2007年05月16日

◎第469回A[奈良・1~2泊の旅(10周年記念旅行)]

5月11日(土)午前6時、約41km 
東京新幹線乗車→京都→奈良→ウォーキング→奈良泊
12日 奈良→飛鳥→ウォーキング→奈良泊
13日 奈良→法隆寺→ウォーキング→大和小泉→奈良→京都→東京解散
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正式には法華滅罪寺という法華寺の庭では杜若が可憐に咲き、総國分尼寺の風情があった。

◎第469回A[奈良・1~2泊の旅(10周年記念旅行)]約41km 
 5月11日(金)午前6時、東京駅の新幹線に乗車したのは、先発組の14人。京都で近鉄線に乗換え、奈良に到着。ホテル日航奈良まで徒歩。ホテルに荷物を預け、平城宮に向かう。建物は再建された朱雀門が見えるだけでほとんど原っぱ。青空に映えた平城宮跡を眺めていると、古の奈良の繁栄が見えてくるから不思議だ。法華寺、海龍王寺、不退寺、興福院と巡り東大寺に入り、正倉院を見る。続いて久しぶりに大仏殿に入り、大仏を仰ぎ見る。穏やかな眠れるようなお顔を拝んでいると日頃の怒りや悩みが嘘のように晴れやかになってくる。人馴れた鹿や修学旅行生など大勢の観光客の間をすり抜けて興福寺国宝殿に入り、憧れの阿修羅像に逢う。理知的でかすかに眉毛の間に皺を漂わすお顔を見ていると、人間の愚かさを見透かしている気がしてくる。初日の薪御能見学組10人はそのまま、能舞台に向かう。日が暮れかかると気温がぐんぐん下がる。その上寒風! 寒さ対策不備のものは耐えられず、1時間足らずで退場、そのままホテルに戻った。
 2日目12日は、橿原神宮前駅で、後発組6人と合流。タクシー組、自転車組、徒歩組に分かれて飛鳥資料館に向かう。ところが「キトラ古墳玄武壁画展」初日とあって75分待ちか、1時半予約、2時予約とになってしまい、予約組は三々五々、予定の時間に合わせて行動。飛鳥寺、甘樫丘に向かう。甘樫丘からは飛鳥三山が見渡せ、絶好の景観。額田王もここから三山を眺めたかと思うと1600年の時空を超えてしまう。下丘して、亀石、鬼の俎、鬼の雪隠を見学。飛鳥資料館に戻り、玄武壁画をやっと見る。乗り慣れない自転車でアップダウンを繰り返したせいか、足腰が動かなくなり、橿原神宮前に戻り、自転車を返却、奈良へ帰る。2日目の薪御能見学組10人は興福寺に向かい、初日組は春日大社など奈良公園を散策した。
 最終日13日は、JRで法隆寺駅に向かい、駅前でバス組と徒歩組に分かれてスタートしたが、法隆寺に到着したのは同時。法隆寺前で記念撮影。境内に入り、五重塔、夢殿などを見学。続いて法輪寺、法起寺の三重塔と眺め、いわゆる斑鳩三塔に出会う。最後に慈光院に入り、抹茶をいただきながら庭園観賞。優雅な雰囲気に浸り、大和小泉駅から奈良に戻る。ホテルに預けた荷物を受け取り、京都に向かう。約3時間の余裕を利用して西と東の本願寺を巡り、駅で食事。20時発の新幹線で全員揃って帰京。3日間の充実した行程を無事終了した。

Posted by taichiro at 2007年05月16日 00:21