2000年03月18日

◎第111回【神楽坂・市谷・茗荷谷】

3月18日(土)は、4月中旬の陽気で暖かく、絶好のウォーキング日和になった。
足取りも軽く江戸川公園へ行くと、卒業式を終えた中学生らしい集団で、かなり混み合っていた。桜の花も春の輝きを秘めて、出番を待っているようだ。

今日のコースは坂道の連続とのことで、皆、それぞれに心の準備をしてきた様子で、公園を後にした。地蔵通りの商店街は春の日差しに誘われて歩く人達で、にぎやかだ。人々の傍らを春風のようにすり抜けた我々は、同潤会アパートを横目に相生坂を経て神楽坂へと向かう。肉まんが有名な「五十番」の角を曲がり、細い路地を探検気分で抜け、市ヶ谷方面へ出た。ここからは、近代的なビルや、印刷・出版関係の建物、自衛隊の駐屯地などがしばらく続く。
亀岡八幡宮での休憩の時、B班C班も一緒になった。C班はここで解散したようだが、A,B班はお寺の多い薬王寺町、原町を通り、出発してすぐに通った水道町の交差点を横切って小日向公園での眺望を楽しみ、深光寺にある滝沢馬琴のお墓の前で解散となった。狭い地域の中、伝統の残る町、活気のある生活の場、産業の街、そして防衛施設と、東京の多面性を再認識したウォーキングだった。=参加57人,12キロ=   [Y.N 記]

Posted by taichiro at 2000年03月18日 14:22