2002年05月11日

工夫された環境造り

◎第218回【堀切菖蒲園から西亀有せせらぎ公園】=約9㌔=
 5月11日(土)午前10時、袋橋公園(千代田線綾瀬駅徒歩2分)に集合したのは36人。打合せと歯切れのいい徳江さんの体操をした後、出発。
元隅田川は駐輪場になり古隅田川は自然再生地域とのこと。「元」と「古」の違いはよく分からないまま、小菅下水道処理場を利用した小菅東スポーツ公園に到着。狭いながらも日本庭園までも造られ、池には紫色の花が咲いていた。名札を見ると花菖蒲。地元のご老人の憩いの場所になっているようだ。

平和橋通りをしばらく歩き、堀切5丁目で右折すると京成堀切菖蒲園駅。菖蒲七福神が並んで迎えてくれた。堀切菖蒲園まではゆったりした歩道が整備され、沿道の家々では工夫を凝らした植木鉢に色とりどりの花が飾られ、目を楽しませてくれた。
園内で見学休憩。この休憩時間を利用して16日からの鳴門旅行の参加者が集まって打合せを実施。園内の花菖蒲、たった一輪咲いていただけで、盛りはまだ。
落胆しながら小さな路地を通って堀切四季のみちへ出る。街灯がこけし人形風に工夫され、整備された歩道だが、人があまり通らないせいか、所々にこけが生え、滑りやすそうだ。西光寺横を通ってみどりの散歩道を歩き、お花茶屋駅脇を横断して曳舟川親水公園に入る。
直線約3キロの細長い公園には小さな田んぼが作られ、教材用に稲作が出来るようだ。浅い流れには、当時曳かれた小舟や曳いている人、鷹狩の模様などのレプリカが配置され、水遊びも出来そう。途中にバラ園があり、丁度見ごろ。ただ立札があり、このバラを切り取っていく不届き者がいるらしいことを知り、悲しくなる。
上千葉砂原公園でトイレ休憩。道路や信号の交通指導やポニーの乗馬、小動物との交流なども出来るようになっており、子供達が大勢いる。
西亀有せせらぎ公園、藤塚東・西公園、砂原第二公園、下河原公園、交通公園と公園のはしごをしながらゴールも東綾瀬公園。
足立区から葛飾区を半周したような半日。どぶ川や水路が暗渠になって公園や遊歩道になったり、きれいに整備された小川になったり、工夫された環境造りを満喫したウォーキングだった。

Posted by taichiro at 2002年05月11日 17:55