2001年07月21日

高層ビルと長屋同居

◎第179回【夕涼み隅田川河畔巡り】
 7月21日(土)18時、まだ暑さが残る牡丹町公園に集合したのは53人。流石に灼熱の日中とは違い、すっと吹く風にほっと一息。清澄通りに出て歩道橋を渡り、商船大学の明治丸をチラッと見て中ノ島公園に下りる。
ちょうど満潮になっていて、水辺の遊歩道は水が打ち寄せて一部水没していた。水がひたひたの飛び石を慎重に渡り、越中島テラスに出る。

ここからはなじみのコース。ゆさゆさゆれる橋を渡り、永代橋から隅田川テラスに入る。隅田川大橋、万年橋、清洲橋、そして新大橋手前で上にあがりトイレ休み。青テントを避け、新大橋を渡って一般道を歩き、中洲あたりからまたテラスへ戻る。清洲橋、下が通れるようになった隅田川大橋、一寸上がって豊海橋、そしてまた永代橋をくぐり、中央大橋を渡る。
にょきにょきと立ち並ぶ高層ビル群の姿は外国旅行をしているよう。橋のたもとの一画が何も出来てなかったがどうなるのかなと考えながら下をくぐって佃公園で休憩。
住吉神社を抜けて佃小橋を渡り、月島の西仲通商店街を通る。もんじゃ焼き屋のいたるところで若者達が並んで待っている姿を見る。とにかく賑やかで活気があり、あちこちから香ばしい香り匂って来る。腹の虫が鳴きはじめたが、空気だけ吸って清澄通りの信号を渡る。今回のコースで唯一の信号だ。
朝潮運河にかかる晴月橋を渡り、子供づれやアベックで賑わうトリトンスクエアに到着。エスカレーターで上がって花のテラスで、ギリシャ神話の海神トリトン像を見物し、階段を下りて、水のテラスでもぐらたたきのような噴水と戯れる子供を見ながら、体操して解散した。
動く歩道橋に乗って勝どきへ向かう人、食事をする人、大江戸線に乗る人、バスに乗る人と、三々五々、夕闇にまぎれ、瞬く間に消えていった。

Posted by taichiro at 2001年07月21日 23:57