2001年06月24日

鷺や燕の群で楽しむ

◎第175回【玉川上水から祖師谷公園】
(私鉄五社企画武蔵野の路第2区)=約10㌔=
 6月24日(日)10時、井の頭公園駅に集合したのは40人。受付を済まし、井の頭公園入口で体操を実施、若干、他の参加者も一緒になって体操の輪に加わっていた。
公園の木々は今や深緑。枝にさえぎられた涼しさは格別だ。広大な公園を抜けると、今度は玉川上水遊歩道。この遊歩道には木屑が道にばら撒かれ、柔らかい感触で歩き易い。宮下橋から玉川上水を離れてしばらく住宅街を歩き、続いて仙川遊歩道に入る。

ここはかみそり堤防のふちを歩くという感じで、コンクリート道。それでも首の長い鷺やツバメの群れが目を楽しませてくれる。日照りはないのだが、だんだん気温があがり、蒸し暑くなってくる。風もほとんどなく、ひたすら歩く身には意外に辛い。
やっと甲州街道を渡り、京王線は、トンネルで潜り抜け、給田公園に到着。ここでお弁当休憩。やっと足を投げ出すことが出来、そよ風も吹き始め、人心地になる。Cグループは神出鬼没。追い抜けども追い抜けども姿を前に見せ、まるで蜃気楼。
横から出てきた黒い雲に追われるように立ち上がり、また仙川遊歩道の続きを歩く。広大で樹木の大きい祖師谷公園を突き抜け、知っていればここで食事をしたのに、と愚痴っても後の祭り。食事をしているウォーカーに垂涎の眼を寄せながら歩き続け、一度歩いたことのある成城学園にたどり着くが、桜木はすっかり葉桜。
小田急線を潜り抜け、すぐに右折。ひたすら自動車道を歩くが、ここまで来ると体中、汗まみれ。もう考える気力もなくなってくる。喜多見不動がどこにあるかを探る気にもならないうちに通り過ぎ、やっとゴールの喜多見駅に到着。完歩のスタンプを押してもらい、副賞のリゲイン、あっという間に飲み干し、解散。
コーヒー屋に入り、洗面所で着替えたが、今日ほど気持のいい着替えはなかった。真夏のウォーキング。水分と着替えは絶対条件。下手をするとこういう曇り空でも熱射病に罹ってしまうかもしれない。

Posted by taichiro at 2001年06月24日 23:52