2002年05月04日

花を探して名前探る

◎第217回【石神井川を辿って石神井公園へ】 =約12㌔=
連休の中日、5月4日(土)は爽やかな五月晴れに恵まれ、気温も快適。有楽町線氷川台駅から集合場所の高稲荷公園へ石神井川に沿って歩き始めるが、結構時間がかかる。途中行き止まりのような廃屋にぶつかるが、道が堤防を膨らませて作ってあった。人も住んでいない家屋のために相当な予算超過が生じたようだ。
午前10時、公園で体操をしたあと、早速出発。あまり快適な遊歩道とはいえないが、それでも沿道の家々が丹精を込めて色とりどりの花々を育てているようで、いっせいに咲きそろっている花の名前を探りながら歩けるのは気持がいい。

豊島園の正面を通ったが、流石に人出が多く窓口に行列が出来ていた。無料の向山庭園に入り、しっとりした和風庭園の静かさをちょっぴり味わい、向山公園で休憩。
住宅街を通り抜け、再び石神井川遊歩道を歩く。目白通りが工事中のため、迂回して三度び遊歩道に戻り、西武池袋線の練馬高野台横を通り抜ける。川沿いはテラスで水際を歩け、環八通りは珍しく道の下を通れるようになっていて、横断に苦労しなかった。
山下橋で石神井川を離れ、すぐに和田堀緑道に入るともう石神井池。ボート客も並んでいるほどの盛況。のんびり散策している大人や、水遊びをしている子供達を眺めながら高い木立の中を長い石神井池の横を通り、今度は三宝寺池に向う。左手の小高い丘は石神井城址とのこと。かつての栄華を偲びながら上がってみてまた池に戻るが、この池、井の頭池と善福寺池と並ぶ武蔵野三大湧水池の一つ。
コナラやクヌギなどの雑木林の中の散策路を歩いているとなかなか優雅。キャンバスに向い筆を走らせている人も結構いた。浮見堂から蓮の花も眺められ、野鳥や水鳥に同化したような気持になって初夏の新緑を堪能しながら一周して解散。三々五々、石神井公園駅にむかった。

Posted by taichiro at 2002年05月04日 17:54