2010年09月25日

◎637回[武蔵野・吉祥寺~自然・文化と歴史散策]

9月25日(土)午前10時=約10㌔=
吉祥寺駅(受付)集合→武蔵野八幡宮→成蹊学園ケヤキ並木→かくれみの公園→千川上水→武蔵野中央公園→延命寺(平和観音)→グリーンパーク遊歩道(廃線跡)→玉川上水→井の頭自然文化園→井の頭弁財天→吉祥寺駅解散
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武蔵野中央公園で真っ赤に色づいたサルビア。

◎637回[武蔵野・吉祥寺~自然・文化と歴史散策ウォーキング]
 9月25日(土)午前10時=約10㌔=
このところ、日本の南で発生した台風12号の影響で随分涼しくなり、いよいよ猛暑も一息ついた感じがする。東西線直通で吉祥寺駅に到着。JRの受付でカード読取をして地図を貰い、どこで集合しようかと場所を探す。
まだ雨が残っていたので駅横のガード下に45人が集合、歩道で打合せをして、かすかに雨が降っている中へ出発する。
ヨドバシカメラなど大きなビルが並ぶ通りを北上して突き当りを左折、歩道を歩いて武蔵野八幡宮へ曲る。参道の鳥居左手にある天明5年建立、大正時代に旧大踏切際に、昭和44年に武蔵野郷土館へと移設され、平成2年に当初の場所に程近い武蔵野八幡宮に戻って来たという「神田御上水井之頭辨財天」と彫られた石の道標を眺め、奥行きのある参道を進んで参拝する。雨のせいかも知れないが、しっとり落ち着いた境内だ。
吉祥寺通りを渡って、成蹊学園ケヤキ並木へ入る。と、向うから多勢のウォーカー達が合流してくる。双方怪訝な顔。一緒にケヤキ並木を進む。案内の人に聞くとあちらは私鉄リレーウォーク(井の頭公園駅から練馬高野台駅)の一行だそうだ。程なく我々は左折、あちらは直進していった。
左折してかくれみの公園を右折、千川上水を左折して更新橋を左折。武蔵野市役所前を左に曲って武蔵野中央公園(中島飛行機武蔵製作所跡地)へ入る。雨はすっかり上がり、真っ青な空には白い雲が浮かび、太陽がキラキラとまぶしい。木陰でダンスの稽古をするグループ、強い風にいたずらされている野外料理グループ、自転車で集まってきた小学生グループなど、喜々とした声が公園に溢れていた。
南口を出て左折、延命寺通を南下して延命寺へお参り。境内には不発弾の破片や鉄兜(てつかぶと)が展示され、平和観音菩薩立像の台座には一家全滅を含む檀家さんの犠牲者氏名が刻まれている。鐘楼、石仏様達に寿老人と大勢が奉られていた。大木の脇に薪を背負った二宮金次郎像が立っていたが、おでこに幹が当たっていて重そうだった。白い仁王様にご挨拶して信号を渡り右へ進む。
バス停1つ分歩いて左折し、グリーンパーク遊歩道へ入る。この遊歩道は、緑町パークシティの場所に戦後作られ、短命に終った「グリーンパーク野球場」に向かう引込線跡で、もともとは中島飛行機への軌道跡を利用していたという歴史を持っている。
関前公園、グリーンパーク緑地を過ぎ井の頭通を渡り、玉川上水に辿り着き左へ進む。三鷹駅前のロータリーを回り中央線と並行に進む。平沼園前信号を右折、JR線をくぐる。道路の左手に土手が見えたので右手を見たが何にも無い。近づいて行くと、それは二階建の家の屋根だった。斜めの大屋根だけでなく、庇にも草が密生していた。二階の天井で大きな扇風機がゆっくり回っていた。究極のエコハウスかな?
井の頭自然文化園を覗いて吉祥寺通を左折、井の頭公園に入って井の頭弁財天へお参り。真っ赤なお社と勢いよく飛び散る噴水を眺め、筏で休む鴨に見とれ、文化園分園入口を眺め、階段を上がって吉祥寺駅をぐるぐる回ってゴールに到着、解散する。
今日はゆっくりめに歩いたので最後まで歩けた。17,641歩。 [KM記]

Posted by taichiro at 2010年09月25日 14:51