2009年02月14日

◎第556回[都電を歩こう2(15系統)]

 平成21年2月14日(土)午前10時=約11㌔=
 ビッグボックス前広場(高田馬場駅徒歩1分)集合→諏訪公園(打合せ・体操)→西早稲田→グランド坂下→大隈講堂→天祖神社→鶴巻南公園→榎町公園→赤城神社→白銀公園(休憩)→筑土八幡神社→神楽坂→若宮公園→白百合学園→北の丸公園→皇居東御苑→大手門解散
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皇居東御苑梅林坂から眺めた満開の白梅

◎第556回[都電を歩こう2(15系統)]=約11㌔=
 2月14日(土)午前10時、ビッグボックス前広場に集合したのは、何と58人。2月にもかかわらず初夏の陽気。後で聞くと都心の温度は25度とか。打合せを広場前で実施した後、諏訪公園に向かう。途中、人一人しか通れない路地や階段を下りたり、階段を上ったりしながら捨て猫が屯する公園に到着。4ヶ月に亘る世界旅行ですっかり垢抜けたN女史の久しぶりの気合のかかった体操で体をほぐす。あまり一所懸命に取り組んで歩く前から一歩きしたような気持になってダウンコートをお腹に巻いて出発した。
 明治通を渡り、目に障害のある人のために路上にあるぶつぶつの目印をたどりながら歩く。突き当りを左折して、早稲田通を渡り裏道を通り、西早稲田で一瞬再び早稲田通をかすめ、グランド坂通を下る。新目白通の手前で右折、今度は大隈通を歩き、大隈講堂を眺め、早大正門を通り、天祖神社、鶴巻南公園を眺めながら外苑東通に出る。正面に見える済松寺は徳川家光が建立したもの。臨済宗のお寺で風格がある。人間一人しか通れなくて金網で囲まれた路地を抜けて小さな殺風景な榎町公園に入る。
 ここから赤城神社までの道はほとんど直線。ところが緩やかに上っている。こういう道、意外に苦しい。黙々と歩いて届いた先が階段。大した段数はないが、上り坂を歩いた身には息切れがしてしまう。そこにある赤城神社は見る影もなく工事中で仮設の塀に囲まれていた。またまた狭い道をくねくね歩いて白銀公園に入り、休憩。この公園、国際色豊かで混血の幼児たちが大勢遊んでいた。初夏の陽気になっているせいか、元気よく遊んでいる子供たちは公園の佇まいに程よくマッチして休んでいても楽しい。
 つづいて筑土八幡神社参拝。急な階段を手すりにつかまりながら下って今度は神楽坂に向かう。神楽坂はもともと料亭街として発展していたが、その料亭もほとんどレストランになっている。そんな路地を通り抜け、若宮公園を横目に眺めながら牛込橋を渡る。瀟洒な白百合学園、靖国神社の大鳥居を見ながら田安門から北の丸公園に入る。吉田茂像の手前で一休み。寒緋桜と寒桜が満開。その違いを間近に観察。寒緋桜のほうが紅いことが分かった。
 北拮橋門から皇居東御苑に入る。この橋の「拮」という字、「はねる」という意味で、よく見ると城側に綱を通す穴があり橋をはね上げたことが分かる。入ってすぐ左に折れて梅林坂に向かった。ちょうど太田道灌が植えたといわれる梅林は真っ盛り。貫禄のある黒ずんで曲がりくねった樹木と紅梅、白梅とのコントラストは見事。
 二の丸庭園を散策して大手門で解散した。

Posted by taichiro at 2009年02月14日 18:04