2000年04月15日

◎第115回【伊豆城ヶ崎海岸ウォーク】

あいにくの雨模様だったが、4月15日(土)午前7時30分、予定していた26人全員が新宿駅から小田急ロマンスカーに乗車。一路小田原へ向かう。小田原からJRに乗り換え、伊東へ。伊東からバスで集合地富戸駅へ。大変スムーズな乗換えで10時35分到着。ところが受付で戸惑っているうちにお二人がどうも居ない。しばらく待ったが、先発したらしく見当たらず、最後の11時になって歩き始めた。

 いきなり急坂を下る感じで、富戸漁港へ。雨が本降りになり、合羽や傘の雨具で武装。ぼら納屋のトイレを横目に海の吊橋まで一気に歩く。高い所にあり下を覗くと結構恐怖心もあるが、意外に堅牢な吊橋で、少々の揺れではびくともしなかった。真っ白な門脇灯台の威容を見て、八重桜の並木道を通ったが、ここは瀟洒な別荘が建ち並び、優雅な雰囲気。城ヶ崎海岸駅にちゃんと向かった人はジュースがもらえたそうだが、うっかりソメイヨシノの桜並木へそのまま進んだ。伊豆海洋公園に到着。サーフィン広場に入って雨宿りしながら弁当を開く。後続隊を待ったが、待てど暮らせどやってこない。(後から聞くと公園に寄らず、そのまま蓮着寺に向かったとのこと。)
約30分休憩して表示に釣られてもう一つの「海の吊橋」に向かったのが運のつき、結構面白い崖道を下がったり上ったり、途中、30メートルぐらい真下まで見通せる洞穴に遭遇したりしてやっと近づいた海の吊橋。ところが左横に自動車道が見えるではないか。灯台もどうも見た覚えがある。なんと、門脇灯台だ。雨の中、艱難辛苦して元に戻ってしまった。もう一度、桜並木や崖道を通る元気も無く、自動車道をとぼとぼと海洋公園に戻る。蓮着寺前の炊き出しで鍋底の味噌汁をいただくが、もう一番ラスト。何時に出たのか、と聞かれて恥を掻く。
急いで自然研究路に入るが、アップダウンがきつい。晴れていればさぞかし気持のいい道で、途中の景色も絶景のはずとの思いはあっても、ただただ歩きつづける。周りの人は、あんなに急いで、きっと電車の時間が決まっているんだ、と話していた。「いがいが根」も「とよ」もただチラッと見ただけで通りすぎる。やっと本物の第2の海の吊橋にたどり着く。渡ってすぐまた引き返すとのこと。どうも悪天候でコースを少し変更したようだ。あとは一般道をたどって伊豆高原駅にゴール。
とうとう最後まで雨は上がらなかった。ここから直接伊豆急電車で帰る人。一泊してゆっくりされる方。そして半数の13人はバスを乗り継ぎ、伊東駅へ。伊東駅からJRで熱海。熱海で乗り継ぎ小田原へ。小田原から18時発のロマンスカーに乗るが、グリーン車を借り切った状態で新宿に19時10分到着。ラーメンが冷えた体に大変な贅沢に思え、満足してそれぞれ帰途についた。
晴れた日にぜひもう一度挑戦してみたい気分である。

Posted by taichiro at 2000年04月15日 14:28