2012年07月07日

◎第727回[ 多摩川から等々力渓谷]

7月7日(土)午前10時=約7㌔=
東急多摩川駅改札前(集合)→浅間神社→多摩川台公園(水性植物園→亀甲山古墳等)→丸子川→八幡橋→玉根橋→谷沢川→等々力渓谷・日本庭園(休憩)→ゴルフ橋(解散)→等々力駅
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東急多摩川駅改札前に集合したのは、47人。しとしとと降る典型的な梅雨の中、簡単な打合せを終え、浅間神社に向かう。境内は多摩川を臨む展望台となって、霧にけぶる多摩川は幻想的でまるで仙境にたたずんているような心境。
続いて多摩川台公園に入る。ここには2つの大型前方後円墳と8基からなる多摩川台古墳群と10基の古墳が並ぶ約750mにわたる丘陵地。まず,紫陽花の出迎えを受け、水性植物園に向かう。可憐な蓮の花が2輪。その周りを半夏生が囲み、純白の清廉さが目立っていた。亀甲山古墳等10基の古墳をめぐりながら約1600年前の時空に想いを馳せた。宝来山古墳を見学したあと、雨模様を敬遠して、そのまま多摩川駅に戻ったグループもあったが、コース通り丸子川沿いに、八幡橋、玉根橋と歩き、谷沢川に到着した。
谷沢川は等々力渓谷の出口。多摩川の水位が谷沢川より高いため、人工的に水を汲み上げ多摩川に流している珍しい装置があった。
等々力渓谷は暗かった。等々力不動尊に上る畔に「不動の瀧」がある。これは、武蔵野礫層と東京層との境から湧き出した地下水によるものとか。チョロチョロと流れ落ちる滝の姿は、イメージにある滝に比べ余りにも心細いものだが、それが枯れることなく続いていることを聞くと一種の生命力を感じる。
日本庭園で休憩することになっていたが、坂道がきついため、大半が省略し、ゴルフ橋に向かった。ゴルフ橋はこの近辺に等々力ゴルフ場があった名残り。ここから地上に上がり、等々力駅前で解散した。

Posted by taichiro at 2012年07月07日 15:04