2001年01月29日

◎第154回B【沖縄二泊ウォーク】

雪の中沖縄に向かう
雪の降りしきる1月27日(土)早暁、JR、都営、営団の1番電車に乗って午前6時2分、羽田空港に19人が集合。航空機に積もった雪下しのため約1時間遅延して沖縄に向かう。沖縄空港には40分遅れで到着。直ちにバスでホテルに向かう。ホテルに大きな荷物を預け、バスターミナルから玉泉洞に向かう。市内バスも市外バスも回数券は15%引であることが判明。細かく利用することにし、先発隊に依頼。先発隊は玉泉洞の半額券も手に入れてくれた。

  手を入れすぎ玉泉洞
 玉泉洞ではまずレストランで食事。食事の後、洞に入る。東洋第二と言われる鍾乳洞の規模は大したものだが、手を入れすぎた感があり、道も広くなり歩きやすくなっていた。ここからバスで平和祈念堂に向かう。広大な敷地の中に祈念堂、資料館、各都道府県が集う摩文仁ガ丘平和祈念公園、黎明の塔と歩いた後、ひめゆりの塔までバス道を歩く。途中、あっけにとられて我々を見とれていた老婦人が足を踏み外して転倒するハプニングもあり、みんなで助け起こす。
  姫百合之塔で合掌し
 姫百合之塔は、乙女の命を次々に投げ出したと言われる洞穴の前に建ち、絶え間ないお線香の煙と花束の前で思わず、合掌した。資料館の中で微笑む少女たちは世が世なら70過ぎの老婆。悲しい戦争の残滓だ。つくづく人間のあさましさを感じる。ここからバスで那覇に向かい、食事をして初日、約20,000歩を歩き無事終了。
  中日はバス観光旅行
 中日の28日、ホテルまん前の那覇交通観光バス乗り場から8時30分出発。途中二つのホテルに立ち寄り、琉球村に向かう。ハブとマングースの戦いが売り物かと思っていたが、禁止となり、ハブの素早さに感嘆。続いて万座毛の断崖の怖さを味わう。象の鼻にそっくりの断崖をバックに記念写真。次に立ち寄ったのは海洋博公園。素晴らしいイルカショーを観賞しながらお弁当。砂浜の白さと海水の透明さ。本土では味わえない美しさだ。パイン園は季節外れのためか、土産物だけ目立つ。
  沖縄料理10品を頂く
 東南植物楽園は二つの公園から成り立ち、この季節でも赤、黄、青など色とりどりの南方系の花が溢れる。ただ気になったのがそこはかとなく漂う田舎香水の香り。いつのまにか我慢出来なくなっている自分の姿がいまいましい。コザのショッピングセンターに立ち寄った後、國際通りで全員降車。
 10時間の観光を終わり、晩餐会に向かう。「月ぬ美しゃ」というお店。沖縄料理10品。豆腐が上手に使われ、くらげの酢の物と思って食べた後聞くと、「豚の耳」とのこと。始めに聞いていれば手をつけなかったはずだった。中日の歩行、約18,000歩。バスの中ではほとんど居眠りをしていたはずなのに疲労困憊。歩くより居眠りが疲労を呼ぶことを知ったのが中日の収穫。
  波之上宮で雨避け願
 千秋楽の29日、8時30分、ロビーに荷物を置いて出発。福州園横の空地で沖縄初めてのストレッチ体操。中国風に作り上げてある福州園の庭園と建物はこじんまりしているが、本格的。ここから由緒ある波之上宮に向かい、「60%の降雨確率の本日、他はどうでもいいからGNPの歩く道だけには雨を降らさないように」と、厚かましいお願い。ところが、この願い、すっかり聞き入れていただき、とうとう昼からはお天道様まで笑顔を私どもに見せてくれた。もうこれでは神様に背を向けては寝られなくなってしまった。
  観光船で海中を散歩
 公園、港湾を巡って、とまりんで水中観光船「トムソーヤ」に乗り込んだ。荒天のため、堤防内で珊瑚礁を見る。ハッチが閉められ、船室が沈み出し、一瞬、潜水艦の心境。このままハッチが開かないとどうなるのだろうと不安に駆られるが、豊かな色彩に満ちた魚群を見つけて海中見物に熱中。珊瑚礁の美しさは湾内のためか、余り伺えなかったが、瞬く間の30分。もう引き返すのかと船上に出たが、風に当っても平気。この暖かさは本土では想像できない。
  息が切れる石畳道で
 泊港から首里目指してウォーキング。途中、崇元寺石門を見る。この寺の消失が戦災によるものと聞き、悲しくなる。金城町の石畳道、下から上る。急な坂で息が切れるが、頃合のところに金城村屋があり、ここで休憩。続いて守礼門まで一気に歩き、空腹に耐え、家庭料理で有名な富久屋に入る。予約も入れず19人も入った富久屋はてんてこ舞い。GNP有志はここでも俄かウエイトレスに変身。お茶の接待から料理の運び役などテキパキとお手伝い。無事昼食にありつく。
  赤が似合う首里城址
 首里城の中は赤が似合う雰囲気。当時の栄華が伺え、着物や宝飾品がきらびやかだ。首里城公園から國際通りまでバス。15時過ぎ、ここからつかの間のフリータイムとし、18時30分まで買い物やコーヒーを楽しみ、ホテルに戻る。荷物を受け取り、バスで空港へ。定刻20時、無事航空機は羽田目指して飛び立つ。3日間の沖縄ウォーク、楽しく愉快にたっぷりと味わった。千秋楽の歩行、約27,000歩。3日間総計歩数、約65,000歩。

Posted by taichiro at 19:28 | Comments (0)

2001年01月20日

素敵な雅子様の笑顔

◎第153回【大江戸線北回り】
1月20日(土)午後1時、森下公園に集合したのは55人。今にも雪が降りそうな寒々とした天候の中で、準備体操をした後、出発。

 馴染みの森下駅から清澄通を歩き、江戸博の前にある両国駅を通過。春日通に入り、厩橋を渡り江戸通を越え、蔵前駅、新御徒町駅を通過。お馴染みの多慶屋辺りから人通りが激しく、上野御徒町駅までピーク、人込みを縫うように歩く。
 湯島天神の梅がもう僅かに開いているのに感嘆しながら、本郷3丁目駅、巨大な文京区役所シビックセンター見上げながら、春日駅を通過。後楽園の歩道橋を渡り、後楽公園で休憩。
Bグループの到着を待って出発。飯田橋駅から大久保通に入り、牛込神楽坂駅を過ぎた神楽坂上交差点で足留めに遭い、何事かと目を皿のようにして見ていると、何と皇太子妃雅子様のお通り。約2メートルぐらいの超接近。思わず皆で歓声を上げるとにっこり微笑んだ笑顔は素敵。おかげで皇太子様が一緒だったかどうか定かではない。
 興奮収まらないまま、牛込柳町駅を越え、若松町交差点で迷いそうになったが、無事左折。若松河田駅を発見して一安心。あとは職安通を直進。東新宿駅を横目にみて北新宿百人町で左折。新宿西口駅を確認して、西口の巨大ビルの中を縫うように歩き、都庁前駅にある都庁広場に到着。整理体操をしてから解散した。 
 来週の沖縄組は都庁展望室に上り、打ち合わせ。終了して戸外に出ると霙が降り始め、雪模様。ウォーキング中には降らなかった天佑に感謝しながら家路についた=約14㌔=。

Posted by taichiro at 19:21 | Comments (0)

2001年01月13日

休憩に冷え込み襲う

◎第152回【荒川、日光街道】
 1月13日(土)午後1時、東日暮里1丁目公園に集合したのは51人。体操をした後、正庭通を直進、明治通りを渡る。この渡り方が問題で、うっかり歩道橋を渡らずに横断歩道を渡ったAグループ、信号待ち3回。この違いで、BにもCにも置いていかれ、最後尾を歩く。

 区役所と同居する荒川公園から汚水処理場を利用した荒川自然公園を通り、隅田川を下る。途中、天王公園でトイレ休憩。
 そのあと、千住大橋を渡り、すぐ左折、またまた隅田川に突き当たり、今度は剃刀堤防の外側、人のほとんど通らないコンクリートの上を尾竹橋までひたすら歩く。尾竹橋通りを少し歩いて西新井橋手前で荒川土手に入り、土手の上をどんより曇った典型的な冬空の中、虹の広場まで直進、ここで休憩。
 止まるとたちまち冷え込みが襲い、5分ほどで歩き始め、サンロードから仲町商店街と直線になっている旧日光街道。まるで江戸時代に戻ったような家並もまだ残っている街道を千住大橋まで歩く。渡りきってからコツ通りに入り、南千住駅を越えて右折。無事、終点の東盛公園に到着。
 ちょうど蝶の羽を広げたような約12㌔の周回コースを巡り、久しぶりに本格的に歩いたような快い疲れを残して帰途についた。

Posted by taichiro at 19:15

2001年01月06日

例会実施弾力的運営

◎第151回【総会・日本橋七福神巡り】
 平成13年1月6日(土)10時、教育センターで総会を開催。出席者は61名。始めに昨年の下見参加者に対し、パスネットカードなどを交付した後、平成12年分の収支報告、今年の収支予算の承認を受けたのち、昨年の納会で内定した班割り(A.B1.B2.C)、準会員制度の導入を決定した。その後、本年の実施計画については昨年、各グループから提出されたコース計画に基づき、下見の必要なものは下見を実施し、その他、公共機関が実施する大会に参加するなど弾力的な運営にすることを決定し、総会を終了した。

 広場で記念写真を撮影した後、体操を行い、いよいよ21世紀最初のウォーキング。まず洲崎緑道公園にを通り、三つ目通りを渡り、古石場親水公園に入る。ここから永代通りに出て永代橋を渡り茅場町交差点で右折。ここから日本橋七福神巡りの開始。まず小網神社(福禄寿)、続いて茶ノ木神社(布袋)に立ち寄ったが、神様、お留守で、次の水天宮(弁財天)で遊んでらっしゃるとのこと。水天宮の人出は流石のもの。賑わっていたので、早々に松島神社(大黒天)に向かう。続いて末広神社(毘沙門天)から笠間稲荷神社(寿老人)と巡り、少し離れている椙森神社、宝田神社(いずれも恵比寿)と無事七福神ならぬ八福神を巡り終え、十恩公園で解散した。=約8㌔=

Posted by taichiro at 19:11 | Comments (0)