2001年08月04日

花火客とは逆に歩く

◎第181回【夕涼み江戸川土手散策】
 8月4日(土)17時、小岩駅改札口前に集合する予定であったが、花火見物に来るお客さんでごった返す改札口を避けて北口の[交通安全の母子像]前に集まったのは43人。定刻、そそくさと歩き始め、直線で結構長いフラワーロードの終点近くで下小岩親水公園に入り、南小岩7丁目南児童遊園で打合せと体操をした。

単なる裏道のような下小岩親水公園を柴又街道まで歩き右折して千葉街道を渡り、そのあと左折して善養寺に向かうが、善養寺は花火客を恐れて残念ながら閉門。期待していた影向の松を見損なってしまった。お寺の裏手がもう江戸川土手。ここで花火見物に向かう面々と上下に別れて、ウォーキングメンバーは上流に向かう。
もうこの辺にも花火客がたむろするビニールシートが敷かれ、浴衣姿の家族連れやアベックがどしどし押し寄せている。花火客と反対方向に向かう異様なGNP。好奇の目を振り切るように土手を歩くが、適度の風と湿気のない河原は意外に快適で歩き易く、小岩菖蒲園まで一気に歩き、ここで休憩。昼間の暑さがうそのような涼しさだった。
ここから先は土手の上を対岸のうっそうとした里美公園を眺めながらなお2キロ近く歩き、上小岩親水公園にたどり着く。小さな滝から始まる人工的な水路が出来ていて周りの住宅地とすっかりマッチしていて歩き易く、水路には優雅な鯉が悠々と泳いでいる。
京成本線まで約1キロ。踏切を渡って今度は仲よし小みちに入る。どういうわけか親水公園では心地よく吹いていたそよ風がここでは吹いていない。水路がないせいだろうか。蔵前橋通りにすぐたどり着き、しばらく歩くともうスタート地点の小岩駅の北口だ。19時一寸前、花火客があふれ始め、北口でさえ、スタート時に比べ様相が変わっていた。解散した後、早々に帰路についた=約8㌔=。
 来年はこのコースを反対に回り、そのまま皆で花火見物に向かうことを考えてもいいようだ。

Posted by taichiro at 2001年08月04日 00:03