2004年07月30日

◎第329回[夕涼み九段下・永田町・霞ヶ関]

7月24日(土)午後5時=約7キロ=
昭和館(東西線九段下駅2番出口徒歩1分)集合→田安門→北の丸公園→イギリス大使館→平河天満宮→議長公邸→山王日枝神社(休憩)→議員会館→特許庁→日比谷公園解散
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山王日枝神社へ入る山王稲荷坂は、びっしり立ち並んだ赤鳥居に囲まれた石段だ。

◎第329回[夕涼み九段下・永田町・霞ヶ関]=約7キロ=

7月24日(土)午後5時、まだカンカン照りの日差しを避けて昭和館2階の屋外ロビーに集合したのはゲストのお孫さん二人を含めて49人。快い風が吹き、まるで生きていることを謳歌するように蝉の声が激しい。

「夕蝉の どっと攻め込む 昭和館」    利

打合せと体操をした後、田安門から北の丸公園に入る。武道館前から西側の千鳥ヶ渕の遊歩道に向う。短い距離だが、一寸した起伏があり、落ち葉を踏みしめる感覚はなかなか乙なものだ。
国立近代美術工芸館前から再び千鳥ヶ渕の堤防を歩く。土道が歩くには最適だと認識しながら内堀通を横断しイギリス大使館の裏道を歩く。新宿通を横断して途中で右折。銅鳥居、力石、狛犬で有名な平河天満宮にお参り。裏門から出て月坂を下り、平河町で青山通を横断。広大な庭園を持つ議長公邸の裏道を歩き日比谷高校の裏門前に出る。右折すると急坂の新坂。通称「遅刻坂」といわれるそうだが、日比谷高生にとっては実感のこもった名称だ。
悪名高かったホテルニュージャパンの跡地はプルデンシャルタワーに様変わり。一旦外堀通に出てから再び山王稲荷坂に挑戦。びっしり立ち並んだ赤鳥居で異様な赤さに映えた石段をうんうん言いながら上る。やっと山王日枝神社の境内に着いて参拝を兼ねて休憩する。
神殿の脇に山王の神使「御神猿」が控えていた。これは古くから魔が去る「まさる」と呼ばれ、厄除・魔除の信仰を受け、また農業の守護神とする信仰が強く、俗に「さるまさる」といい、繁殖の獣として人々に愛され、犬と共に分娩の軽き安産の神としても信仰されている。この「まさる」に向ってじーっと手を合わせるうら若き女性の姿が印象に残った。
突然、神殿の中からドーンと太鼓の音。びっくりして時計を見ると午後6時。閉門の合図らしい。
正門から出て山王坂を上り、第1議員会館横で右折。特許庁横で左折。虎ノ門でまた左折。財務省と外務省の間を右折。直進して日比谷公園に入り、大噴水前で体操をして解散した。

Posted by taichiro at 2004年07月30日 02:56