2012年10月27日

◎第742回[天空橋から平和島]

10月27日(土)午前10時=約9㌔=
天空橋駅集合→羽田の大鳥居→五十間鼻→水神社→玉川弁財天→羽田の渡し→羽田神社→萩中公園→南前堀緑地→北前堀緑地→旧呑川緑地→大森ふるさとの浜辺公園→大森海苔のふるさと館(休憩)→平和の森公園→平和島駅解散
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天空橋駅に集合したのは49人。12月8日の例会は、9日(日)健康センター主催の『みんなでウォーク』に参加するなどの打合せの後、スタート。
A2出口から地上に出て右へ進むと、前方に神社もないのに羽田の大鳥居=写真=が見え、見学する。もともと空港のある場所に穴守稲荷神社の大鳥居としてあったもの。ここは、鈴木新田。穴守、鈴木、江戸見町という3町があったが、戦後の連合国軍総司令部(GHQ)の接収で住民が退去。神社は取り壊されたが、大鳥居だけ残っていたとのこと。これを羽田の歴史の生き証人として現在の場所に移築されたので、神社はない。
弁天橋を渡り左折、海老取川岸壁沿いの遊歩道を進み、五十間鼻の石積を眺め、水神社を見下ろし、多摩川の土手を進む。水門、船溜り、赤レンガの堤防、羽田の渡しの説明板など見ながら、高速道路、大師橋をくぐる。多摩川河口の干潟で親子が何か捕っていた。
産業道路を北上すると、正蔵院、自性院などの大きなお寺が並んでいた。大鳥居交差点を渡りレンガ敷の細道を通って南前堀緑地へ入る。「南前堀排水場跡」は遊具が置かれ、樹木が連なり、爽やかな憩いの場となっている。
首都高手前を左に入り、広い東糀谷防災公園で休憩。芝生広場に災害・震災用仮設トイレシステム、井戸のポンプ、農園のいも畑などが設置されていた。ふと見ると、若い十月桜に花が咲いていた。いつ見てもはかなげで主張しないが、うすいピンク色が控えめでいとおしい。
今度は北前橋から北前堀緑地へ入る。大木のざくろに真っ赤な実が生っていた。まだ破裂していない実だけど。「食べたらおいしいよ。」と誰かのことば。
東橋で呑川を渡り、前の浦商店街を過ぎ、細い路地から旧呑川緑地をたどる。呑川の名前の起こりは、大雨のたびに氾濫し流域の田畑を呑みこんでしまったからとも、貴重な飲み水であったからともいわれているが、定かではない。
呑川水門から土手に上り、貴船水門を見ながらぐるりと水辺を周り、大森ふるさとの浜辺公園に入る。静かな秋の砂浜を涼風を受けながら気分良く進み、浜辺橋を渡るとコスモスが咲き乱れていた。長い滑り台を見ながら大森海苔のふるさと館に到着、休憩。平和の森公園を抜け、環七通りから細い路地を通って、第一京浜の横断歩道で解散する。
平和島駅--(京浜バス)--大森駅--(東急バス)--馬込駅--(都営浅草線)--新橋--(都バス)--枝川2丁目と、シルバーパスだけで帰宅でき、疲れがいっぺんにふっとんだような気になった。 [KM記]

Posted by taichiro at 2012年10月27日 18:48