2001年07月14日

神様見える水道蛇口

◎第178回【トトロの森を歩こう】
 炎天下の7月14日(土)10時30分、東村山駅に集合したのは約30人、体操会場の弁天池公園に早速向かったが、先着組がすでに10人あまりたむろしていて参加者はゲストも入れて44人だった。体操をした後、菖蒲で有名な北山公園に向かうが、もう菖蒲はすっかり終わってしまい、見る影もない。

茅葺屋根の民家園に立ち寄ってしばし見学してみたが、もうこの頃にはすっかり汗まみれ。酷暑の先行きが危ぶまれる。西武線の踏切を越えると目の前が八国山緑地。森の中に入るが、木陰はあっても風が吹かない森の中はやはり暑い。池の水もほとんど枯れ、今年の梅雨が空梅雨だったことがよく分かる。
尾根道まで登り、やっとそよ風の恩恵を受ける。それもつかの間、住宅地を通り、祭礼準備中の氏子達の間をすり抜け、50段ほどの石段が長ったらしいと思える階段をあえぎながら鳩峰八幡神社に到着。水道の水を見つけ、先を争ってタッチ、顔を洗ったり、タオルを濡らしたりして、やっと人心地。すぐ隣にある久米鎮座水天宮のだるまさんを眺めながらトトロの森2号地に入る。中を見物する余裕も失せて、看板だけ眺め先を急ぐ。しばらく住宅地を歩いて今度は西武ゴルフ場の裏側に出てコンクリート道を歩くが、猛暑が襲い、あえぎあえぎ、荒幡富士にやっと到着。もう歩く気力も失い、へたりこむ。ここでも水道の蛇口が神様のように見え、皆さんの人気者。ほとんど出しっぱなしで使ったため、溜まり場から水を溢れさせてしまった。それでも元気な人はいるもので1合目から9合目まで揃っている荒幡富士を登頂、頂上からの360度の景観を楽しんでいた。この市民の森で昼食。やっと人心地ついてから、住宅地を下り、下山口駅に到着。あとのトトロの森1号地、3号地はまたの機会ということにして、解散した。
暑い盛りのウォーキング。先を急ぐのではなくせっかく到着した森の中をゆっくり探索する余裕を持つべきだったと反省した。=約7㌔=

Posted by taichiro at 2001年07月14日 23:56