7月8日(土)午前10時=約10㌔=
江戸東京博物館(JR両国駅徒歩5分)3階広場集合→木彫資料館→鼈甲資料館→大横川親水公園→業平橋駅→屏風博物館→江戸木目込人形博物館→羽子板資料館→曳舟文化センター(休憩)→藍染博物館→正覚寺→こんにゃく稲荷→小林人形資料館→八広駅→新四つ木橋→東向島駅→向島百花園解散
向島百花園の入口。今の季節、意外に花は少なかった。
◎第427回 [本所・向島ミニ博物館めぐり]
7月8日(土)午前10時、江戸東京博物館3階広場に集合したのは、今年に入って最高の53人。ぎりぎりに到着した会長、会報を手渡すのに、一人一人確認していた。これは出席者を把握するためのもの。目で顔を確かめ、名前を口の中で囁くと、意外に覚えてしまうものだ。
打合せと土休券の手配、それにW副会長の体操。天気予報では雨模様だったが、よく晴れ、その上湿気が多く、蒸し暑い。A、B、Cとグループで分かれて出発。A班はそそくさとスタートしたため、B班に所属して歩く。
木彫資料館はちょっと覗き、鼈甲資料館は閉まっていた。紅葉橋から大横川親水公園に入り、業平橋で道に出る。可愛らしい小梅橋を渡るが、この辺の地名がかつては「小梅」と称していたとのこと。言問橋東から検番通に入るが、検番はもともと芸姑が所属する場所。この辺が花街であったことが分る。三囲神社で小休止。
あるお坊さんが牛島近辺の祠から白狐にまたがった神像が納められた一つの壷を見つけたところ、どこからともなく白狐が現れ、神像のまわりを三度めぐって消え去った。この故事から「みめぐり」の名が起こったと伝えられているそうだ。
ここで先着していたC班に会い、今度はC班に所属し、墨堤通を直進、昔ながらの格子戸のある路地を通り、向島百花園に到着。ところがB班も間もなく到着。どうもC班のあとを付けたようだ。まともに歩いたA班は曳舟文化センターで休憩。そのあと、藍染博物館、正覚寺、こんにゃく稲荷とたどり、八広から水戸街道を通り約30分遅れで向島百花園に到着、解散した。=約10㌔=