2008年05月24日

◎第520回A [苅込湖ハイキングと戦場ヶ原ウォーク]

 5月24日(土)7時10分浅草発→東武日光9:15着→東武バス9:26発→湯元温泉10:51着→ホテル11:30発→湯滝(昼食)→小田代橋→小田代ヶ原分岐→小田代ヶ原展望台→(バス)→千手ヶ浜→竜頭の滝→菖蒲ヶ浜→ホテル
 5月25日(日)8:30ホテル発→刈込湖→切込湖→涸沼(昼食)→山王峠→光徳牧場→(バス)→ホテル→(バス)→東武日光16:58発→浅草19:35着=約20㌔=
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湯の湖から流れる湯川はやがて湯滝に出て凄まじい勢いで落下していく。

◎第520回A [刈込湖ハイキングと戦場ヶ原ウォーク]
 5月24日(土)7時10分浅草駅を出発した一行19人は、天気予報の2日間豪雨の脅しに戦々恐々、重装備で東武日光に着く。フリーパスで東武バスに乗り込み、終点の湯元温泉に到着。「休暇村日光湯元」に荷物を預け、出発。硫黄の臭いの厳しい湯畠の泉温は78度とのこと。高度たった70mの遊歩道に辟易した10人は金精道路で切込湖に向うルートを嫌い湯の湖に向う。一方、9人は険しい山道を登り、刈込湖と切込湖を周遊。登った道を引き返す。湯の湖周遊組は、湯滝の注ぎ口で昼食。色とりどりに咲く石楠花や遊歩道を整備するための棒杭を眺めながら1時間ほどでホテルに到着。ゆったりと骨休めをした。4時過ぎ、遠征組が戻る頃、雨が降り始めたが、ウォーキングには差し支えなく、素朴な温泉と豪華な食事を楽しみ、夜は各部屋で談笑が続いた。
 翌25日、当初の予定を変更して荷物は宅急便で送ることにして、湯滝、小滝、竜頭滝と湯川沿岸を歩くことにして、ホテル前で記念撮影。一応、雨具を着用して出発したが、夜来の雨は殆ど上がり、湯滝の下で雨具を脱いだ。すさましい勢いで落下する湯滝は増水した雨の賜物。めったに見られない光景だそうだ。泉門池は「イズミヤド」と珍しい読みをする。ここから小田代ヶ原は一面金網の中。まるで檻の中に入るような気分だが、これは鹿や熊の被害に樹木や草原が遭わないための措置らしい。その中央に貴婦人といわれる白樺が一本屹立している。雄大な男体山とマッチして清々しい。小田代ヶ原展望台に到着。ここで用意したおにぎりにぱくつく。折から中学生の一団が賑やかに整然とやってくる。檻を出てしばらく戦場ヶ原を縦断。熊の心配をして歩くが、賑やかなGNP一行には、熊も恐れを抱いたのか、出遭わなかった。戦場ヶ原といわれるので、てっきり古戦場の名残かと思っていたが、もっと雄大な話で男体山の大蛇と赤城山の大百足が戦った場所とのこと。神話の世界にはロマンがあるようだ。やっとの思いでしゃくなげ橋に到着したが、石楠花の群生は見当たらない。もう竜頭滝に近づいたのか、湯川の流れは速い。滝上から滝下まで階段になっており、滝のしぶきを浴びながら下っていったが、どこから眺めても真っ白な滝の色が、新緑に映えて美しい。可憐なつつじの花がまぶしそうに滝を眺めている姿は一幅の日本画だ。滝下の茶屋で一休み。時間があったので、光徳牧場にバスで戻り、アイスクリームや牛乳をいただき、所期の目的を果たす。ホテルに戻って、初発のバスに乗るか、それとも4分後の日光行きに乗るか、勝負の分かれ道に差し掛かり、行き交うバスの状況により決断。一駅しか乗らず、下りのバスに乗り換えた。幸運にも全員着席できて、いろは坂を快く下る。東武日光駅の始発にも座席を確保して帰京。難渋を覚悟しての旅が天候に恵まれ、十分に歩き、青葉を堪能できた。=約20㌔=

Posted by taichiro at 2008年05月24日 22:37