2007年04月22日

◎第466回[早稲田大学と狭山湖を歩く] 

4月21日(土)午前10時、約10km 
 西武線西武球場前駅集合(打合せ・体操)→狭山不動尊→いきものふれあいの里→ふれあい湿地→早稲田大学南門→所沢キャンバス(見学・学食)→正門(バス)→小手指駅解散
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早稲田大学所沢キャンパスにある織田幹雄記念陸上競技場

◎第466回[早稲田大学と狭山湖を歩く]約10km 
 4月21日(土)午前10時、西武線西武球場前駅に集合したのは、遅刻したお二人を合わせて、40人。駅前で打合せと体操をした後、スタート。
 まず、狭山不動尊に行く。短い石段だが、上りきった境内に御神木といわれる銀杏の大木がある。樹齢500年といわれ、貫禄に満ちている。「勅額門」「御成門」「丁子門」「櫻井門」といろんな門があるが、いずれもよそから移築されたもので、そういうものが、重要文化財として保存されている。
 櫻井門を出るとそこはユネスコ村のかつての駐車場。昨年6月閉鎖されたとのこと、たった半年ぐらいで見る影もなくうらぶれている。
 狭山自然公園に入ると展望が開け、狭山湖堤防を歩く。右側に湖が遠くまで見渡せ、その先には奥多摩の山々、まだ先にかすかに見える山波は南アルプス。新緑と若葉に囲まれた狭山湖の景観は素晴らしい。歩いていてもわくわくしてくるのが不思議だ。
 渡りきった後、山道に入るが、両側に金網が張られ、何となく鬱陶しい。それでも大根の花やスミレなど可憐な花が咲き、鶯やすずめのさえずりが陽春を謳歌している。「生き物ふれあいの里」や「ふれあい湿地」などに迷い込んでみたかったが、本日は早稲田大学見学が目的。
 早稲田大学南門にはM.H先生がわれわれを出迎えてくれた。早速、フロンティア・リサーチセンターの見学。途中の砂川堀(湿地帯)で大きなおたまじゃくしを見る。たぶん、トノサマガエルの前身だ。
 リサーチセンターは3月に出来上がったばかり、セメントの匂いが残ったままの建物。実験室なども見学したが、設備が整ったばかりでまだ研究に着手していないようだ。屋上にも上がってみたが、まだ苗を植えつけたばかり。ただし見晴らしは絶好。新緑が清々しく広がっている。
 再び南門に戻って所沢キャンパスの中に入る。起伏の激しい敷地に学舎を建てたらしく一歩建物の中に入ると階段を上っても下っても出入り口があり、地上に出る。不思議な感覚にとらわれながら広大な食堂に入る。メニューはバラエティーに富み、何を食べていいのか分からないほど。副菜は好きなものを選べるようになっており、市価の半額程度で食事ができる。最低150円で済み、500円も出せば一寸したご馳走が味わえる。かつての学生時代を思い出しながら学食を味わった。
 食事の後は腹ごなしに陸上競技場を一周して正門に向かう。半裸になって練習をしている学生を見ているとこちらまで若々しくなってくる。正門前にあるモニュメント。ペガサスに乗った少年の像に見えるが、高い塔の上にあり、逆光で黒ずんで見え、はっきりしない。
 バスがちょうど停留していたので、そそくさと全員乗り込み、小手指駅に向かいここで解散した。 

Posted by taichiro at 2007年04月22日 20:04