2018年02月10日

◎第1005回[歴史と新しさを感じ、豊かな自然の街をめぐる]

30年2月10日(土)午前10時 =約9㌔= 
JR中野駅北口改札外(受付9:30~)→北口広場(集合)→キリングループ(株)ココニワ→CAPIC刑務所作業製品展示・販売ルーム→中野区立歴史民俗資料館→江古田古戦場の碑→野方配水塔→哲学堂公園(休憩)→青原寺・朱楽官公の墓→なかのZERO→紅葉山公園→中野駅南口(ゴール)
中野IMG_7579.JPG

中野駅北口広場は意外に広い。GNPメンバーが屯してもあまり目立たない。38人が集合。天気予報の雨天は完全に外れて気分よくスタート。地図の上では中野駅の案内図の下に隠れてしまった新井薬師をまず目指した。まず、中野ブロードウェイのアーケード街=写真=を歩く。突き当りの早稲田通りを右折。しばらく歩いて参道へ左折すると、佇まいが古く一世代さかのぼったような雰囲気。新井薬師境内に入ると梅の香りがほのかに漂い、別世界に入ったような気分で御朱印帳を待つ。住職らしき人、御朱印書きからお札やお守りなどの販売、御用聞きや配送屋の荷物受け取り、御堂の掃除や応対、たった一人で八面六臂の活躍。これではお坊様の過労死問題が起きるかもしれない。
本日のコースの中に「朱楽菅公の墓」の話がある。江戸時代の狂歌師で1740年生まれとのこと。会長と200年足らずの違いしかない。辞世の句に「執着の心や娑婆にのこるらん吉野の桜更科の月」とある。この名前、「あっけらかん」に由来しているそうだが、何だかそんな人生を送った江戸の小役人のような気がする。
お犬様のお囲い跡が刑務所になり、そこで作られた作業製品がなかなかのもの。安くて品質がいいとの評判がある。コースの最後は「紅葉山公園」。大正時代は私有地で紅葉が多く植えられていたことから紅葉山と呼ばれていたもので、園内には様々な樹木があり、蒸気機関車も展示されていた。
ゴールは中野駅南口。食事をしてから、帰途についた。

Posted by taichiro at 2018年02月10日 21:02