2002年03月16日

不思議な旧渋谷川道

◎第210回B【原宿青山都心流自然散歩】=約8キロ
3月16日(土)午前10時、千駄ヶ谷駅に集まったのはB班4名、C班3名(他のGNPの方はすでにスタートされたらしい)。
文字通りの春うららのウォーキング日和、スタートも30分遅いせいか混雑もない。国立能楽堂の後側の住宅街を通って、すぐ鳩森八幡神社。ここは枝垂れ桜が見事! この道はGNPで新宿御苑へ行った時の「いつか来た道」を反対に歩いているのだと気づく。

都営霞ヶ丘団地、国学院校舎、青山熊野神社と大きい建物があるのに、狭くて古い落ちついた道である。ブラジル大使館を過ぎたら外苑西通りを歩道橋で渡って、ここもいつか来た道、旧渋谷川遊歩道を歩く。狭い道に面白味が一杯でキョロキョロ!
コンクリートの割れ目に可憐なスミレ。摩訶不思議な面白おかしい変った建物。何故かわからないけど道端にズラーッと並んで座している若者。古い家並の中に突然の高層マンション建設と建設反対の看板etc.
表参道に出てハナエモリビルを右折。骨董通りを通り抜け、左折して岡本太郎記念館へ。庭に多数の巨大な岡本芸術が展示してある。どれも何だか童子の可愛らしさを感じて、庭だけで満足。本日の一番である。青山霊園の桜は残念ながらまだまだ莟が硬い。
青山いちょう並木は緑陰や黄金色の並木とは想像も出来ない風景だった。ただ濃い茶色でゴツゴツと荒々しい巨木が真っ直ぐに鋭く天を突いている様子に息をのんだ。この裸の大木に早く若葉の柔らかい衣をきせたいもの。
外苑を右にまわって、紅枝垂れ桜の下を信濃町駅へ。
ゆっくりと2時間位の楽しいウォーキングだった。  (T.M記)

Posted by taichiro at 2002年03月16日 17:42