2002年06月01日

新緑に霞む見晴台に

◎第221回【大山周辺】 =約8㌔
6月1日(土)午前8時、小田急線新宿駅発車の小田原行急行に乗車したのは、代々木上原駅で乗車したものも入れて、丁度30人。伊勢原駅に9時1分に到着。バスが5分に発車ということで、そそくさと乗車したが、全員乗ることが出来ず、一部取り残し、 鳥居前バス停の一つ先で下車、歩き始めるが、後発組はそのまま大山ケーブル駅までバスに乗ったので、先発隊は途中で追い越され、「歩くために来たんだから歩くほうがいいよね!」などといいながら、大山宿坊街の階段を上り、大山ケーブル駅で合流。

団体割引を利用してケーブルに乗る。新緑に彩られた大山の見晴らしはケーブルカーからも見渡すことが出来た。阿夫利神社下社で下車、鳥居の前で打合せと体操。お土産屋さんから好奇の目で眺められ、中には一緒に身体を動かしていた店員さんも居た。
しばらくは緩やかな下りで快適な山道だったが、すぐに上りになり、息が切れてくる。上を向くと反って苦しくなるので、黙々と下を向いて歩いてもう止めたくなった頃、タイミングよく見晴台に到着。ここで昼食にする。ここから今来た道を引き返すという約10人の仲間と分かれて、九十九曲を歩く。下りばかりだが、足許はあまり芳しくなく、足の着地地点に注意しながら歩く。前日が雨だったり、天候が悪いとこんなにはうまく歩けないと幸運に感謝しながら歩いたが、それでも普通のアスファルト道に出た頃は膝ががくがくしてしまい、速く歩けない。
クアハウス山小屋の近くでは鱒釣りをしている団体客や幼稚園児の群れが居て賑やか。日向渓谷の流れや滝を見ながら薬師林道に入り、裏から日向薬師に到着。茅葺の本堂は珍しく、境内には樹齢800年といわれる二本杉が貫禄を見せ聳えていた。
小休止をしたあと、日向薬師バス停まで下るが、この参道がなかなか急。これを上るときの苦しさを想像しながら下ったバス停に都合よくバスが待機していてすぐに乗り込み、全員座ったまま伊勢原駅まで行き、ここで解散した。

Posted by taichiro at 2002年06月01日 19:10