2004年12月21日

◎第349回[品川から丸の内]

◎第349回[品川から丸の内] =約8キロ=
12月18日(土)午前10時
品川駅港南口集合→芝浦中央公園→高浜公園→新芝運河→新芝橋→香取橋→東芝→東京ガス→イタリア庭園(休憩)→汐留→新橋→日比谷→東京国際フォーラム解散

◎第349回[品川から丸の内] =約8キロ=
12月18日(土)午前10時、品川駅港南口に集合したのは、49人。どういうものか、10月9日の台風襲来で順延した以来、土曜日は天候に恵まれ、順調に例会が続いている。それでも流石に日陰にいるよりも日向を求めて屯する季節になってきた。下の広場に下りて打合せと体操。
様変わりした港南口はオフィスビルの林立だ。その中を歩く我々は上から見ると蟻の群像に見えるかもしれない。芝浦中央公園は芝浦水処理センターの上に建造されている。かすかに悪臭はするが、ほとんど分からない。その中を通り抜け、小さな高浜公園を抜けると新芝運河の入口。
運河沿いの左側は住宅ビル、右側はほとんど産業ビル。この運河もかつては水運の用を成していたのだろうが、今は見る影もなくビルの谷間をひっそりと流れているようだ。それでも都会の喧騒を離れ、歩きやすい。オレンジの藻塩橋を越え、新芝橋で運河の右側に出て香取橋で再び左側を歩く。途中、横笛を吹く少女を挟んでデブッチョのサキソフォン奏者とかっこいいトランペット奏者という小さな楽隊に出会うが、これが何と銅像! 戯れに少女と肩を組んでみた。
旧海岸通を少し歩き、芝浦一丁目からシーバンスの庭園に入り、トイレ休憩。音楽を奏でる石柱の道やガラス屋根で温室になっているような建物の中では樹木が育っていた。東芝ビルの庭園を通り、浜松町駅に出る通路を通り、今度は東京ガスの庭園に入り、江戸時代に建造された石垣の復元に出会った。当時の石組みの素晴らしさは現在の技術でもよく分からない微妙なバランス感覚があったようだ。
旧芝離宮恩賜庭園を囲むように歩いて、イタリア庭園に到着。休憩した。セミヌードの大理石像=写真=が約10体ほど配置され、花壇とともに白っぽい姿になっているが、出来たばかりらしく、未だ周囲にマッチしていない。
ツインパークス、日本テレビ、カレッタ汐留と地上に繋いだ道を歩いたが、途中道を間違え、行き止まりになると地上に降りてまた上がる。そうなると方向感覚が鈍り、どこがどこなのか、さっぱり分からなくなるが、それでも何とか新橋駅にたどり着き、第一ホテル前からビルの庭園の中に入りこんだ。

「冬暖か 海風阻む ビルの群れ」    利

日比谷通りを少し歩き、帝国ホテルを過ぎて日比谷映画街に入る。相変わらずの雑踏だが、意外にアベックの姿が少なく、幼児を連れて歩いているのが男性で、周りに母親らしきものがいない。すでに役割が変化し始めたのだろうか。
「光の見つめる日本」を今年のテーマにルミナリエの最終準備に入っている丸の内仲通=写真=を悠々と歩き、鍛冶橋通から東京国際フォーラムに入り、体操をして解散した。ビックサイトで開催されているバーゲンを目的としたA班はさっさと歩き丸の内からバスに乗り、C班は汐留で解散したようだ。

Posted by taichiro at 2004年12月21日 13:43