6月3日(土)午前10時=約10㌔=
JR阿佐ヶ谷駅南口集合(打合せ・体操)→中杉通→善福寺川緑地公園→和田掘公園→松ノ木遺跡→大宮八幡宮→郷土資料館(休憩)→パール商店街→阿佐ヶ谷駅解散
写真は、コンクリート造の松ノ木遺跡
◎第422回 [善福寺川に沿って武蔵野の面影を散策]
紫陽花が彩りを増した6月3日(土)。午前9時50分にはいつもの顔ぶれは揃った。総勢44人。体操までの一刻は仲のよいファミリーの語らいにも似て、わがクラブの楽しみ。本日も曇り。MURATA Magicがこのところ効かないのは何故?
駅から南へ下る中杉通りは、欅が高く伸び、歩道もたっぷりとってあって、気持ちがよい。青梅街道にぶつかる(駐車違反はいかがかな)。
左折して住宅地に入る。成田西四丁目で広壮な屋敷を見かける。木造洋館2階建て。何者の屋敷だろうか。(雑学修士、何故出てこない。こういう時こそ君の出番だぞ)
荻窪団地辺りで戦後風のマーケットを発見する。速足もも子がニンジャのごとく抜いていく。
西田端橋で善福池川沿いの道に入る。川に沿って杉並区自慢の緑地帯が広がる。善福寺川緑地公園から和田堀公園の宮下橋までは何キロあるのだろうか。歩いている限りでは川の激しい蛇行に気づかない。
桜の実が落ちている。目を上げると、桜並木が続く。「来年桜の頃、自前で来ましょうよ」とB班の幹部が密議をこらしている。 大宮八幡宮の本殿からは越天楽が聞こえてきた。簡素だが、荘厳な結婚式が進行中である。
八幡宮を抜けると、右に野球場、左に競技場。競技場ではチビがサッカーをやっている。
以後のコースは取り立てて書くこともないと思ったら、昼食の席で松ノ木遺跡は必見だと建築探偵団から教えられた。
青梅街道からパールセンター商店街に足を踏み入れた途端、ゾクゾクする。仏壇屋、染物屋、鰻屋、豆腐屋、乾物屋、かまぼこ専門店。私好みの商店街であった。
突然、路地から歓声が聞こえてきた。中学校の運動会。バトンを渡す若い必死な表情が美しい。
12時06分、阿佐ヶ谷駅に到着。「今日のコースはよかったわ」という感想が背後から聞こえた。同感です。 [M.K記]