2006年12月16日

3.初期登録

3.初期登録
 ①「利用者識別番号」
 電子申告開始届の提出が終わると2週間ないし1ヶ月の間に税務署から書類が届きます。
 その書類の中で一番重要なものは「利用者識別番号」という16桁の番号ですが、この番号は電子申告に際して、いつも使用するものです。
 その下欄に「暗証番号」がついていますが、これは最初だけの仮番号です。
 ②e-TaXソフト
 CDでe-TaXソフトがついてきますが、これをインストールします。もっともこのソフトは
国税庁のホームページからもインストールできます。

 e-Taxソフトを開いてみましょう。いろいろ書いてありますが、操作は左欄で行います。
 まず、「利用者選択」をクリック。続いて「新規作成」をクリック。①の「利用者識別番号」を入力します。この番号はコピーしておくと後でまた使えます。利用者名はそのまま自分の氏名を使う方がベターです。
 OKを押すと今度は暗証番号の入力になります。まず、税務署から来た仮の暗証番号を入れると、その変更を要求してきます。その場合、約束事があって、大文字、小文字、数字の3種類を必ず1文字以上使って8字以上のものにする。たとえば ABCabc12 のようなものです。これで利用者が明らかになります。
 こんどは「利用者情報登録」をクリック。続いて「電子証明書登録」をクリック。電子証明書の登録にはカードリーダーライターが必要になります。単に自分の電子申告だけに使うとすれば、4,000円から20,000円近くもするものを購入するのはもったいないような気がする場合は、依頼する税理士がいる場合には、そこで入力する方法もあります。
 この初期登録が済むと具体的な申告や申請がいよいよできることになります。
 今後は、具体的な電子申告について、時に応じて解説してみます。

Posted by taichiro at 2006年12月16日 01:25