここは山というだけあって適度のアップダウンがあって普通のウォーキングシューズだと足が滑りそうだ。下に降りると、すぐに都立府中の森公園。
ここはいろんなグランドが揃っていて公園というより運動場という雰囲気。それでもここかしこに芝生があり、木陰が揃っている。その一つに入り込んで、お弁当を開く。お弁当時間になると皆さん、お菓子や果物、それにおかずまで、どこからとなく湧いてきて楽しい一刻になる。
満腹感に浸るともうウォーキングのペースが崩れ、脇見をしたり、喫茶店を探したりしながらのんびり歩いてゴールの東府中駅に到着。記念品のシャープペンシルを頂いて解散した=約10㌔=。

Posted by taichiro at 00:24

2001年09月22日

隅田川の水辺を歩く

◎第187回B【浅草・上野ウォーク】
9月22日(土)10時、浅草寺に集合したのは20名。有志の差し入れの焼きたてのパンを頂いた後、軽く体操をして出発。最初は少し寒い感じがしたが、しばらく歩くと、気持ち良くなった。
隅田川の水辺を歩き、鳥越神社で小休憩。
 おかず横丁、佐竹商店街、上野公園、かっぱ橋を通り、全員ほとんど一緒にゴールに到着。記念品のタオルを頂いて解散=約10㌔=。
主催者から頂いた商店街の2割引券を利用して、おそばを食べて帰宅した。 [M.N 記]

Posted by taichiro at 00:23

華やか彼岸花の群生

◎第187回A【湘南平と大磯】=約10㌔=
9月22日(土)10時、寒気の南下とかで大磯駅で降りると寒いほど。皆ガツガツしながらそそくさと出発する。先発した2人を含めて25人が集合。
国道1号線から旧東海道松並木に入る。化粧坂を登り、歴史のある高来神社の参道を通り、境内で体操。早速、裏手の山道に入る。山道はよく整備され、急坂には必ず丸太で土止めが作られ階段状になっている。もっとも幅が狭いため渋滞が始まる。

高度約800メートル。女坂を通ったが、それでもかなりきつい。高麗山に着くとそこからはなだらかな尾根道。相模湾の眺望が開け、やがて白花もちらほら混じる彼岸花の群生地。寂しいはずの彼岸花もこれだけ群生すると華やかだ。ここから下り、急に動かなくなるような超渋滞。原因は約3メートル足らずの隘路。恐がってなかなか降りない人が一人でもいると詰まってしまう。三叉の道で登りを選ぶと湘南平。
くだりを選んだ人もいたが、湘南平に向かい、ここで昼食。展望が360度開け、テレビ塔が巨大。
お弁当を済ませ、下るが、瞬く間に大磯駅。横を通り抜けて島崎藤村旧宅で小休止。旧東海道の松並木を眺めながら松涛庵、滄浪閣などかつての明治長老の別宅が軒並みあった場所を通り、こよろぎの浜に出る。約500メートルほど歩きにくい砂浜を踏みしめ再び旧東海道に出て、今度は、小さな流れを渡り門をくぐって鴫立庵に立ち寄る。
日本三大俳諧道場の一つといわれ、庭園には俳句の石碑が所狭しとばかり立ち並び、和風の建物は落ち着きを示している。ここを出るとすぐにゴール。記念のバッジを貰い解散。大磯駅から帰途についた。

Posted by taichiro at 00:22

2001年09月15日

鼻につく銀杏の臭い

◎第186回【品川宿・東海七福神めぐり】
 9月15日、梅雨のような蒸し暑さの中、品川駅高輪口に集合したのは46名。会長は健康センターの12週間講座開講式に出席で不在。29日の京王線の切符や、コース地図、通行手形などを配り、10時出発。
帰りの京急土休券の購入などで2つになったグループは、八つ山橋手前の信号を渡って早速旧東海道に入る。赤い矢印に従って右折し、第一京浜に出る。通りの向こうに小高い森が見え、品川神社(大黒天)の石段を上下するウォーカーが見えた。

「どうする? 渡る?」とグチャグチャいいながら結局信号を渡らず、皆で左に曲がる。細い道をくにゃくにゃ曲がって養願寺(布袋)に挨拶し、また旧東海道に戻る。一心寺(寿老人)を過ぎ、山手通りを越え、品川橋の手前を右折、荏原神社(恵比寿)を眺め、鎮守橋を渡る。
しばらく歩いて品川寺(毘沙門天)に着くと、先行グループが出発するところだった。銀杏の木の下はつぶれた銀杏なのか鼻をつくにおいがした。後発隊もちょっと休んで出発。
日差しが弱くなりパラパラッときて、うだっていた皆は「ワァー気持いい!」と元気になる。
立会川を越え、天祖諏訪神社(福禄寿)に挨拶し、次の信号を左折、しながわ区民公園に入る。少年達が森の中のきれいな芝生で野球をしていた。勝島運河を埋め立ててできたものだと思うが、落ち着いた公園だ。
鈴ヶ森橋のトンネルをくぐり、「勝島の海」という池に出る。品川水族館への道を逆に進み第一京浜に出る。
大森海岸駅前の歩道橋は渡らず、次の歩道橋を渡る。なんで遠回りするのかと思ったら磐井神社(弁財天)があった。
ここの銀杏の下には実が落ちてない。「雄株かな」とか言ってる間に歩道橋を渡るとそこはもう京急大森海岸駅。
通行手形を渡して景品のバッジとちらしを貰う。大半がここでゴール。引き続きJR大森駅まで歩く。12時、きれいなビルの2階の改札に到着したが、こちらには、出迎えの人も、机も幟も、何もなかった。
そのまま京浜東北線快速に乗って帰宅した=9キロ=。

Posted by taichiro at 00:09

2001年09月09日

黄花コスモスの最盛期

◎第185回B【築地・月島 下町グルメ散歩】
 9月9日(日)10時、新橋駅に集合したのは19人。昨日とダブルで来た人は4人。受付を済まして歩き始めるとすぐに浜離宮。
4人の65歳以上はただ。残りの15人では団体になれないので、現場で急遽募集したところ8人が加わり、23人になり団体にして300円の入場料を240円にして入場した。
園内は黄花コスモスの最盛期。今を盛りと群生していた。それに彼岸花。こちらは芝生の中にポツンポツンと咲いて寂しそう。
30分ほど散策したあと、築地市場、本願寺、勝鬨橋、月島商店街、佃の住吉神社、相生橋と後は知った道をただ歩き、越中島駅にゴールした。
昨日よりも距離は短かったのに、蒸し暑く疲れは激しかった=約5キロ=。

Posted by taichiro at 00:16

2001年09月08日

釣人の視線の中歩く

◎第185回A【浦賀から汐入】=約18キロ=
 9月8日(土)10時、京急線浦賀駅に集合したのは、30人。天気に恵まれ日差しは強いが、風は意外に涼しい。受付を済ませ、早速歩き始める。
浦賀の渡しを横目に見た後、海岸線に出る。多々良浜から山道に入り上り坂。登りきったところにトンネルがあり、見晴台に抜けることが出来たが、省略して小休止。
そこから下り道で観音崎灯台に到着したが、なんと見学は有料とのこと。お金を出してみることもないということで、どんどん下り、また海岸線に出る。京急観音崎ホテルの前で先行グループが休憩、お弁当を開き始めていたので、予定の海辺つり公園まで行かず、昼食タイムにした。

もっともこちらは弁当を途中で買うつもりだったので、北海道土産の生チョコと引き換えにおすそ分けにおにぎりを頂く。
食事を済まして走水海岸を釣り人の視線を浴びながら歩いたが、ここの防波堤、ニュースによると11日の台風で決壊したそうで団地の4階まで波しぶきが飛んできたとのこと。他人事でない話だ。
ここから明日のコースを考えてリタイヤ。馬堀海岸駅で乗車する予定だったが、緑道が京急大津まで続いていることを知り、ゆったり歩いてみる。色々な樹木と草花がびっしり。ここを盛りと鳴き続けるツクツクボウシ。気持のいい1キロあまりの緑道だった。大半のメンバーは海のつり公園、三笠公園とめぐり、ゴールの汐入駅まで歩いたようだが、久しぶりの長距離、結構疲れ果てたと聞いている。

Posted by taichiro at 00:08

2001年09月01日

巨大な住宅群が出現

◎第184回【恵比寿と代官山今昔散歩】
 予報に反し、さわやかな秋晴れの9月1日(土)10時、山手線恵比寿駅の西口に集合したのは当初の申込45人を超えて50人。地図と記念バッチを配った後、直ちに出発。
くねくねとした道で、もう一つ分かりにくいコース表示は頼りにせずに、地図をたどって歩く。八幡通りに出る階段を上がり、代官山に入る路地にたどり着いて、やっと落ち着いて歩けるようになった。

小さな代官山公園で打合せと体操をする。
東横線に沿って代官山駅まで歩くが、途中代官山アドレスという巨大な住宅群が出現、異様なほどの高層建物で雰囲気が違ってきている。
駒沢通りを越えて昔ながらの閑静な小道を通り、鎮座している可愛い庚申塔を横目に拝み、急坂の別所坂を下って目黒川に着く。目黒川の水かさは先日の台風がうそのように少なく、何故か潮溜まりの香りまでして、水鳥も少ない水を求めて寂しそうだった。
中里橋から目黒川を離れ、目黒清掃工場横の緩衝緑地を通り抜け、またまた急坂の茶屋坂と新茶屋坂を今度は上る。上りきった後、昔は三田用水が流れていたという道をたどり、日の丸自動車学校の横を入る。JR山手線と埼京線を跨ぐ大丸跨線橋は、途中から継ぎ合わせたような形。渡りきって小さな三田丘の上公園に続くビュータワーの間を抜け、プラタナス通りに出ると、もうそこは恵比寿ガーデンプレイス。階段を下りて恵比寿麦酒記念館の正面入口前で解散。
そのまま、ほとんど全員が吸い込まれるように記念館に入り、サービスの恵比寿麦酒で喉を潤し、心地よく帰途に着いた=約7㌔=。

Posted by taichiro at 00:07