2008年12月20日

◎第549回[師走の多摩丘陵と歴史薫る古民家を訪ねて]

 12月20日(土)午前10 時=約12㌔=
 若葉台駅集合→馬引沢南公園→聖ヶ丘遊歩道→都立桜ヶ丘公園→瓜生せせらぎ遊歩道→貝取南公園→一本杉公園(旧有山家・加藤家住宅・休憩)→多摩中央公園(旧富澤家住宅)→京王多摩センター駅解散
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しゃれたレンガ造りの校舎。とても小学校には見えない。

◎第549回[師走の多摩丘陵と歴史薫る古民家を訪ねて]
 12月20日9時半、京王若葉台駅に到着。家を出るとき曇っていた空がいつの間にか真っ青に変わってのどかな小春日和。電車が着くたびにワァーッと人々が出てきて込み合い、受付で地図をもらって人々が歩き始め、人影がスーッとまばらになる。
 午前10 時、若葉台駅南側の広場に集合。定時総会の件、健康ウォーキングの講座が終了したこと、1月17日の京王土休券申込、今日の休憩場所は瓜生公園とすること等を打合せ、体操をして出発する。地図は裏表に続いていて、方向が分かりにくかったが、昨日グーグルで調べたので、ある程度は理解できた。
 駅北側のエスカレーターを昇り、商業施設や駐車場の中の広々とした通路を通り、若葉台公園に入る。西橋を渡ってかわいい保育園、しゃれたレンガ造りの校舎。とても小学校には見えない。階段を下りて広い道に出る。多摩東公園信号を渡って右に行くとの馬引沢南公園へ入る。落ち葉の中をカサカサ歩き、階段を下る。
 聖ヶ丘遊歩道を進み坂を下って緑色の橋をくぐると都立桜ヶ丘公園に入った。記憶のある運動場とキャンプ施設があり、大谷戸公園に出る。陸橋を渡り右折、左折して乞田川遊歩道を歩く。鴨やハクセキレイを眺め、永山橋を潜って左に上がり、瓜生せせらぎ遊歩道を歩く。瓜生公園で休憩している仲間。お菓子や栗をいただき、元気になってまた歩き始める。
 瓜生一里塚跡を見て、瓜生緑地の流れに沿って初冬の木々を眺め、陸橋を渡っているとき、会長から電話が入る。まもなくゴールとか。仲間の姿は見えない。
 遊歩道を進んでトンネルをくぐり、貝取南公園に入る。恵泉女学園大学前の信号を渡り、一本杉公園通りを進む。「よこやまの道」標識を左折、大きな石の門を入ると一本杉公園だった。すのこの床のある旧有山家住宅、日当たりのいい旧加藤家住宅を見学し、トンネルをくぐって枯れた川に沿って上り、長い一本杉橋を渡る。下を見ると車が通っている車道と資材が並べられた広い中央分離帯が広がっていた。落合東遊歩道を進み落合第2歩道橋を渡ると、突如アパート群が建ち並ぶ住宅街。コースは商店街には行かず、左に曲って橋を渡り、赤い山茶花の絨毯を横目に落合南公園を抜ける。階段を下ったところで、数人が小さいみかんを枝からもいでいたが、いいのかな? 一言確かめるべきだった。 
 信号を渡り青木葉公園先を左折、130段ばかりの階段を上って一息つくと、目の前にどっしりした門があった。くぐってみると池の向こうに旧富澤家住宅が見下ろせた。旧富澤家は、江戸時代初期から連光寺村の名主を務め、明治天皇始め皇族方の御小休所として利用されていたという。裏門から出て竹林を覗き、多摩中央公園の広い芝生でカイトを揚げている子供たちを望み、駅に向かう。
 吹奏楽が聞こえてきて、幅の広い通りに出ると、ギリシァ風の石柱の向こうからだった。見下ろすと階段下のハローキティー広場に半円形の人だかりがあり、中心に金管楽器を吹いている5人の男女の姿、しばらくリズムと音色に浸って楽しむ。
 クリスマスイルミネーションを眺めながら広い通りを下る。老若男女、結構人出が多い。
多摩モノレール、小田急、京王が繋がる多摩センター駅にようやく到着したが、ゴールでカードを忘れたことに気がつき、慌てる。新カードにスタンプを押してもらい、「次に一緒にしますので大丈夫ですよ」と慰められ、がっかり。「すっぽりケータイケース」をいただく。
 12キロとのことだったが、歩数は22000歩を越えていた。ハイキング程ではないが、上り下りが多く大いに疲れた。でも、気持ちのいい道だった。[KM記]

Posted by taichiro at 2008年12月20日 15:17