2007年09月01日

◎第484回【上野、谷中、、千駄木】

 9月1日(土)午前10時 =約10㌔=No.134参照
 不忍池弁天堂(上野駅徒歩5分)集合→上野公園→鴎外荘→天眼寺→へび道→よみせ通→谷中銀座→富士見坂→諏訪台通→西日暮里公園(休憩)道灌山通→狸坂→団子坂→やぶ下通→千駄木だんだん→解剖坂→日本医大前→根津神社解散
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 「根津池や 亀静かなり 滝の音」

◎第484回【上野、谷中、、千駄木】=約8㌔=
 9月1日(土)午前10時、不忍池弁天堂に集合したのは48人。生憎の小雨で、藤棚の下で打合せ。体操を省略して出発。天候のせいか、8月の猛暑は感じさせず、傘を差したり、窄めたりはしたが、快適に歩く。
 不忍池は一面蓮の葉っぱに覆われ、蓮が開花。緑とピンクのコンビネーションが素晴らしい。上野水上動物公園通りを歩き、鴎外荘で左折。天眼寺を横目に見て、へび道に入る。
 このへび道、元は、不忍池に注いでいた藍染川の流れていたところで、そのため、くねくねとした特徴のある道だ。そのままよみせ通に入る。目立ったお店は10円饅頭を今でも売っている。途中から右折して今度は谷中銀座に入る。この商店街、どういうものかあちらこちらからいい匂いがしてくる。短い通りなのに約60軒のお店が犇めいている。
 夕焼けだんだんの手前で左折。富士山のマークがついている珍しい街灯のある富士見坂へ右折して上りきると、目の前が諏訪神社。ここで休憩した。源為朝の山車で有名だが、その源為朝が公開されていた。大変な美男子で、今で言う「イケメン」。当時でも女性にもてはやされたと想像できる。
 西日暮里公園を縦断して階段で道灌山通に出る。

   「松虫の 今は寂しき 道灌山」  利

 途中工事中で、一本裏道を歩いて不忍通を渡り、狸坂を上る。途中に高村光太郎住居跡があったはずだが、その碑は今はなく、左に曲がった地点に兄の高村光雲住居跡がある。団子坂上から鋭角に右折。鴎外記念図書館を右手に見ながら藪下通を歩き、また右折して千駄木だんだんを上る。
 この「だんだん」歩幅にちょうどよく高さも緩やかなため、歩きやすい。ところが左折して今度は下りの階段は高さが不同で幅が狭く歩きにくいこと夥しい。近くにありながらこれほど違う階段も珍しい。
 その途中、「千駄木ふれあいの杜」があり、中に入った。この杜、屋敷森ということで、平成13年に文京区が開設した市民緑地とのこと。スダジイやムクノキ、シラカシ、イイギリ、ヤマモミジ、ヒサカキ、サザンカなどが生育され、倒木からキノコが生え、観察の対象になっているようだ。
 小さく一周した後、日本医科大学の敷地のような解剖坂を上り、左折して日医大つつじ通を左折。右側の根津神社に入り、参拝。境内で体操をして解散した。

Posted by taichiro at 2007年09月01日 17:34