2004年11月21日

◎第345回[古刹平林寺と野火止用水]

11月20日(土)午前10時=約13キロ= 
柳瀬川駅西口(東武東上線)集合→柳瀬川堤防→普光明寺→野火止公園→睡足軒の森(弁当)→平林寺(見学休憩)→史跡公園→黒目川→東久留米駅東口解散 

◎第345回[古刹平林寺と野火止用水] =約13キロ=
11月20日(土)午前10時、柳瀬川駅西口に集合したのは40人。昨日まで降り続いた雨が嘘のように雲一つなく晴れ渡っている。駅前広場で打合せと体操。近所の人が何事かと我が会報を1部欲しいと言ってきたので差し上げた。柳瀬川の堤防はところどころに水溜りがあって歩きにくいが、ほこりは立たず、水量の多い川の流れは澄み切って水鳥が我物顔に餌を漁っている。途中、自動車道を2箇所、無事横断した後、畑道に入り、普光明寺に到着。西暦806年に創建された真言宗の古刹。紺碧の青空の下、境内は冴え渡っていた=写真左下=。川越街道を少し通り、野火止公園で小休止。10分ほどの間に全員到着。昼食場所に予定していた睡足軒の森に入るが、ここは案外狭く、弁当を開く場所がない。そこで急遽、平林寺に入って紅葉の下で弁当を開くことにした。時は正に小春日和! 最盛期に入った紅葉=写真=は太陽に映えて絶妙の冴えを見せている。ここは南北朝時代に岩槻市に建立されたもので、江戸時代に入り、松平家が現在の野火止に移したとのこと。広大な境内は武蔵野の面影を今に残している。

「智恵伊豆の 墓に寄りそふ 櫨紅葉」 利

野火止用水本多緑道を辿り、史跡公園、西堀公園を通り、何の加工も加えず、自然のままに保護している金山森の広場に入る。住宅地の中に忽然と広がるベンチもなくトイレもない広場を見ていると、返ってそこに作為が感じられるから不思議だ。黒目川縁をしばらく歩き、東久留米市東部図書館前で久し振りにUさんに逢う。今住んでいるところが直ぐ近くとのこと。贅沢にも太極拳のオーソリティーに体操の指揮をしていただき、身も心も快くほぐれて気持よくなって、東久留米駅東口で解散した。 

Posted by taichiro at 2004年11月21日 13:10