2006年12月16日

2.電子署名

2.電子署名
 書類を自分が間違いなく出したことを証明するためのもので、通常の文書では署名押印で済ませていることを電子的に証明するものである。
 いろいろな方法があるが、最も簡明でほとんど即時取得ができるのは、「住基ネットカード」を利用して「電子署名」を取得することである。
 すでに「住基ネットカード」を取得している場合には、市町村または特別区の場合は区役所の住民登録係に行き、電子証明書を付加してくださいといえば、書面を渡してくれるので、その書面に所要の記入をして提出すれば、直ぐに出来上がり、その際に暗証番号を自分で設定できます。通常は「住基ネットカード」の暗証番号と同じでもかまいませんが、できれば変えておいたほうがいいでしょう。問題はその暗証番号をどうやって覚えておくのがいいか。それは各人の考え方ですが、とにかく忘れない方法を考えてください。
 なお、「住基ネットカード」を取得していない場合は、一緒に手続ができますので、その際も係の指示に従って所要の記入を行い、取得してください。
 その際、持って行くものは、「印鑑」「自分を証明するもの、たとえば運転免許証、パスポートなど」「写真、縦4.5センチ横3.5センチ」だけです。なお、写真付でないものもありますので、その際は「写真」は要りません。ただし、「住基ネットカード」はいろんな証明にも役立つので、写真付の方がベターです。

 電子証明書の手数料は500円です。なお、「住基ネットカード」の手数料も500円です。
 もう一つ大事なことは、この電子署名を開くためにカードリーダーライターが必要なことです。カードと暗証番号とカードリーダーライターが三位一体となってパソコン上に電子署名ができることになります。これは市販されていますので、自分ですべて行う場合にはどうしても保有する必要がありますが、もし税理士に依頼する場合には、税理士が持っているカードリーダーライターが使えますので、ご利用ください。

次は、3.初期登録

Posted by taichiro at 2006年12月16日 01:05