2017年07月29日

◎第980回[夕涼み日本橋川歩き]

29年7月29日(土)午後5時 =約7㌔=
礫川公園(集合)→東京ドーム→水道橋→新三崎橋→西神田→共立女子大→一ツ橋河岸→錦町河岸→神田橋公園(休憩)→大手町川端緑道→大手町→東京国際フォーラム(解散)
日本橋川IMG_6412.JPG

暗~い雲が西の空も東の空も覆っていたが、春日の駅を出たら、恐れていた雨がポツッと来た。行きかう人たちが俄然せわしなくなる。後楽園駅入口に42人が屯し、会長から電話詐欺未遂の報告と自動通話録音機の話を聞いて、薄暗い雨の中へ出発する。
野球観戦客で賑わう東京ドーム横をぐちゃぐちゃに濡れながら進む。丸い石の顔を眺めているうちにみんなの姿は見えなくなった。後楽橋を渡り新三崎橋も渡ると日本橋川=写真=。日本橋川は高速道路で蓋をされて、空は見えなかった。暗い川端に青いあひるの親子群像が並んでいた。
高さ152㍍もあるアイガーデンエアは平成15年竣工しているが、これに先立って平成12年飯田町遺跡の発掘調査が行われ、讃岐高松藩(初代藩主は水戸光圀の兄・松平頼重)の上屋敷跡と堀あとが発見された。説明板に、幕府は、駿河台と麹町台地に挟まれた低地、平川と小石川が合流するこのあたりに、運河や堀割を作って、江戸城下の中心部を洪水から守る対策をしていたことが書かれていた。
明治になって甲武鉄道(明治19年から明治39年まであった鉄道)が飯田町駅を開業、陸軍用地を中心に水運と鉄道をつなぐ貨物のターミナル駅になったそうだ。    [KM記]

Posted by taichiro at 2017年07月29日 07:19