2008年02月04日

◎第504回B[秩父路長瀞宝登山蝋梅ハイキング]

(JRNo.05724)
平成20年2月2日(土)午前10時、約10㌔ 
秩父鉄道長瀞駅集合→表参道→あずまや→宝登山神社奥宮への階段→宝登山神社奥宮→宝登山山頂→蝋梅園→あずまや→表参道→秩父鉄道長瀞駅解散
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蝋梅園では、蝋梅が八分咲き、見渡す限り2,000本の蝋梅で埋まった景観はまるで黄金の霞がかかっているような素晴らしさ。

◎第504回B[秩父路長瀞宝登山蝋梅ハイキング]
約10㌔
 2月2日(土)午前10時、それぞれ自宅から、メトロ、東上線、秩父鉄道と乗り継いで2時間半を費やして長瀞駅に集合したのは7人。受付を済ませて、表参道を歩く。
 1900年の歴史を誇る宝登山神社の境内にある池には澄み切った氷が表面を覆い、その下に微動だにしない鯉が群れている。まるでそのまま凍り付いているのかと思い、整理の人に聞いたところ、「心配しないでもいい、ただ眠っているだけで、昼頃、氷が融けると活動を始める」とのこと。
 横にロープウェイがあったので、約2人はそれで山頂まで上り、残り5人は曲がりくねった登山道を延々と登った。宝登山神社奥宮への階段をふうふう言いながら上がったロープウェイ組が宝登山神社奥宮へ着くと、すでに登山組は到着。一緒になって宝登山山頂497メートルを目指す。
 途中の蝋梅園では、蝋梅が八分咲き、見渡す限り2,000本の蝋梅で埋まった景観はまるで黄金の霞がかかっているような素晴らしさ。天候に恵まれ、青空に映えた花弁は作り物ではないかと疑うほど蝋細工そのもの。
 帰り道はコースを頼らず、野上を目指して歩くが、200階段の急坂。下りとはいえ、歩きにくく1歩1段では歩けない。2歩1段では、何時も同じ足が階段を下がる。時たま3歩1段にして調整を取りながらやっとの思いで車道に出る。すぐに獣道のような道に入り、今度は、「氷の池」を目指す。小枝が目の中に入りそうな小路を辿り、足許は谷川に滑りそうな思いに悩まされながら到着した「氷の池」は、コンクリートで固められ、そこに岩清水を引いて池としたもの。15センチ厚さの氷面を四角に切って氷として氷室に貯えていくそうだ。あっけないほど単純な仕組だが、目の前で見るとすごい自然現象を利用した産業と感じた。
 あとはひたすら歩き続け、秩父鉄道の踏切を越え、左折して長瀞渓谷に沿って1キロばかり歩き「史(チカ)」に到着。懐石料理をいただき、野上駅から帰京の途についた。

Posted by taichiro at 2008年02月04日 09:57