2008年04月19日

◎第515回 [野川・大沢の里と深大寺に咲く花々に春を訪ねて]

 4月19日(土)午前10時 =約12㌔=
 京王飛田給駅受付・集合→武蔵野公園→武蔵野の水車経営農家→出山横穴墓群→神代植物公園→深大寺→布多天神社→京王フローラルガーデン・アンジェ→京王多摩川駅解散
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武蔵野の水車経営農家にて、木製の歯車で動く水車が江戸時代から稼動していた。

◎第515回 [野川・大沢の里と深大寺に咲く花々に春を訪ねて]=約12㌔=
 4月19日(土)午前10時、昨日の大雨の余波で薄ら寒い曇り日かと思っていたら、お日様が顔を出して春真っ只中のいい陽気になった。
 京王飛田給駅で地図と新しいカードをもらって、八重桜が満開のスタジアム通に出る。歩道橋を渡り、味の素スタジアムの入り口にGNP45人が集合。打合せと体操をして出発。10人ほど、出発から反対方向に向かった人たちが居た。
 広いスポーツ広場では少年たちが元気な声を張り上げてサッカーに汗を流していた。
都立武蔵野の森公園は、災害時に大規模救出・救助活動の拠点としてすっかり整備され、手動ポンプの井戸やトイレなどが設置されていた。懐かしくなってポンプを押すとちゃんと水が出てきて嬉しくなった。戦時中の掩体壕(飛行機を隠す壕)。調布飛行場から頭の上を掠めるように飛び立つ小型飛行機。何だか別世界に居るよう。
 空っぽの水路を越えると突然住宅街に入り、近藤勇の龍源寺を過ぎ、御狩野橋手前から野川に出る。若緑の草の中をきれいな水が流れ、柔らかな林はピンクの桜や桃に彩られ、絵本の中に居るみたい。
 対岸の鯉のぼりを見て、武蔵野の水車経営農家を見学する。木製の歯車で動く水車が江戸時代から稼動していたそうで、昔の普通の日本人の、発明したり、工夫したりすることへの努力と能力の素晴らしさに触れて嬉しくなる。
 鯉のぼりの向こうに大勢の人たちが溜まっていたので、何かすごいものがあるのかと期待していたら、出山横穴墓へ続くつづら折の山道の自然観察路へ入る渋滞だった。ジグザグと山道を登り、ぽっと明るい場所へ出たら、そこは以前天文台を見学したとき通ったことがある道だった。畑の中を進み中学校を右に曲がり天文台に沿って見晴らしのいい遊歩道が続く。階段をくだり車道を過ぎてまた野川に戻る。
 御塔橋を左折し車道を北上、木のコンテナで出来たビルを眺め、右折。ちょっと足の裏が痛いので神代植物園、深大寺は省略する。深大寺信号を右折、坂を上り、下る。中央高速、野川を越え、ひたすら布田天神を目指す。木陰で冷茶を飲んでほっと一息。甲州街道から下石原交番前を左折、京王線踏切を渡り稲荷橋信号を渡って左折、やっとの思いで京王多摩川駅に到着。スタンプと爪切りをいただいて解散した。八重桜、紅白咲分けの桃、菜の花、花菖蒲、蘇芳、れんげ、山吹などなど……。春全開。
 反対方向に向った一行は、豊満な八重桜の花吹雪を浴びながらスタジアム通を逆走ならぬ逆歩して飛田給駅横の踏切を越え、品川通で左折。府中用水を辿る。途中、行列のできる倉庫があり、何事かと入ってみると、月一回のお米特売日。秋田産米が2キロ500円との大安売り!外に、もち米や黒豆も安い。
 鶴川街道に突き当たると、今度は漬物の直売場があり、ここにも立ち寄り、一行、蟻がたかるようにいろいろ物色。購買力旺盛なGNPのおかげでお店はホクホクの笑顔だった。
ここまでくるとゴールの京王多摩川駅は目と鼻の先。ゆっくり到着して、正規のコースを歩く勤勉組を待ちながら食事をした。

Posted by taichiro at 2008年04月19日 19:51