2002年11月09日

七五三賑わう各神社

◎第243回【東伏見から吉祥寺まで】=約10㌔=
11月9日(土)午前10時、武蔵関公園に集合したのは41人。大正時代に整備された古い公園で、クヌギや赤松、とちのき、椋木、コナラの自然林のほか、約100種類の樹木が生い茂り、石神井川の遊水地にもなっている細長い池には松の島と芦の島があり、野鳥か我が物顔に飛び交っていた。園内には「円愚」の碑があり、真実という意味があることを始めて知った。
打合せと体操をした後、園内を一周し、東伏見駅前の赤鳥居から次の赤鳥居までくぐり抜け、東伏見稲荷神社に到着。折からの七五三で賑わう神社は、昭和4年、京都の伏見稲荷神社から分祠され創建された比較的新しいもの。伏見通りを直進し、広大な武蔵野中央公園に入って、A班は中央で、B班は入口で、ばらばらに休憩。

中心の広場では、子供達が歓声を上げて遊び、周りの樹木は真っ赤に色づき、正に秋たけなわ。武蔵野陸上競技場の横を通り、成蹊学園から勇壮なケヤキ並木が続く。歩いているだけで、ケヤキの呼気を感じ、胸の中が洗われて行くような気分。
しばらく五日市街道を歩き武蔵野八幡宮に入る。ここでも七五三の祝に盛装した子供達の姿に微笑む。サンロードを歩き、吉祥寺駅構内を通り抜け、雑踏の中を井の頭恩賜公園に到着。
本来は公園内を一周するつもりだったが、快晴であった天候が一転俄かに掻き曇り、雷鳴が轟き始め、ポツリと雨しずくに出くわしたため、急遽、ここで解散することにし、三々五々、食事にしたり、電車に乗ったりした。

Posted by taichiro at 2002年11月09日 19:48