2001年08月25日

歩きにくい斜めの道

◎第183回【夕涼み石神井川】
 たった1週空けただけだったが、何となく久しぶりにお互いに顔を合わせた気持になって旧交を温める雰囲気になった8月25日17時、常盤台公園に集合したのは41人。
台風一過、さわやかな夏空といいたいところだが、風がなく蒸し暑い。

打合せと体操の後、早速歩き始め、中板橋駅入口交差点で環七を横断、向屋敷橋から石神井川に入り、川下に向かう。車は通らないが水はけのためか斜めに傾いた道は意外に歩きにくい。中根橋を通り過ぎ、つり池公園を回遊するつもりであったが、もう閉門され、入れない。
瞬く間に中山道に突き当たり、右折して氷川神社に入り、手を軽く合わせ、参道に入る手前、狛犬がいるはずの石塔になんとヘルメットが置いてあった。狛犬とヘルメットとの関係、気にはなったが、解明するわけにもならず、そのまま参道を歩き、左折して歩道橋を渡り、中山道を横断、再び、石神井川緑道を歩き、石造の板橋を眺め、そのまま加賀公園まで直進。
途中、東板橋公園、板谷公園を忠実にたどったBグループを加賀公園で待つ。
やがてたどり着いたB,Cグループを確認して出発。かつての石神井川の曲がりくねった川筋を髣髴させる音無こぶし緑地、音無もみじ緑地、音無さくら緑地をたどり、無事、音無親水公園に到着したが、川べりには閉園のため、降りることは出来ず、石畳の上で解散した=約8㌔=。

Posted by taichiro at 00:06

2001年08月11日

屋敷跡味わう公園群

◎第182回【夕涼み六本木界隈】
 久しぶりに雨模様の8月11日17時、六本木西公園に集合したのは、45人。もとどこかの屋敷跡らしく20人は雨宿りが出来そうな屋根つきの門構え、その上、池庭もそのまま利用しているような風情で樹木の茂りも枝葉がしっかりしていてしっとりとした感じの落ち着いた公園だ。

体操をしたあと、傘を差して歩き始め、桧町公園に着く。ここは長州藩中屋敷跡と聞くが、広くて大きい。特に池の作りがよく、板道で池の中心まで歩けるようになっている。そこから坂道を上って赤坂氷川神社で手を合わせ、氷川公園、一ツ木公園と巡るが、いずれもどこかの屋敷跡のようだ。
この辺で雨も止み傘をすぼめて急坂の三分坂を登り、円通寺坂を省略(Bグループはちゃんとコースどおり歩く)してTBS放送センターの構内道路を突っ切ってみる。タレント連中に会えるかと期待していたが、あいにく閑散とした佇まい。ほとんど人にも会わず、赤坂レンガの道に出る。
「この辺、坂が多いわね」「だって、この辺、赤坂って言うんでしょ」そんな会話を聞きながら、アークヒルズのカラヤン広場に到着、休憩した。ここは建物の2階だが、ツインタワーの中間にあり、時間によって水量の変わる人工の滝やからくり時計もあり、広場には自由に座れる椅子が置いてあり、休憩には最適だ。冷房が効いているわけでもないのにビル風は心地よく汗にまみれた身体を癒してくれる。
15分近く一休みしたあと道源寺坂を省略して遠くから見ても目立つ法輪形の屋根を持つ霊友会の横を通り、外苑東通りを右折。厳しい警備をしているように見えるロシヤ大使館の前を通り、郵便局にしては広すぎるような立派な麻布郵便局前の横断歩道を渡り狸穴坂を下る。何の施設かぴんとこないが、廃墟に近いロシヤ大使館のコンクリート造の建造物を見上げながら狭い路地を右左右と歩き、狸穴公園に着く。ここも多分どこかの屋敷跡らしいが、こじんまりした公園だ。
高速道路環状線に出たところで直進してきたCグループと一緒に横断して麻布十番に到着。可憐な「赤い靴きみちゃん像」の建つパティオ十番公園で解散した=約7㌔=。

Posted by taichiro at 00:04

2001年08月04日

花火客とは逆に歩く

◎第181回【夕涼み江戸川土手散策】
 8月4日(土)17時、小岩駅改札口前に集合する予定であったが、花火見物に来るお客さんでごった返す改札口を避けて北口の[交通安全の母子像]前に集まったのは43人。定刻、そそくさと歩き始め、直線で結構長いフラワーロードの終点近くで下小岩親水公園に入り、南小岩7丁目南児童遊園で打合せと体操をした。

単なる裏道のような下小岩親水公園を柴又街道まで歩き右折して千葉街道を渡り、そのあと左折して善養寺に向かうが、善養寺は花火客を恐れて残念ながら閉門。期待していた影向の松を見損なってしまった。お寺の裏手がもう江戸川土手。ここで花火見物に向かう面々と上下に別れて、ウォーキングメンバーは上流に向かう。
もうこの辺にも花火客がたむろするビニールシートが敷かれ、浴衣姿の家族連れやアベックがどしどし押し寄せている。花火客と反対方向に向かう異様なGNP。好奇の目を振り切るように土手を歩くが、適度の風と湿気のない河原は意外に快適で歩き易く、小岩菖蒲園まで一気に歩き、ここで休憩。昼間の暑さがうそのような涼しさだった。
ここから先は土手の上を対岸のうっそうとした里美公園を眺めながらなお2キロ近く歩き、上小岩親水公園にたどり着く。小さな滝から始まる人工的な水路が出来ていて周りの住宅地とすっかりマッチしていて歩き易く、水路には優雅な鯉が悠々と泳いでいる。
京成本線まで約1キロ。踏切を渡って今度は仲よし小みちに入る。どういうわけか親水公園では心地よく吹いていたそよ風がここでは吹いていない。水路がないせいだろうか。蔵前橋通りにすぐたどり着き、しばらく歩くともうスタート地点の小岩駅の北口だ。19時一寸前、花火客があふれ始め、北口でさえ、スタート時に比べ様相が変わっていた。解散した後、早々に帰路についた=約8㌔=。
 来年はこのコースを反対に回り、そのまま皆で花火見物に向かうことを考えてもいいようだ。

Posted by taichiro at 00:03

赤い靴秘話 麻布十番

♪赤い靴 はいてた女の子
  異人さんに つれられて 行っちゃった♪
 有名な野口雨情の童謡ですが、この女の子、実はアメリカに行かず、9歳の生涯を孤児院で一人寂しく閉じていたそうです。麻布十番にある「赤い靴の女の子像」はその孤児院のあった場所にちなんで建てられたものです。
ほかに「赤い靴の女の子きみちゃん像」は生まれ故郷の静岡県日本平、歌詞に詠まれた横浜の波止場、母かよさんが入植した北海道留寿都村にもあり、全国で4箇所建立されています。
麻布十番には他にも微笑みをテーマに15のモニュメントが配され、[微笑みの街]として街づくりをしているとのこと。

Posted by taichiro at 00:00